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頭と心の引き出し帳

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何度も読み返せるように、頭と心の引き出しにしまっておきたいと思ったnoterさんのnoteを集めています。
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2023年8月の記事一覧

子育ての要諦は「私が育てたのではない」と考えること

FB友が「なぜ大谷翔平の親は『大谷翔平の育て方』を語らないのか』という問題提起をしていた。これは大変興味深い視点。将棋の世界で7冠を誇る藤井聡太氏の親御さんも、本や講演の依頼が多いだろうに、語ったことはない。なぜ講演依頼を引き受けないのか?受ければ年億単位の収入となるだろうに。

恐らく、「私達が育てたんじゃなくて、あの子が育ったんだ、自分たち以外の皆さんが育ててくださったんだ」という思いをお持ち

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すべての人に働く幸せを

すべての人に働く幸せを

キーワードは、『障がい者雇用』と『チョーク』。

僕が推したいのは、『日本理化学工業株式会社』という会社だ。

この会社は、学校で使うチョークや、窓にも描いて消せる環境固定マーカー『キットパス』などを製造している。

また、障がい者の雇用に力を入れていることでも有名であり、ホームページによると知的障がい者の社員数が全92名のうち63名(2022年12月現在)ということで、実に7割近くを占めている。

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そもそも、「失う」ものなんて何もないのだ

そもそも、「失う」ものなんて何もないのだ

海外旅行中、別にめちゃくちゃ暇というわけではないけれど、観光が終わって部屋でひと息吐いているときとか、飛行機を待っている時間とか、バス移動中とか、日常にはないような変な時間が落ちているので、いろんなことを考えている。

今日は、「失うもの」について考えていた。

航空会社によっては、液体物の持ち込みが厳しすぎて、「このスモールバッグに入らなくちゃダメよ!」と言われたりするので、すでにわたしはいくつ

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不機嫌にならないための方法を手帳から読み解く

不機嫌にならないための方法を手帳から読み解く

こんにちは。手帳めくリエーターのharukaです。

5月に、こんなnoteを書きました。

「機嫌が良い人って、人に機嫌の良さをおすそ分けできるんだ!」と思って、極力機嫌の良い状態でいたいし、いつかそれをおすそ分けできるようになりたいなというお話。

推命学×色彩心理学で5160通りの個性を学ぶコンテンツである「ピーチスノウ」のスクールを開催させて頂く側になってから、より一層「機嫌」についての自

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リッツカールトンで身銭を切って学んだこと

リッツカールトンで身銭を切って学んだこと

60分3,000円の激安マッサージ会社を辞めたあと、60分13,000円の会員制エステサロンで、セラピストとして働いたことがある。やってることはほぼ同じだけど、様々なことが違った。

最も大きく違ったのは、サロンの設備に投じる予算だ。

マッサージやエステではオイルやクリームをよく使う。そのとき温かいおしぼりを使ったりするのだがが、前者の激安店舗の会社ではタオルを2年3年使って、生地が薄くなって向

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心も体もひとりぼっちにならないと、文章は書けない。

心も体もひとりぼっちにならないと、文章は書けない。

文章が書けないとき、頭の中に、どんなことが思い浮かんでいるでしょうか。

これまで、noteに書くネタがない、思っていることを文章にまとめられないというときの対処法は、幾度となく書いてきましたが、今回は、マインドにフォーカスを当てて書いていきたいと思います。

noteに書くネタもあるし、文章にするとこんな感じなんだろうなーと想像することができても、必ずしも文章が書けるとは限りません。

文章を書

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エッセイを読みたいと思うのは、その人のことが好きだから

エッセイを読みたいと思うのは、その人のことが好きだから

前から薄々気付いてはいたんだけど、もう、理由はこれしかないと思って。

「その人のエッセイ(もしくは日記)を読みたい」ということは、「その人の考えていることをもっと知りたい」ということで、
つまりそれは、「その人のことが好き」ってこと。
偶然、立て続けにそんな内容の記事を読んで、ふむふむ、そうだよなと。私もそう思う。

興味がない人のエッセイは読まない。
ちょっと読んでみて、「なんか違うな」と思っ

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ただ料理を教える先生でいたら、8年も生き延びられなかった。

ただ料理を教える先生でいたら、8年も生き延びられなかった。

わたしには「好きで得意なこと」がたくさんあります。

でも、好きなことで生きていくと決めて走り続ける中で、本当は「好きで得意」と言いたいけれど「料理の人、料理家」という肩書きの中に収まりきれない能力を表立って見せてはいけない…と思ってきました。

|「料理を教える以外」の能力どこかで学んだり習ったわけではないけれど、全て、好きなことで生きていくというサバイバルな環境の中で自然とできるようになりまし

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あの時言えなかったありがとうを、「ハッピーターン」に。

あの時言えなかったありがとうを、「ハッピーターン」に。

「ありがとう」という言葉は、簡単そうで意外と難しい、と大人になった今でも思う。
難しいという表現が正しいかはわからないけれど、伝えすぎると胡散臭く聞こえるし、言葉にしなければ全く伝わらない。

不思議なことに、仕事でお世話になった人や街で親切にしてくれた人など、一定の距離がある相手には素直に伝えられるのに、いつも一緒にいる家族や当たり前に側にいてくれる人には、心の中で一方的に伝えておしまい、にして

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「構想力」という「求心力」

「構想力」という「求心力」

column vol.1081

VUCA時代ならびにAI時代に活躍する人財について、よく議論されることが多いですが、その1つに挙げられるのはリーダーシップ力の高い人でしょう。

かつて、【AIと人間の “違い” と “共存”】でも語らせていただきましたが

自分をプレイヤーというよりも、ディレクターと認識している人は、部下に頼むかAIに頼むかの違いだからです。

では、理想のリーダー像とはどんな

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「絵で食っていきたい」と思って、十数年。起業するまでにやったこと

「絵で食っていきたい」と思って、十数年。起業するまでにやったこと

私は、会社員1年、地方公務員6年を経て
娘がまだ1歳のころ…
29歳でイラストレーターとして独立しました。

現在36歳。
ありがたいことに、開業してから仕事が途切れたことがなく
共働き並みに家計に貢献できるほどには、仕事をしてきました。

今は、コミュニケーションや、人の中で生きていくことを学び
そこで出会った人たちと共に、もう少し色々な仕事に挑戦できるのでは?
もっと楽しいことができるのでは?

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「した方がいい」を「したい」に変えたら覚悟ができた!

「した方がいい」を「したい」に変えたら覚悟ができた!

私は今まで、何か物事を決める時に「こうした方がいいのかな?」「これは、引き受けた方がいいのかな?」と、自分がしたいかどうかよりも、した方がいいかどうかで判断していました。

だからこそ、選択をした後に「やっぱり辞めておけばよかった」「もやっとした自分の気持ちに従えばよかった」と後悔することがよくあったんですよね。

そうした経験を経て、自分の気持ちに素直に従った方がいい!と思ってからは、「やってみ

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想像のなかで旅をして

想像のなかで旅をして

ひとり旅にときどき憧れる。
今まで日帰りでどこかへ行ったことはあるけれど、泊まったことは一度もない。

noteでひとり旅の記録を目にするといいなぁ、と思う。そしてやっぱり憧れる。

ひとり旅に行ったらどう過ごそうか想像する。
海のない県に住んでるから、海が見えたらいいなと思う。
行くなら、絶対電車だ。
(その方がゆっくり旅できそう)
家族で旅行するときはいつも車で行くから、電車で遠くに行くだけで

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人生で起こることは、すべて何かの伏線なのかもしれない。

人生で起こることは、すべて何かの伏線なのかもしれない。

あの出来事が、こんなところで役に立った!

誰しもそんなことを経験したことがあると思います。
わたしにも、最近起こったんです。
「えっ‼あの出来事が⁉」ってことが。

で、『あの出来事』というのが、なかなかのくせ者で。
たいていは、良くない出来事なんですよね。

今回、役に立った『昔の出来事』というのも、当時はつらくてつらくてどうしようもなかったこと。それはトラウマにもなっているし、私自身の人格や

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