しゃおり先生

元公務員、今はイラストレーター・漫画家であり 「じぶんの世界を生きる ラクガキノートワ…

しゃおり先生

元公務員、今はイラストレーター・漫画家であり 「じぶんの世界を生きる ラクガキノートワークブック」考案者。

マガジン

  • フリーランスに役立つ情報

    独立8年目のイラストレーターがお送りする、リアルな現場の話。起業初期にやるべきことや契約書や営業の話など、駆け出しの方に役立つ記事を書いています。

  • 心が軽くなるノート術・メンタルの話

    継続できない、ネガティブになってしまうなど、やっかいな心のクセと少しずつさよならしよう。

  • 怨念note

    なかなか踏み出せなくてウダウダしているあなたを鞭打つ怨念系記事。人気です。

  • 家族の話

    2人娘、夫、亡くなった母の話とか。

最近の記事

  • 固定された記事

「絵で食っていきたい」と思って、十数年。起業するまでにやったこと

私は、会社員1年、地方公務員6年を経て 娘がまだ1歳のころ… 29歳でイラストレーターとして独立しました。 現在36歳。 ありがたいことに、開業してから仕事が途切れたことがなく 共働き並みに家計に貢献できるほどには、仕事をしてきました。 今は、コミュニケーションや、人の中で生きていくことを学び そこで出会った人たちと共に、もう少し色々な仕事に挑戦できるのでは? もっと楽しいことができるのでは? と企む日々です。 ここまで書くと、ほんと、順風満帆に見えますよね でも、いろ

    • 「差し出された手を取れる」ということ

      それは覚悟であり、それが実力なのだと思う。 手を取れる状況じゃないもどかしさ 昨年の12月に母が亡くなった。 膵臓がんだったので、きっと長くはないだろう、という覚悟をしていて いつ何があってもいいように、何ヶ月も先の予定は入れなかったし 新規のお客様に対して大きな仕事を「やります!」とも言えない日々が 2年以上続いていた。 母が緩和ケアに入った頃 誘われて、オンラインのビジネス交流会に出た。 たくさんの方が私の仕事に興味を持ってくれているのに 積極的に「やります!」「ぜひ

      • 自分を肯定できないのは、プライドが高いから。

         先週のnoteは、ワークショップの告知でした。 やりたいことがある。 好きなことを仕事にしたい。 もっと自由やお金がほしい。 そんな夢を持ちながらも、実際に叶えるためには 地道な、そして正しい行動が必要。 だから、何年もモヤモヤしていることがあるなら 一回見直して、今必要な行動に集中しましょう! 私もこれからだから!一緒にやろう! そんなモードになるためのワークショップです。 ありがたいことにたくさんのお申し込みをいただいていて (まだまだ募集中!) 事前宿題も続

        • 【4月15日zoom開催】やりたいことを本当に叶えるための計画ワークショップ

          今日は、新年度にぴったりの「夢を叶える計画が立てられるようになるワークショップ」のお知らせです。 「人生で、何も望みが浮かばない」人なんていないのではないでしょうか。 それと同時に 何度も妄想して、ノートに書いても 叶わなかった願いがある方も、たくさんいるのではないでしょうか。 それ、いつまで続けますか? 「◯◯だから仕方ない」 「忙しくって…」 「わかってはいるんだけどね〜」 「本当は欲しくなかったかも」 って、心に蓋をして諦めますか? 「俺はまだ本気出してな

        • 固定された記事

        「絵で食っていきたい」と思って、十数年。起業するまでにやったこと

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        • フリーランスに役立つ情報
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          10本
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        • 家族の話
          6本

        記事

          起業したいと思った時にはじめて作った「キモい事業計画」をお見せします

          毎月1回、SUNABACOで学んだ仲間である野良スナフキンさんと一緒に、Xのスペース(音声ライブ配信)をやっています。 その名も「夜遊びトーク」。 副業サラリーマンやフリーランス、それらを志す人に役立つテーマで雑談する、ゆるーいおしゃべり時間。 リスナーさんにコメント欄で参加してもらうことで「仕事でつながる前からゆるいつながりを作ろうよ」という、オンラインの酒場みたいになったらいいな、という思いも込めて発信していて、先日8回目を迎えました!! 2月に勤めている会社を退職

          起業したいと思った時にはじめて作った「キモい事業計画」をお見せします

          最強の営業って「⚫︎⚫︎」ことだ。

          以前、営業はじめの一歩の話を書きました。 「自分が何をしている人か、もっと言っていいんだよ」 という話。 これははじめの一歩。 自分が何をしていて、何を求めているか 知ってもらわないことには 求めているものは入ってきません。 今日はちょっと進んで「仕事ください!」とか「うちの商品どうですか!?」と言わない営業について、書いてみたいと思います。 売り込みってできますか? 私は「売り込み」的な営業は得意じゃありません。 商品の良さをアピールして買ってもらう的な… 多くの人

          最強の営業って「⚫︎⚫︎」ことだ。

          怠け者な自分をぶん殴りたくなってしまった話

          バレてるかもしれないのですが 私、うさぎとカメのうさぎみたいな性格なんです。 2週間前に娘二人と自分がインフルエンザで寝込んでしまい 仕事も予定もリスケの嵐。 加えて、次女がそのまま持病の喘息を悪化させてしまい まるまる2週間、保育園をお休みすることになってしまいました。 それでもなんとか仕事ができているのは、周りの人たちのおかげ。 ほんとうにありがとうございました。 それにしても、今回のお休みの間に 私は自分のことが ほとほと嫌になってしまいました。 体調管理ができな

          怠け者な自分をぶん殴りたくなってしまった話

          営業苦手なあなたに最初に伝えたいこと。

          「また、退会しちゃう子がいるんだけど…似顔絵と色紙作り、頼める?」 小学生の娘が通う体操教室。 保護者リーダーのお母さんから、寄せ書きの色紙作りをお願いしたいとメッセージが来て 「もちろんでーす!」即OKしました。 イラストやデザインの仕事をしていることが周りに知られると、職場とか子どもの集まりで、頼りにされることが多くなります。 でもまあ、当然、ボランティア。 そして、本業の合間塗ってやるの、結構大変。 だから 「PTAに入っても、職業はバラすな!」 というツイート

          営業苦手なあなたに最初に伝えたいこと。

          見た目はキモくないのに避けられるおじさんの特徴について考えてみた

          「僕だけは大丈夫」 「僕はおじさんじゃない」 なんでやねん。 そういうふうに思ってる人が一番厄介なんだわ。 ※心臓の弱いおじさんは、ここで回れ右してください。 おじさんって、何かと叩かれがちじゃないですか。 おじさんは叩いていいしキモいとか言ってもいい風潮。 かわいそうに・・・ 色々なおじさんがいます。 (これはポップで可愛いおじさんの図鑑) 清潔感に難あり。 若い女の子に無意識にセクハラ。 会社内でのポジションどりに必死な社内政治おじさん 逆に、自席にただ存在し

          見た目はキモくないのに避けられるおじさんの特徴について考えてみた

          「コミュ障だからフリーランスになりたい」とか寝言を言っている君へ

          「会社に就職したくないんです」 目の前に座った、とってもおとなしそうな学生さんは、はそう言った。 「私、コミュニケーション苦手だし」 「旅行は好きなんで、個人事業主としていくつかお仕事しながら、世界を旅するように仕事したいんです」 そんな夢のあることを言いながら 私の仕事を手伝ってみたいと飛び込んできてくれた彼女に (個人事業主って大変だけど)頑張ってほしいな、とその時は思った。 でも。 お試しで、と仕事をお願いした当初、 やる気満々で返事は良かったものの 伝えた〆切

          「コミュ障だからフリーランスになりたい」とか寝言を言っている君へ

          感謝をしないのはそれだけで奪っている。

          先月、仕事の取材で初めてお会いした方の言葉が、ずっと心に残っていた。 中卒、バツ3のシングルマザーで、うつの経験者で精神障害者手帳も持っているという彼女は、ある行動をきっかけに這い上がり 今では起業家として成功し、キラキラ輝いている。 どんなにすごい人、素敵だなと思う人に出会っても 私はなかなか連絡がマメじゃなく、取材してそれきりさよなら、ということばかり。 でも、彼女…ゆうこりんの言葉に、考え方に、もう少し触れてみたいなと思った。 彼女の人生が変わったきっかけは、ど

          感謝をしないのはそれだけで奪っている。

          無駄だと思ってたあなたとの時間が、人生を前進させてくれることに気づいたんだ

          私は付き合いが悪い。 悪かったと思う。 モノづくりをする人ならわかってくれると思うんだけど 追われていて時間がない感覚。 いつもソワソワ、焦っている。 人と遊んでいる時間って、つい 「創作できない時間」という感覚を持ってしまう。 芸大を舞台にした漫画「ブルー・ピリオド」の中で 主人公の八虎(やとら)が、芸大生ではない旧友たちと 夜中まで飲み歩きながら 「帰って絵描きてぇ…!」 と心の中で叫ぶシーンがある。 あれだ。 友達も、家族も大事。 空いた時間はいくらでも遊びた

          無駄だと思ってたあなたとの時間が、人生を前進させてくれることに気づいたんだ

          「今はやらない」と決めること。でも…

          母が亡くなって1ヶ月。 亡くなる前の約2ヶ月は緩和ケアで、母との時間があと少ししかないことがわかっていました。 その間…緩和ケアから亡くなってしばらくの間は 「noteが書けなくてもいい」とお休みしました。 (記録として、母との話を2週間に1回くらいは書いていましたが) noteの大魔神「猫山課長」をご存知ですか? 地方の銀行員でありながらnoteを書き続け フォロワー4000 人、週2の定期更新、Xのフォロワー1万人超えを達成し 最近ついにnoteをメンバーシップ(有

          「今はやらない」と決めること。でも…

          個人事業主のサービスってどう作る?

          イラストレーターとして起業して 今では ・自費出版で本を出す ・お絵描き教室の先生 ・文具のネットショップ ・グラレコ屋さん ・WEB制作 ・数秘鑑定(!) など、いろんなことをやっている。 最近は、絵や漫画を描いている時間より、その他の時間の方がずっと多いかもしれない。 自分で事業をしている、またはこれからしようとしている皆さん。 サービスって、どうやって作りますか? お金どうやって稼いでますか? 例えば、デザインや文章など、できることをそのままサービス化したり ク

          個人事業主のサービスってどう作る?

          お母さんへ

          12月19日 お母さんが息をしなくなってから、2週間と数日が経ったね。 長いような短いような不思議な感じなんだ。 お葬式のお花を飾ってから、お花は2回替えた。 友達が家にお香典やお花を届けてくれたよ。 昨日はイオンで、仏花じゃない普通の花束をふたつ買った。 花を自分のために買ったことがないから 不思議な感じだよ。 花っていいね。 今年は庭に花をいろいろ植えてみようかと思ったよ。 我が家には、お母さんをお参りするための祭壇がまだなくて ずっとキッチンに写真とお花を仮置きして

          ほっとして、ごめん

          膵臓がんを2年半闘病した母が、緩和ケアに入って2ヶ月が過ぎた。 病院で1ヶ月、色々あって在宅医療に切り替えて1ヶ月。 特にここ2週間くらいで急激に状態が悪化していて。 今朝、車で1時間かけて実家に着いたら 母が眠っていて 叔母も、弟も居間にいて 父から 「お母さん、またひとつ段階が進んだんだ」 と告げられた。 昨晩、内服の痛み止めや麻薬のテープでは抑えられない痛みにのたうちまわり、明け方訪問看護師さんと先生が来て 話し合いをした結果、24時間の皮下注射で痛み止めを入れ続け

          ほっとして、ごめん