マガジンのカバー画像

コラム・エッセイ類

69
割と頑張って書いたものはここにまとめます(^^;; ※礼拝音楽、スポーツ関係は別のマガジンで
運営しているクリエイター

#平和

20220813新発田朝祷会メッセージ「キリスト者の原動力」(Ⅱコリント5:14-20)(兼・戦後77年所感)

20220813新発田朝祷会メッセージ「キリスト者の原動力」(Ⅱコリント5:14-20)(兼・戦後77年所感)

 夏休みで実家のある新発田に戻っているということで、昨年末以来となる朝(食祈)祷会でのメッセージ(奨励)のご依頼をいただきました。今回は前回と異なる会場で行われ、その外観が今回の見出し画像です。店名は、今年生誕100周年を迎えたクリスチャン作家・三浦綾子さんの名作タイトルから採られています。

道ありき (新発田市)|あなたの街の情報屋さん。

 こちらの動画は今回調べるに当たって初めて見つけまし

もっとみる
追悼 坪井直さん

追悼 坪井直さん

 2021年10月24日、坪井直さんが96歳で亡くなられました。

 すぐに記事を出したかったんですが諸事情で叶わず、5ヶ月が経とうとする中で書くこととなりました。
 坪井さんと過ごさせていただいた濃厚な半日については、以前noteに書いています。

 ここに書き逃していたエピソードとしては、坪井さんと街を歩いていると、道行く人々がひっきりなしに坪井さんに声をかけていたことが印象的でした。全国メデ

もっとみる

今こそ、祈りを

 2月22日はボーイスカウト・ガールスカウトの創始者の誕生日に由来する世界友情の日でしたが、そんな日に飛び込んできたニュースは…

 そして、昨日の昼にロシア軍がウクライナに侵攻し、軍事行動が始まってしまいました。それ以降については報道の通りなので、これ以上はリンクを貼らないことにします。個人的には現在新聞・テレビのない寮生活のため、余裕があればネットでニュースを拾う程度ですから、あまり現実味がな

もっとみる

9・11から20年

 アメリカで同時多発テロが起きてから今日で20年になります。ニューヨークの世界貿易センタービルに最初の旅客機が突っ込んだのは日本時間22時前。私は当時小学4年生で、とっくに寝ていました。翌朝になって、日課のようにして見ていた教育テレビでさえもこのテロに関する特別報道をしていたことで事の重大さに気づいたことは鮮明に記憶しています。(Wikiでは確認できませんでしたが…)
 私にとっては記憶に残る中で

もっとみる

どこに、どのように立つのか―戦後76年所感

 去年のこの時期にこれを書いたので、

今年は書かなくてもいいかなぁと今週の初めには思っていました。しかし、ここ数日の出来事を受けて何かしら書かなくては…と方針を転換しました。

 今春には入管法改「正」とは到底言えない法案を巡る攻防がありましたが、与党がこれを断念するに至った要因が、まさにウイシュマさん死亡の出来事でした。オリンピック開幕の数日間だけでもいくつもの信じられない事態が起きましたが、

もっとみる
原爆の日に「その地」に立ったことの意味

原爆の日に「その地」に立ったことの意味

 一昨日6日(金)は広島に、明日9日(月)は長崎に、原爆が投下されてから今年で76年。この時期には必ず、自らがその地に立った時のことを思い出します。
 12年前の2009年8月、私は高校3年生でした。この年はオバマ氏がアメリカ大統領に就任し、4月にはプラハで「核なき世界」演説を行い、秋葉忠利・広島市長による平和宣言(テキスト)にもオバマ氏への期待がかなり盛り込まれていました。

 私が在学していた

もっとみる
2010年春、広島の記録

2010年春、広島の記録

 今回は10年以上前に作成していた文章を焼き直してお届けします。当時はfbすら始めていない時期で、Wordで作成して高校の恩師等に配布していたようです。
 「まとめ」で多少言及していますが、私と広島との関わりは2009年8月に初めて訪れたことに始まります。当時私は高3でしたが、在学していた高校には「ヒロシマ碑めぐりの旅」という行事がありました。これは「広島の原爆被害について英文で学ぶ」英語科の選択

もっとみる

【佐渡旅行記③】歴史と風土に触れる(前編は歴史寄り)

 当初は3回でまとめるつもりでしたが、一度うっかり書き忘れてしまったスポットがあり、それでも予想以上のウェイトになったのでもう1回分増やすことにしました。
 まず、戦争と関連した2つのスポットをご紹介します。

ロシア水兵の墓(佐渡市千種丙154)

 明治37年=1904年、今から116年前ということになります。この年の7月末に日露戦争が始まっており、この2人も対日戦争に参戦していた最中の殉死だ

もっとみる
自分のなかの敵だけを―戦後75年と言われる日に寄せて―

自分のなかの敵だけを―戦後75年と言われる日に寄せて―

 今日が近づくに連れて、コロナ禍と先の大戦を比較する視点から書かれた記事が目立つようになったように思います。

 会員登録をしなくても全文読めるという理由で、こちらの論説を一例として載せました。
 程度の差はあれ、両者の類似性を感じる方が多いのではないでしょうか。

 この記事のタイトルとして、ある賛美歌の一節を引用しました。この曲は比較的珍しいタイプの賛美歌なのではないかと思います。それを実感し

もっとみる