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#エッセイ

心を知る人にだけ

心を知る人にだけ

心なんて形にもないし見えないし、
難しくて厄介で簡単に語ることなんてできない。
それでも美しく見える時はあって、
私はやっぱりここが好き。

誰かの想いが、何かの作品が、日常が、どれも繋がる。
情動という文字どおり、感情の動きには敏感で
喜びも悲しみも同じくらいに、心は激しく動きまくる。

心ってなんだろう。
分かろうとしてくれる人には開けるもの。
たぶん、軽いものだなんて思ってないからだ。
その

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優しい反応のカタチ

優しい反応のカタチ

思うままでいいよ。心のままに。
無理しないって、簡単に言葉にはできるけど難しい。
だって実際どんな風に?って思う。
無理しないで生きられる方法さえ探し続けている。

きっと気付かないストレスは膨れ上がってて、
ふと何かの拍子に無意識の反応をする。
その反応を無視することが無理なんじゃないのかな。
これも自分を守るため。
誰も悪くないし、何も間違ってない。

本音とたくさん向き合ってくればくるほど、

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開花の音

開花の音

自分に足らなかったものに気づき始める。
自分の弱さに向き合い始める。
まだまだ開花していない蕾がある。

自分の意思、決断力、瞬発力、思考力。
こんな風に誰かから見た自分は映っているのだと、
それが自覚を持って行動するということだ。

感情だけではどうにもならないことがたくさんある。
それでも私はどこか感情ばかりを追い求めしまう。
そんな習性だからこそ余計に苦しいこともある。
気になることも、無視

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この世界は心の鏡

この世界は心の鏡

この世界は、心模様でできている。
そんなことを思いながら、青空の下を車で走らせた。

こんな町、こんな世の中、こんな居場所なんてと
暗がかってしまう時はきっと心も曇りがかっている。
とてもご機嫌で同じ景色を見た時、そこはまるで別世界。
こんな町でも、こんな世の中でも、こんな居場所さえも
なんだか許せるし、愛せるし、何より優しくいられる。

何もないと嘆く田舎道も、遠くに白がかる山々も、
たまにはい

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知り尽くせない感情

知り尽くせない感情

人の黒い部分は、自分を守るための防衛的発散。
全てを真に受けなくてもいい。
でも知ろうとすることは大事だ。
それを上手くコントロールできる人こそ真の大人。

むやみに言わないだとか、信じてみるとか、
自分との違いだとか、好き嫌いだとか……
本当に数えきれないくらいの課題や難題がある。

怒りなんて全く経験してこなかった私からしたら、
今、何年もの怒りで爆発していた。
こんな自分を見ることになるとは

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不安を打ち消すために

不安を打ち消すために

不安っていつも漠然とやってくる。流れてくる。
無意識に感じる、”肯定的に受け取ってもらえない”
そんな気持ちの現れなんだろうなと、ふと思った。
だから自分の話す言葉も不安だし、
相手から言われる言葉もいちいち不安。

あまりに自意識過剰すぎると話すことさえ怖くなる。
否応なしに言われた言葉でさえ気にする。
あぁ、こういう所なんだろうなあって思う。
言うこと思うこと、全部嫌になってしまったら辛い。

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どの世界線も好きでいられたら

どの世界線も好きでいられたら

”この先どの世界線を生きていくのだろう”
気付いたらそんなことを思い浮かべていた。
”どの世界線も好きだなあ”
そう思えたなら、きっと丸ごと愛せるのに……

人は無意識に、選択肢を何個も浮かべているんだろう。
そこに何か一つでも自分にぴったりくるものがあれば、迷わず進んでいけるのだと私は思う。

無意識に歩みを止めざるを得ないこと、
それは何かわだかまりの始まり。
いつでもどこでも、自分との向き合

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心からの愛と感謝を

心からの愛と感謝を

”疑わなくて済む人が好き”
この人なら信じられる、そう思えるから……

裏とか、影とか、黒とか、偽りとか、仮面とか、
そういうのを感じさせないでいてくれる人。
微塵の不安にもならずに、心の底から信じられる。
そんな人の言葉はなんだって嬉しいし、強さに変わる。

優しさや愛がこれでもかと伝わってきたり、
からだ全部を使ってそれを表現してくれることが
目を逸らさせない魅力を感じている。
そんな人ほど、

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そんな自分でいいよ。

そんな自分でいいよ。

必死で何かを守っているのか、
必死で何かを遠ざけているのか、
たまに分からなくなるんだ。

それなのに、いとも簡単に乗り越えて来ようとしたり
嬉しがりそう、欲しがりそうなことに手を出してきたり
なんかそれは違うって反発したくなりそうになる。
求めてないものを無理やり与えられてる気がして
余計に心が揺れるんだ。

ねぇ、これは強がりなの?寂しさなの?悲しさなの?
自分のことは自分でしか分からない。

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近くに感じられたなら

近くに感じられたなら

ひたすら不安な夜を抜けた。

最後には笑っていられるようにと、今を生きる。
いつか訪れる私たちを見るように、
歳をとっても笑っていられたらなと願う夜明け。

"一緒に生きていこう"
そう思えることが、日々の支えなんだと知った。
"誰かを近くに感じられること"が救いであり、
"周りは味方"だと信じられることが安心感になり、
"そばにいる存在"が強さになるのだと思う。

誰しもが孤独と戦い、寂しさや不

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いざ、発想転換。

いざ、発想転換。

今日という日に何をつくる?何を描く?

可愛いが作れるなら、楽しいも作れる。
嘆くより、始めてみたらいい。
何かが違うなら方向転換。
自分ではない茨道を無理して進むことはない。
自ずと見えてくる道とそこに差す光。

いくらでも文字にできるけれど、結局は自分次第。
ひとりが不安ならふたりでも。
食べたいものを手に取るように、
やりたいことに手を伸ばせるように、
その日にやりたいことはその日のうちに。

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その描写を真似たい。

その描写を真似たい。

キミの目線を真似てみたい。

そのほとんどが頭の中だってこと、似てるとこある?
情景が好きなとこだって同じ。
言葉は遥か上を走ってるのにね。
そのまま受け取っちゃだめなんだね、それも比喩?

過去の自分を今の自分が眺める目線。
私も何度も見ていたよ。
確かに迷っていたあの頃、悩んでいたあの頃。
今とはまた違うよね。
いつだって少しずつ変化してさ。
そう思えたら、うまく共存していけるのかな。
新しい

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続く景色を追いかけて

続く景色を追いかけて

あっという間に時間は過ぎていく。
今日もこうして楽しかったと言える日々を
続いていきたいと願うばかり。

好きな人のことだけ考えられたらそれでいいよ。
自分が好きなのだと思えたらいいんだよ。
迷わせる人は極力近づかなくていいよ。
自分がしたいことしたらいいし、
したくないのならしなくていいんだよ。

誰かが決めることではないし、迷うことでもないはず。
迷うことは、きっとどっちでもいいの。
楽しいこ

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