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他の方々の記事で、深く考えさせられるものや、私の記事の中で後で引用してみたい記事を集めています。
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2020年12月の記事一覧

2020年須賀川俳句の集い 特選・入選句選評

2020年須賀川俳句の集い 特選・入選句選評

《選評 鈴木光影「特選」三句》夏の日の放課後の匂いいつまでか  橋本和花奈暑い日差しが校庭や校舎に照り付け、それに負けないように賑やかに生徒たちが活動している昼間の学校。その後、生徒たちが帰った夏の放課後の校舎はひっそりとして、夕焼けの光が差しこんだりしています。作者はそんな「放課後の匂い」が、なぜだか好きだったのでしょう。この句を作ったとき、夏が終わりに近づいていたかもしれません。作者は、高校三

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2020年須賀川俳句の集い 総評

2020年須賀川俳句の集い 総評

福島県須賀川市で、高校生向けの『須賀川俳句の集い』を主導している俳人・永瀬十悟氏(「桔槹」同人)からの依頼で、俳句大会の特別選者を務めさせていただいた。当初は本年六月に講演会・吟行会を予定していたが、新型コロナウイルス流行の為、投句による俳句大会となった。選考は本年十月末に行った。今回の俳句時評は、その総評と選評の模様を転載させていただく。

《須賀川俳句の集い 総評》はじめまして。この度俳句の選

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編集者は「電子書籍」をどう考えているか?

編集者は「電子書籍」をどう考えているか?

こんにちは。
フォレスト出版編集部の森上です。

2020年も1カ月を切りました。ご承知のとおり、新型コロナをきっかけに、ビジネスシーンにおける各業界の常識がガラリと変わってきています。コロナ前からも「VUCAの時代」と叫ばれ、変化が求められてきましたが、コロナ禍で一気に前倒しになったことは誰もが認めるところでしょう。

▼「VUCA」とは?

出版業界も例に漏れず、さまざまな変化が求められていま

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すぐ役に立つことは、すぐ役に立たなくなる

すぐ役に立つことは、すぐ役に立たなくなる

昔、池上彰さんが、とある講演会でこんな話をしていた。

昨年、他の先生たちとアメリカに視察に行きました。ハーバード大学の近くのウェルズリー女子大学(ヒラリー・クリントンやオルブライト元国務長官を輩出した名門女子大学)で、学生にどんなことを勉強しているのかを聞いてみました。

経済学を勉強している学生に、「経営学も勉強するのかな?」と聞いたら、「経済学は学びますが、経営学は学ばないんです」と言うんで

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私のフォロー数が少ない理由。

私のフォロー数が少ない理由。

自分のページを開く度に思う事があります。

それは、
「私ってフォローしてる人少ないよね」
っということ。

でもそれには私なりの理由があるのです。

今回はその2つの理由を書かせて頂こうと思います。

【1】丁寧に向き合いたいから。

以前つぶやいたように、私は皆さまの一つ一つの記事と丁寧に向き合いたいっと思っています。
なぜなら、書かれた記事は、
その人が"その時"感じ、"その時"考えたことを

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【お願い】初のKindle本が完成しました。今回は絶対に届けるぞ!!!

【お願い】初のKindle本が完成しました。今回は絶対に届けるぞ!!!

本当のこんなときになんだな、、、とは思うのですが、今年の大晦日はこのペースでいかせてください。

いよいよ、初のKindle本が出版となりました。

ご意見をいただいたみなさん、個別でお礼をさせていただきます。今しばらくお待ちくださいませ。というわけで、このような表紙が完成しました!

私からは何もお伝えできることはなく、評価はみなさんに委ねます。でも、言いたいことはわかりますよ、ね(笑)

こち

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2021年、世界はもっと「コンテンツ化」していく

2021年、世界はもっと「コンテンツ化」していく

ぼくは、2018年に出版社を辞めました。

そのあと「言葉」を軸にした小さな会社、WORDSをつくりました。

独立当初は、主に本の編集やライティングの仕事をしていました。しかしあるとき経営者のnoteを編集するという仕事をいただき、思いのほか多くの人に読んでいただきました。

それをきっかけとして「広告」や「広報」に近いお仕事も増えていきました。これは独立のときには想定していなかったことでした。

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除名コピーライター長谷川哲士の不正の噂

3年前、自殺者を減らすために広告コピーを書いた。

今年の9月にも書いた。

自殺を減らす言葉を考えるとき、じぶんが死にたくなったときのことを意図的に思い出す。あのとき、どんな言葉を読んだら、まだ死にたくなくなるのかを想像してみる。

そうしていると、とても死にたくなってくるのだが、、、

そんなタイミングで名指しで悪い噂を流されると、いよいよ死へダイブしたくなる。

「保育園落ちた日本死ね」を生

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クリエイターのためのメディアをつくる。文藝春秋とnoteの資本業務提携裏側

クリエイターのためのメディアをつくる。文藝春秋とnoteの資本業務提携裏側

2020年末、note株式会社は株式会社文藝春秋と資本業務提携を結びました。この背景には、作家・クリエイターのために表現の場をつくった二社の重なる志があります。どんな想いで業務提携を結び、これからどんなことを実現したいと考えているのか。文藝春秋専務取締役の飯窪成幸さんとnote代表取締役CEOの加藤貞顕の対談から、紐解いていきます。

「クリエイターのためのメディアをつくる」100年の時を経て重な

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同僚に差をつけたいなら上司を喜ばせろ

同僚に差をつけたいなら上司を喜ばせろ

「オレは部長に嫌われているから出世の見込みは無いな」「それはないだろ?」「お前は気に入られていてうらやましいよ」。日本の組織では、上司に嫌われたら出世の道は閉ざされてしまう。このような時に、復活するには何をすべきなのか。まずは情報である。相手の情報を入手して作戦を立てなければいけない。

■上司の情報を収集して仕事に活かす
今日から、作戦Xを敢行する。上司の真柴部長の情報を収集するためだ。最近はま

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外部講師をお招きした社内向け「マインドフルネス体験会」レポート

外部講師をお招きした社内向け「マインドフルネス体験会」レポート

いまや国連の職員にも推奨されているマインドフルネス。その一人者である中村 悟さんを講師に、マインドフルリーダーシップインスティテュート理事の吉田 典生さんをゲストにお迎えし、お昼休みを利用した社内体験会が10月上旬に実施されました。

今回は、参加できなかった社員のみんなにも役立つノウハウを知ってもらいたくて、オープン社内報として当日の様子をご紹介します。

オープン社内報とは?
一般的には社員し

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女性に優しい差別

女性に優しい差別

かねてから、ずっと思っていることがありました。

それは、今一つ言語化できておらず、それこそ長い間、
頭に"モヤッ"と滞留していて(笑)、話す機会もなかったことです。

年明けに考えている、ストアカで開講予定のセミナーでは、
参加者の皆さんから、頭に滞留している"モヤッ"としたことを、
話して頂いた上で、それについて他の参加者達と話し合う、
という内容を考えており、少しずつではありますが、
時間を

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洋上風力発電、600億円のムダ

洋上風力発電、600億円のムダ

福島県沖の、洋上風力発電施設が、撤去の方針だそうです。600億円の巨費を投じて、この結果。でも、こんなの最初から解っていたでしょうに。偏西風が安定して吹くヨーロッパ、特に北欧ならともかく、日本で風力発電の好適地は北海道の一部ぐらいです。それ以外の地域は、台風が直撃する日本で、風力発電は厳しいです。日本だと、よほど大型で勢力の強い台風でないと、北海道まで上陸することは稀ですね。

【福島の洋上風力発

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cakes炎上と、編集者不要論

cakes炎上と、編集者不要論

こちらのnoteが、かなり話題になっていました。Twitter上でもトレンド入りして、多くの作家がFacebookなどでも言及していました。で、実際に内容を読むと、これは事実ならcakesが酷いと言える内容。本業が編集者の立場からも、物書きや作家もやっている立場からも、二重三重に問題です。新興のWeb系媒体の様々な問題点は、編集者の質の低さと相まって、前々から話題にはなっていたのですが……。

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