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#経済
なぜ海外機関投資家は投資先企業のダイバーシティーを促したいの?〜データ解析から見えた意外!?な事情〜
上場企業に対して人材のダイバーシティ(性別・年齢・人種・能力・障がいなど)を促すことが上場市場(≒ガバナンスコード)から求められています。表面的なダイバーシティとして、トークン(象徴)のように女性役員を増やして株主アピールをするのではなく、将来的なことを見据えて管理職のダイバーシティ、誰もが働きやすい環境作りなどの長い目で見たダイバーシティ構築が求められています。下記の記事もあるように、最近では
もっとみるコメを安く作るのは本当に吉?
日本は「より安く」を長らく追求してきた。そのために、まっとうな価格で食品を買う購買力を失い、世界から食料を調達する力を失いつつあるのではないか。 https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/022700209/022700003/index.html?n_cid=nbpbkp_twed&twclid=2-5ueun647u3eiiqgxboaeg470a
「日
【賃上げ】賃金はどうしたら上がるの?~正規と非正規の賃金格差問題も交えて考える
こんにちは。
フォレスト出版編集部の森上です。
物価は上がっているのに、賃金が上がらない。いつまで辛抱すればいいのか? 多くの人が思っているところでしょう。
昨日(1月23日)、経団連と連合の労使トップが会談し、2023年の春季労使交渉が始まりましたね。
報道によると、労使ともに賃上げに強い意欲を示したようですが、円安や物価高による資材高騰で価格転嫁が思うようにできず利益確保に苦しむ企
ボーナスの現状と、その使い道
column vol.710
本日、我が社では夏のボーナス日だったということもあり、今回はこの話題でお話しさせていただければと思います。
まず、「Job総研」を運営するライボの「2022年 夏ボーナス実態調査」によると、70.0%が「支給あり」だったそうです。
では、金額などはいかがだったのでしょうか?
民間企業は増加傾向に一般社団法人日本経済団体連合会が発表した『2022年夏季賞与・一時
スタグフレーションが始まった - 自分を守るために
こんにちは。僕は仕事でテクノロジー分野の会社経営と投資をしています。いつも世の中の動きを調べて、「世の中がこう変わっていくだろう」と考えながら仕事をしています。最近、日本を含む世界全体で「スタグフレーション」という大きな世の中の流れが始まりました。
スタグフレーションは、社会全体がじりじりと貧しくなる現象です。いま生きている多くの人は、いまの暮らしが当たり前で、これからもずっと変わらないだろうと
成長がなくとも分配できる
前回、成長と配分との関係を整理する論考を書いた。結論をシンプルにいうと、成長がなくても配分できる、ということである。そして、GDPの成長と分配は直接は関係ないということである。
これを書いたのには、以下の問題意識からである。
それは、お金という基本的なことを、誰にも分かるように説明しているメディアや専門家があまりいないことである。多くは経済の専門用語や概念を前提に報じられることが多く、普通の人