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リベンジ継続中 ~図書館司書資格挑戦~
リベンジ、その後の経過
通信教育で、図書館司書資格の勉強を始めてから9ヶ月が経ちました。
資格取得に必要な13科目のうち、1科目は現在図書室で働いているため単位取得が認められています。残りの10科目はそれぞれレポートとweb試験受験、あと2科目はスクーリングもしくはメディア授業を受けたのち試験となります。
只今レポートは10本のうち8本を提出し、うち3本は採点待ちの状態。webテストは10科目
いつか… ~「サード・キッチン」白尾 悠~
コロナ渦に消えた留学
「○○ちゃんは、○○に留学したいみたいだけど、私は○○がいいな…」
カフェでとなりのテーブルに座った家族が楽しそうに話している。話しているのは大学生になったばかりに見える女の子だ。娘の大学受験が無事に終わりホッとしている頃だろうか…、ご両親はにこやかにアドバイスをおくっている。
私はとなりのテーブルでぼんやりと話を聞きながら、「去年までは考えられなかった会話だな…」と心の中
ひとりで楽しむ読書から、誰かとつながる読書へ ~家族で「オンライン読書会」をやってみた~
家族で「オンライン読書会」に挑戦
先日、久しぶりに実家に一泊で帰ることができました。この数年コロナ禍のため、実家で一人暮しをしている母とはなかなか思うように会えず、淋しい思いをさせていたのではないかと思います。また母が以前から「読書会がしたいけれど、コロナ禍ではじめられない」と言っていたことも気になっていました。
そこで今回の帰省の機会に、実験的にLINEを使っての「オンライン読書会」を家族でや
「理想的本箱」とそのつづき~『ラテ・ファクター』~
「理想的本箱」という番組
このところ「理想的本箱」という番組を楽しみに観ている。
少し前NHKプラスでこの番組を見つけ、去年放送された3作品と今年になって新しく放送された4作品を観たところだ。
この「理想的本箱」は、「悩み多き10代の漠然とした不安や悩み、好奇心に答える一冊を見つけてくれるプライベート・ライブラリー」というコンセプト。
私はこのコンセプトにとても共感した。
私自身が10代の頃、特
未来をつくる ~戦争と平和を考えてたどりついたこと~
小さな未来
先日、久しぶりに本当に明るい気持ちになれる出来事があった。
私が勤めている図書館に、赤ちゃんをだっこした若いママが来た時のことだ。
私が絵本の整理をしようとしていた時、その方は小さい赤ちゃんをだっこしたまま絵本を選んでいた。
見るといわゆる赤ちゃん用の単純な絵本ではなく、ちゃんとお話のある絵本を何冊も取り出している。
「赤ちゃん、何ヶ月なんですか?」と私がたずねると、「3ヶ月です!」
「サンタクロースっているんでしょうか?」~クリスマスの思い出②🎄~
「サンタクロースっているんでしょうか?」
こ存じの方も多いと思いますが、「サンタクロースっているんでしょうか?」は昔アメリカのニューヨーク・サン新聞の社説として掲載されたものです。
幼い少女からの「サンタクロースっているんでしょうか?」という手紙に、記者が返事として書いたものなのです。
なんと難しい問いかけでしょう。
それでも、記者はこう答えます。
「サンタクロースってどこから入ってくるの?」
サンタさんからの手紙🎄 ~クリスマスの思い出~
娘が小さい頃にサンタさんからの手紙として書いていたものが、今はもうほとんど使わなくなった古いパソコンの中に保存されていた。
娘が幼稚園までは手書きだったのを、小学生になってからは筆跡で気づかれないようにとパソコンで書いていたのだ。
娘が大きくなり進路のことなど心配事も増えると「子供が小さい頃は心配事も少なくてよかった」なんて思っていたけれど、そういえば小さい頃は小さい頃でいろいろ心配しては胸を痛め
誰もが学べる場所を作りたい
苦い思い出「二月の勝者」を観ていて、なぜかある記憶がよみがえってきた。今でも時々思い出しては、胸が痛くなるあの記憶だ。
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私が通う田舎町の小学校の校区には、児童養護施設があった。事情があって親と一緒に住むことができず施設から学校に通っている友達が、クラスにも何人かいた。
ある時、そんな友達の一人に「Tちゃんに勉強を教えてもらうと、よくわかるわ!」と言われてうれしくて、一緒に勉