マガジンのカバー画像

心に残ったお話 〜作品のご紹介〜

207
皆様の素晴らしい作品のご紹介です。  また、皆様の作品が他の誰かに伝わる事が出来たら嬉しいです🥰
運営しているクリエイター

記事一覧

ゆっくり歩いて行けるといいな。。。

ゆっくり歩いて行けるといいな。。。

こころの病気が酷かった時には

からだ中から気力や意欲や

エネルギーがすべて抜けてしまったように

からだも物もすごく重く感じて

動くことさえ諦めてしまった時もあった。。。

からだのどこも悪くないのに

なんで動けないんだろう。。。

この状態はいつまで続いて

いつ治るのだろうか。。。

先が見えずに

絶望的な気持ちになった時もあった。。。

焦りや自責やくやしさなどがないまぜとなり

もっとみる
題名 「時代の流れ」

題名 「時代の流れ」

人は時の群れと共に生き
流れゆく時には逆らえず
降り立った地の元
変わり変わらぬままで
今の自分を生き抜く。
存在する僅かな人の姿
温もりと冷たさを胸に
ただ懸命で必死な眼差しと
人である心と向き合い
激動の渦へ身を置き
波に揺られている。
崩れゆく時代
堰き止める時代
この狭間は切迫する息遣い
皆の願いが込められ
さまざまな思いが飛び交う。
知らぬ過去と
まだ見ぬ未来や
巡ってきた今も
解放と安

もっとみる
他人からエネルギーを吸う人がいると、私は思う

他人からエネルギーを吸う人がいると、私は思う

科学的な証明は見当たらないし、分からない。私には心霊的なものは見えないし、分からない。
しかし、「一緒にいるとエネルギーが吸い取られる。」と感じる相手がいる。それは話すと理解に食い違いが生じ、どっと疲れるとは違う。言葉なんてものは必要がなく、同じ空間にいるだけで、力を抜き取られるのだ。その人は、一緒にいる私や周りから吸い取ったパワーで浮足立っていたり、ギラギラしているという感じのものである。もちろ

もっとみる
あー言えばこう言う〜話の筋が違っている人との行き先

あー言えばこう言う〜話の筋が違っている人との行き先

「あなたの弟にだけ配慮するのではなく、私の弟と同じ扱いにして欲しい。」
と私が夫に話すと、
「僕の弟の不足分の祝儀は、実家で補填するから良いだろう。」
と夫が私に伝える。「ごめん、自分の弟とりりいちゃんの弟の扱いを等しくするね。」と言ってくれたらここで終わる。しかし、夫はあー言えばこう言う人で、しかも話の筋が違ってくるから、トラブルが解決しない。

「旦那君は、私の家族は、実家と、私の弟で祝儀を別

もっとみる
"無心でいられることが唯一の救いであることに気づいた"

"無心でいられることが唯一の救いであることに気づいた"

久しぶりにnoteと向き合います。

研究者になりたいと思ったのも、「やりたいこと」があるからではなくて、ひとに合わせたり、いっしょに何かをすることが苦手だった幼少期を過ごしたからこそ、人とあまり関わらなくても良しとされる生き方に、つよい憧れがあったんだろうなと思います。

どんなに就職活動をしていても”働きたい会社”が見つからないのは、根本的に”会社勤め”したくないからだと思う。「働きなくない」

もっとみる
題名 「懐かしきもの」

題名 「懐かしきもの」

手に取るものに
思い出が広がり
あの日に時は戻され
見つめた先へ心が宿る。
視線は離れず
瞬きすら忘れてしまう
映し出す記憶。
そこには暖かく穏やかで
優しさが溢れた
笑顔の空間が待つ。
時には心が震え
悲しみと切なさの渦に
涙を落とす跡がある。
どちらにも光があり
懐かしきものは
この手を離れず
これからもこの心へ残す。
遠く離れていくあの時を
側に抱き寄せ
自分を原点へ戻し
視線の先に思いを通

もっとみる
他のキャラものと一緒にしてはいけない「ねこぺん日和」の独自すぎる魅力の話

他のキャラものと一緒にしてはいけない「ねこぺん日和」の独自すぎる魅力の話

三十代後半でねこぺん日和にはまってしまったいい歳をして「ねこぺん日和」というキャラものにハマってしまいました。

元はと言えば嫁さんと住むようになってから、嫁さんが使っているLINEのスタンプが妙に面白くて無料だったこともあって私も使い始めたというのがきっかけだったのですが、今ではどちらかと言うと私の方が積極的に使っております。

こんなやつ

ねことぺんぎんが平和な村でほのぼのと生活する様をスタ

もっとみる
もし、「これが自分の運命だ」と思ったときに挑戦しないと「人生が始まらない」という話

もし、「これが自分の運命だ」と思ったときに挑戦しないと「人生が始まらない」という話

いま、会社員として働いている人には「多くを諦め、ここに辿り着いた」と考えている方も多いと思います。そして、その諦めも「挑戦した結果、無理だと思って諦めた」というよりも「最初から無理だからやらなかった」というケースが多いのではないでしょうか。

私も実はそんな人間で、いろんなことを諦めてきました。
でも、人生で成功する人たちは「ダメかもしれない」と思ったときに「だから、やらない」ではなく、「だけど、

もっとみる
ただ素敵で、美しい女性だと思った

ただ素敵で、美しい女性だと思った

最寄り駅からの帰り道、遠くに緑色の自動車が見える。「明るいな。」と思って目を配ると、「小池百合子、本人が乗っています。」とのアナウンスが聞こえた。
私には支持政党はない。だから特に浮き立つような出来事でもない。しかし、「沢山の候補者がいますが、小池百合子」との声を聞き、そうかもなと何となく思った。彼女は、自分の人生を諦めずに生きているのだと、私には見えたからであった。

私の正面に向かってきた選挙

もっとみる
致死量の悔恨 第2話 結婚式の前に(上)

致死量の悔恨 第2話 結婚式の前に(上)

一、

真っ白な空を映したかのような花びらが、一斉に開花する。春を待てずに粉雪の中、満開となった。
寵愛を望み、手に入れたために、箱の中に沈んでいった。底なし沼の中に居座ったのが桜子(さくらこ)自身の意思であるのに、空を自由に駆ける桜景色はここから出たいとの希望を掻き立てる。

届いたメッセージが結婚の連絡だったから、桜子は、驚いたとともに、安堵した。こんなに喜ばしい連絡が人から来るのは久しぶりだ

もっとみる
我慢で生じた歪みを他人に転嫁するくらいなら、直接相手に伝えたい

我慢で生じた歪みを他人に転嫁するくらいなら、直接相手に伝えたい

お祝儀の額、挨拶してもらった主賓へのお礼、赤ちゃんの参列について、自分の感覚が正解か分からないからググってみる。そうすると、多種多様な意見があるが、記事の殆どは不満ばかり。
親族なのにお祝儀が少なかった義家族への不快感。
挨拶のお礼をしたのに、お礼のお礼がない。
祝う能力がない赤ちゃんが来た。
等々。
きっとこの方たちは、人生に1度しかない結婚式においても、譲って我慢して、破裂したのだろうと感じた

もっとみる
題名 「夕暮れ道」

題名 「夕暮れ道」

1人黄昏を行き
1人思い出と歩く。
西陽が照らす広き空の下
奥深いオレンジ色に
夕風の行方を追い
遥か遠くを見渡すと
少し淋しげな心を呼び
懐かしき心を運ぶ。
ゆっくりと歩く道
進んでいく度に
過ごして来た自分の幻影が
目の前へ映り込む。
止まる足跡は涙を残した証
埋める足跡に笑顔を置いていく。
何度も自分を着せ替えては
脱ぎ捨てるように
過ぎゆく日々を積み重ね
ここまで辿り着いた。
身軽になった

もっとみる
持つべきものは、競馬友。

持つべきものは、競馬友。

明日の安田記念、残念ながら現地観戦できません。

で、今日府中出陣の競馬友にロマンチックウォリアー単勝馬券をお願いしました。

ネットで買っても同じなのですが、紙馬券が欲しくて。(日本馬名は規定で九文字までなので、十一文字表記というのも貴重です。)

当たればお金に、外れてもコレクションに、という算段です😊

(おまけ)

ロマンチックウォリアーの馬主さん、ピーターさんの昨秋のインタビューが、y

もっとみる
善し悪しは時間が経ってから分かるから、損得勘定なしで選びたい

善し悪しは時間が経ってから分かるから、損得勘定なしで選びたい

「ここの壁が厚いから、月経が重いでしょう。月経が重いからピルを飲んでいたの?」
検査結果の画像を指しながら話す医者の言葉に、驚いた。月経が重いことを分かってくれた医者は初めてで、その根拠を示してくれた人も初めてだったからである。
何より、自分の月経が重いことを思い込みとか、妄想とか言うのではなく、理解してくれたことに救われた。
さらに、
「長年のピルで炎症が抑えられているから、良い治療方法を採った

もっとみる