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紙袋が捨てられないの。

 また溜まってしまった、大量の紙袋。ブランドのロゴ入り紙袋、人気の洋菓子店の洒落た紙袋、プレゼントが入っていた作りの良い紙袋…。

デザインや色だけでなく、硬めの紙質の袋だったり、取っ手のヒモが光沢のあるリボンだったり、小回りがききそうな大きさだったり、マチが広かったり…。

そんなこだわりが見える紙袋に出会うと、気分が上がる。そして、いつ使うか分からないけど、手元に置いておきたくなる。見た目も綺麗だし、ちょっとしたお土産や何かを手渡しする時に使えるだろうと取っておいたら、増える増える。

そして、そんな事をしているうちに、だんだんとかさばって、少し型崩れや折り目がついてしまい、結局1年後だったり、2年後…いや3年後に片付けついでにさよならをしてしまう。

その繰り返しは分かっているのに、綺麗な紙袋が手に入ると嬉しくなって、ルンルンで紙袋を収める大きな紙袋へ直行するのだ。紙袋in紙袋だ。

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 片付けのプロが見たら、断捨離という言葉が出てしまうかもしれない。言い訳のようだが、私は不要になった物はすぐに処分するタイプで、ミニマリストではないけど、溜め込むタイプでもない。ただ、紙袋だけは別なのだ。

シンプルに、紙袋が好き。だから、捨てるという選択をしない。という事にしよう。

これを読んでいるあなたにも、これだけは捨てられないがあるかもしれない。それは、その物が好きということではないだろうか。

 ただ、溜め込む時に一つ気をつけていることがある。それは、埃まで溜め込まないということ。いつの間にか溜まる埃。埃が多い紙袋を見てしまうと、せっかく大切にとっておいた紙袋もゴミ箱行きになってしまう。何よりテンションも下がる。

好きな物は大切に溜め込み…いや…保管という言葉が適切だ。

 改めて、お気に入りの物は大切に保管し、埃は溜め込まない。これが物を捨てない時の流儀としよう。


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