5年ぶりに元職場の先輩と再会した。私より15歳以上年上で、いつもお洒落で話も面白く、憧れの先輩。一緒に働いていた頃は、色んな話を沢山して、彼女との思い出は楽しいものだった。 そんな彼女から連絡をもらい、やったー!と無邪気に喜んでいた。 ┈┈ ••✼•• ┈┈ 再会の時間は、懐かしさと楽しさであっという間に終わった。でも、何だか恥ずかしさを感じてる自分がいることに気づいた。 それは、たぶん、彼女と働いていた頃の自分の未熟さを思い出したから。 良く言
ふと気づいた。 『恋バナとチョコレート』で登場した女子高生は、もう女子高生を卒業している。出会いも多くなっただろう。恋人、できたかな。 また、恋バナ聞きたいな。
何年ぶりだろう、大学の先輩(女性)と再会した。再会という言葉よりも、見かけたという表現が合ってると思う。名前はしっとりとした女性の印象をもたせる響きだけど、本人は常に動き回っている活発な少年という感じで、いつも好奇心に満ち溢れている人だった。化粧っ気はないけど、アイラインを引いたように目の輪郭がはっきりとしていて、くりっとした瞳が印象的だった。 ┈┈ ••✼•• ┈┈ 先輩を見かけたのはたまに行くスーパ
とある女子高生の恋を、彼女の母親を通して聞いていた時の話。 彼女は高校に入学してから、いつも恋をしていた。だけど、彼女の恋はいつも淡く、相手と気持ちを探り合う段階には辿り着くけど、成就はしない。聞いていると、甘酸っぱく、歯がゆく、もどかしい。私はその恋バナを一喜一憂しながら聞くのが楽しみだった。まるで、連載漫画を楽しみにしている一読者のように話に耳を傾けていた。 ┈┈ ••✼•• ┈┈ ある日、彼女の恋に進展があった。意中の彼とデートに行ったのだ。
20代、私には友人と言える存在と好きな場所や物に囲まれていたと思う。全てが上手くいっていたというわけではない。将来に迷い、人間関係に悩み、上手くいかない恋愛にヤキモキすることもあった。だけど、目の前には拠り所といえる存在が確かにあった。 ┈┈ ••✼•• ┈┈ 日常の中で起こる小さなモヤモヤや疑問、迷いを、あれやこれやと言い合える気の置けない友人。結局、悩みは解決しないのだけど、話し合うことで前に進むことができた日々。 とある建物の一階にひっそりと佇