- 運営しているクリエイター
記事一覧
初めて一人で映画館に行った日。「まともじゃないのは君も一緒」鑑賞記録
◆「まときみ」との出会い私にとって映画館という場所は必ず誰かと一緒に行く所だった。同じ鑑賞系でもライブにはほぼ一人でしか行かないけれど、映画だけは家族や恋人と見に行くことがほとんで、一人ででも映画館に足を運んで映画を見たい、と思ったことが実は一度もなかった。つい先日までは。
4月3日(土)に映画「まともじゃないのは君も一緒」(略して「まときみ」)を見に行った。この日は一人でではなく、いつものよう
言葉を大切にすること
◆はじめに「#自分にとって大切なこと」というテーマで真っ先に浮かんだのは「言葉を大切にする」ということだ。その「大切にする」を具体的に言うと大きく分けて3つある。
1. 他人の言葉で満足せず自分で言語化すること。
2. 言葉の暴力性を忘れずに、心に誠実な言葉を紡ぐこと。
3. 目の前の言葉に自覚的であること。
どういうことなのか、1つずつ詳しく書いてみたい。どれも私にとって本当に大切なことだ。
今の私につながる部屋
初めての1人暮らしが始まった日の朝のことを、昨日のことのように覚えている。
目が覚めると、まだ見慣れない天井と、日に透けた黄色いカーテンが視界に入った。ベッドに入ったまま右を向くと南向きの大きな窓があり、その薄い黄色のカーテン越しに、朝の光が柔らかく揺れていた。それを見て、自然と口元がほころぶ。
足元のテレビラック、部屋の中央のローテーブル、壁際の小ぶりの本棚。その1つ1つを、少しぎこちない距
「秘密の質問」の「母親の旧姓は?」という項目に凝縮されているもの
1.「よそはよそ、うちはうち」の感覚がプラスの意味で社会に浸透してほしい「よそはよそ、うちはうち」
小さいころ、親からこの言葉を言われた人は結構いるんじゃないかな、と思う。
「Aちゃんちは毎年家族旅行に行くんだって。いいなー」
「みんな毎月おこづかいもらってるのに、何でうちはないの?」
こういうおねだり系のことを親に言った時に、「よそはよそ、うちはうち」というひと言で一蹴されたことは、私も子
自分なりの「クリエイティブ」とコンテスト入賞 #noteでよかったこと
まえがき ~noteの印象~noteならではの特徴って何だろう、と考えてみた時に、否定的かつ一方的なコメントが付いている記事を見たことがないな、と思った。私の見ている範囲ではほとんどないと思うのだけど、どうだろうか。
他人の投稿のコメント欄に、思いの詰まった素敵な感想を残してくれる人はいても、本文と関係ない独り言みたいな個人の見解をダラダラと述べるような人は圧倒的に少ない気がする。それだけで、n
就活で「会社選び」に終始していた私は、社会人になってから「生き方選び」をし直した
1.就職活動の波にのまれてふと気づけば周りは就職活動を始めていた。
あの時、私は訳の分からぬまま大きな波にのまれ、とにかく周りと同じように「就活」を始めなければという焦りに突き動かされていたと思う。「大学卒業後に働く会社」を早く選ばなければと焦っていた。
その時点で、自分が選択肢を狭めていることにも気づかずに。
就活にはだいぶ苦労した。自分が何をしたいのか、全く分からなかったからだ。
正確