志村和

通信制高校生。2024年7月開設。 投稿ジャンル:エッセイ、詩、書評 投稿時間頻度:2…

志村和

通信制高校生。2024年7月開設。 投稿ジャンル:エッセイ、詩、書評 投稿時間頻度:24時過ぎ週4~5本 古臭い趣味と言われがちなセンスを持ち、カレーが天敵。 好きな言葉は「袖振り合うも他生の縁」

最近の記事

  • 固定された記事

【初投稿】自己紹介、小話【はじめてのnote】

こんばんは、志村和と申します。軽い自己紹介、今後と小話の初投稿です。 自己紹介 名前:志村和(しむら ちか) 出身:兵庫県 職業:高校生 好きなもの:文章を書く、スパニッシュギター、全力でふざけること 苦手なもの:文章以外に熱中すること、カレー 今後 日常エッセイや読書感想、文章に関する知識共有がメインになりそうです。 通信制高校に通っているので、更新はこの時間帯にひっそり上げます。 同級生に「実はブログ書いてるんだよね」と言ってスッと見せれるレベルまで息を潜めるので、X

    • 没個性【自由詩】

      味のしないガム 色落ちしたカラーシャツ 炭酸の抜けたラムネ 彼らを『没個性』と呼ぶ誰かがいた 路傍の石ころ 路を割り生える草花 砂漠に埋もれた砂粒 彼らを『無価値』と一蹴する誰かがいた 誰かの言葉が大きくなって 『当たり前』や『常識』になり始めた 「本当に?」と不思議そうに言う誰かもいた  味のしないガムは風船に 色落ちしたカラーシャツは背負われて 炭酸の抜けたラムネはシロップ風味 路傍の石ころは水を跳ね 路を割り生える草花はたくましく 砂漠に埋もれた砂粒は風に運ばれ

      • 24時の一区切り

        こんばんは、志村和です。 とうとうお盆に突入しましたね。 お盆に入ったところで、ブログ更新に休みはありません。 のびのびとした気持ちと安定した更新頻度の両立目指して、 今週の振り返りです。 今週の振り返り 今週1週間は、私生活がかなり忙しかったです。 学校の部活動が本格化して、課外イベントに参加して… おそらくここ数日で、脚に筋肉が形成されたのではないでしょうか。 筋繊維の躍動をひしひしと感じています。 裏話 今週は2本投稿できました。 頑張ってペースを戻そうとしたの

        • きぼう【自由詩】

          《19時58分より》 プリズムをたくさん重ねた光を放ち 日差しを跳ね返したディスクの色彩は 東の空へと越えてゆく あなたは紛れもなく 今宵の空のトップスタァでした

        • 固定された記事

        【初投稿】自己紹介、小話【はじめてのnote】

          神の戸口は保たれた【書評】

          ―隣市には、神様がいた どうもこんばんは、志村和です。 今回はやってみたかった書評をしていこうかと思います。 文章表現についての感想みたいな内容なので、エセ書評ということで。 今回読んだ本は、吉田篤弘の『神様のいる街』です。 あらすじ 神戸と神保町をテーマにした、筆者の青年期の自伝的エッセイ。 これらの街での経験や思い出を通じて、自身の成長や人生の転機を描いている。 実在する文学や店舗が登場。筆者は最終的に、どこへ行きつくのか。 概要 ジャンルはエッセイ、あとがき含

          神の戸口は保たれた【書評】

          24時の反省会【振り返り、裏話、今後】

          こんばんは、志村和です。 今週一週間お疲れさまでした。 夏休みの方、そうでない方(私は後者)も 夏の暑さと程よい距離感で付き合って乗り切りましょう。 Let's振り返りタイム。 今週の振り返り 今週は提出レポートに追われていました。 今週金曜日提出が5本あるぜ…と遠い目をしていましたが何とか提出。 そして今日はオープンキャンパスで人里に下りて荒波に揉まれていました。 スリルのある一週間でした。 裏話 今週はなんと2本しか投稿できませんでした。 「一週間に5~6本を目標

          24時の反省会【振り返り、裏話、今後】

          モノクロフィルム:夏模様【心情エッセイ、夏の連続投稿チャレンジ】

          夏になると、なぜかノスタルジーな曲を聞きたくなる。 動画サイトは、切ないピアノやギターの履歴で埋め尽くされる。 whiteberryの夏祭りのような明るい曲も聞くけれど 井上陽水の少年時代をじっくりと鑑賞する方が好きだった。 夏を振り返るような穏やかな曲から、夏が始まる。 私にとっての夏は、映画みたいな存在かもしれない。 夏だからと言って特別何かをするわけではなく 誰かの誘いを断って、後から夏の思い出として聞き返す。 「ここに行きたい、こんなことしてみたい」 それは

          モノクロフィルム:夏模様【心情エッセイ、夏の連続投稿チャレンジ】

          紺色と青【心情エッセイ、夏の連続投稿チャレンジ】

          紺の雫の中折れハット。さっと涼風を起こす携帯扇風機。 欲しいと思っていたものは、大体買いそろえてしまった。 夏に限らずいうなら、両手じゃ抱えられないぐらいにはなるだろうに。 この夏欲しい物。 ラムネ?アイス?セミの抜け殻?もっと形無いモノ? 夏の風物詩が、頭に浮かんでは消えていく ――もっと身近でもっと手の届くような一番ワクワクするものはないの? ふと今年買った中折れハットが思い浮かぶ そうだ、新しいズボンが欲しい あの深海みたいな濃紺に似合う、紺色のズボンが欲しい

          紺色と青【心情エッセイ、夏の連続投稿チャレンジ】

          24時の小休憩【振り返り、裏話、今後】

          こんばんは、志村和です。 早いものでnoteを始め一週間が経過しました。 日曜日の夜(日付は月曜ですが日曜24時ということで)は、一週間の振り返りと軽い裏話にしようかと思います。 ということで早速… 今週の振り返り  今週一週間を一言で表すなら、 『モチベの乱高下~3歩進んで5歩下がる~』 ですかね。読書やエッセイ、詩を書いたりと文章面は順調ですが、学校関連が後回しになっていたという。学生としてあるまじき姿を晒しています。 裏話  今週は初投稿記事を含め5本投稿できま

          24時の小休憩【振り返り、裏話、今後】

          三年越しの涼風【風景エッセイ、夏の連続投稿チャレンジ】

          まるで床と一体化してしまいそうなほど過酷な夏。数年前まで換気ひとつでどうにかなっていたのが夢のよう。儚き夢を現実にする術を、私は知っている。 床に寝そべる。目を閉じる。意識を脳に集中させる。高音を出すときみたいに、頭のてっぺんあたり、グッと寄せるように。 そして記憶をたどり始める。一か月、半年、一年、二年、…。もっともっと前に。一歩一歩着実に。そしてだんだん、見えてくる。そう、それは三年前のお盆休み。 (グネグネと曲がった、アトラクションのような高速道路。降りた先に広が

          三年越しの涼風【風景エッセイ、夏の連続投稿チャレンジ】

          レトロギモン【心情エッセイ】

          レトロゲームと言われると、どのハードを思い浮かべるだろうか。ゲームボーイ、スーパーファミコン、PS、etc… しかし、そういったハードは普通の店じゃ中々お目にかかれない。 「名前やゲームは知っているけれど、実際に見たことがない」というにわか懐古厨な私がとある店で出会ったレトロゲームが、NINTENDO64なのだ―― ということで、今夜は64からインスピレーションを得てササっと書いたエッセイです、はい。 レトロギモン 今、私の前にあの64がある。NINTENDO64が、動いて

          レトロギモン【心情エッセイ】

          そらの国より【自由詩】

          きらきらひかるおそらの星は ぼくらをじぃっとみています まばたきひとつ することもなく 食い入るように見ています (Twinkle twinkle little star…) ちかちかひかるおそらの色は ぼくらの上をおよぎます ういてはしずみ ういてはしずみ 会釈だけしておよぎます (Up above the world so high…) おそらの星はおじいさま おそらの色はあかんぼう おそらの星はむかしのこと おそらの色はみらいのこと きらきらちかちか瞬いて (Lik

          そらの国より【自由詩】

          生き返る/蘇る【日常エッセイ】

          「麦茶おいし~生き返るわ~!!」 隣から聞こえた言葉は、焼けるような暑さを吹き飛ばす。ここ最近気温30度越えが当たり前となっていて、外出後の麦茶1杯が習慣と化していた。ちょうど年の離れた友人と出かけた後だったため、今日の習慣には友人がいた。 「今何となく『生き返る』って言っちゃったけどさ、生き返ると蘇るの違いってなんだろうね?」 独特な感性の友人から出た素朴な疑問。こういった何気ない日常を、不思議そうに見つめるところが彼女のよいところだと思う。買ってきた菓子パンをほおばりな

          生き返る/蘇る【日常エッセイ】