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「サンタクロースっているんでしょうか?」~クリスマスの思い出②🎄~
「サンタクロースっているんでしょうか?」
こ存じの方も多いと思いますが、「サンタクロースっているんでしょうか?」は昔アメリカのニューヨーク・サン新聞の社説として掲載されたものです。
幼い少女からの「サンタクロースっているんでしょうか?」という手紙に、記者が返事として書いたものなのです。
なんと難しい問いかけでしょう。
それでも、記者はこう答えます。
サンタクロースがいるというのは、けっしてうそではありません。この世の中に愛や、人へのおもいやりや、まごころがあるのとおなじように、サンタクロースもたしかにいるのです。
「サンタクロースってどこから入ってくるの?」
娘が小学4年生の時、「ねぇ、サンタクロースってどこから家に入ってくるの?」と言い出しました。
「煙突じゃない?」と私。
「煙突ないやん!」と娘。
そう…、うちはマンションなのです。
さらに続けて、「○○くんが、サンタクロースはママじゃないかって言ってた。じゃあ、うちには誰が来てるの?」と言います。
○○くんは勉強がよくできて、他の子よりも少し大人っぽい印象だったので、私はそれを聞いて「まだそんな感じなんだ…」と思いながら、「うちに来てるのも○○くんのママじゃないの?」と笑いながら答えました。
すると、娘はちょっとキレ気味に言ったのです。
「ちゃんと教えてよ!もぉ…、なんかサンタクロース怖い…」と…
えっ、そうなの…?💦
もしもサンタクロースがいなかったら…
サンタクロースがいなければ、人生のくるしみをやわらげてくれる子どもらしい信頼も、詩も、ロマンスもなくなってしまうでしょうし、わたしたち人間のあじわうよろこびは、ただ目にみえるもの、手でさわるもの、かんじるものだけになってしまうでしょう。また、子どもじだいに世界にみちあふれている光も、きえてしまうことでしょう。
子どもの心にも、大人の心にも、いつまでもサンタクロースが住み続けられますように…🎄
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