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【タイ】株主名簿=BOJ5ではない
株主名簿は、民商法典1138条で作成が義務付けられており、表紙が緑色のためグリーンブックと言えば通じたりもするが、BOJ5と呼ばれる登記書類である株主リストとなぜか混同されることが多い。
株主名簿の冊子は商務省窓口にて500バーツくらいで入手できるし、エクセルなどで作成して印刷保管してもいいらしい。
いわゆる管理台帳のようなもので、会社設立時から現在までの株主や株券の情報を記載して本店で保管する
【タイ】所得税はネット申告のみに
2024年分から所得税の申告(月次PND1と年次PND1K)はインターネット申告のみ受け付けることになった(ปชส. 35/2566より)
ビザ更新などで所得税納付レシートが急に必要になって、税務署窓口申告を行いその場でレシートを入手することはできなくなる。申告納付から紙のレシート取得までだいたい6営業日かかるので注意。
電子申告できない場合は理由を記載した手紙を作成して税務署の許可を得れば窓
【タイ】サービス輸入料のまとめ払いに注意
外国企業からサービスを購入し複数をまとめて支払う場合は、インボイスごとに送金を分けたほうが安全。
輸入したサービスの消費地がタイの場合は、PP36フォームでVATを翌月に税務署へ直接納付するが、もしまとめ払いしたサービスの中に、翌々月仕入れVATとしてPP30に含められないものが入っていると、本来クレームできるはずの他のVATも同様に使用できなくなってしまう。
PP36のフォームは1つの銀行送
【タイ】個人所得税の還付金受取方法2022年分 ค21
還付通知 ค21という封筒で小切手が郵送されてくる
記載されていた注意事項
・口座のあるタイの銀行窓口へ本人が行く(タイ国内であればどこでもよい)
・持参するもの
パスポート原本
Tax ID原本(*)
郵送されてきた還付通知ค21
通帳
・現金で受領したい場合は税務署窓口へ本人が行く
以前は換金可能期限が記載されていたが、なくなっている。
期限記載のない小切手は発行日(右上)
【タイ】税務署へ書面で問い合わせ
税金の疑問は電話と書面で問い合わせることができる
電話の場合は登記されている管轄へ
CPD番号と名前と社名を伝える必要がある
書面の場合は管轄もしくは歳入局局長宛に送付
誰からの問い合わせでもよい
ルーリングと呼ばれる回答は、あくまでも法的意見であり、法律ではないので従う義務はない
問い合わせの書面はなるべく詳しく説明し、心当たりのある条文やルーリングの番号を記載、資料を添付するなどしたほう
【タイ】出産一時金と産休
社会保険庁からの出産一時金
・出産月の15ヶ月前から5ヶ月以上の社会保険料拠出があることが条件
・2人目までは平均給料の50%を90日間受け取る権利がある
・出産一時金は15,000バーツ、人数制限なし
・夫婦どちらかが受け取れる
社会保険庁からの養育費
・受取月の36ヶ月前から12ヶ月以上の社会保険料拠出があることが条件
・出産の月から児童手当800バーツ(一度に3人まで、子供が6歳になるまで