笠原なつみ | 元気がなくても作りたくなるレシピ:*noteから2冊の書籍化*:

創作大賞中間発表ノミネート◆ 「しんどい」「お疲れぎみ」そんな日でも作って食べれば、心と体がととのうご自愛レシピをお届け◆25歳で白血病を患い、埼玉→香川へ移住| 30過ぎて乳製品アレルギーになった料理家 ▼レシピ本を出版しました https://amzn.to/49bilkn

笠原なつみ | 元気がなくても作りたくなるレシピ:*noteから2冊の書籍化*:

創作大賞中間発表ノミネート◆ 「しんどい」「お疲れぎみ」そんな日でも作って食べれば、心と体がととのうご自愛レシピをお届け◆25歳で白血病を患い、埼玉→香川へ移住| 30過ぎて乳製品アレルギーになった料理家 ▼レシピ本を出版しました https://amzn.to/49bilkn

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【11月募集】人生が変わる「noteの使い方」をお伝えしています。

SNSが当たり前になった時代。でも、どのSNSで?何を発信したらいい?と悩んだり、これでいいのかな?と迷う人が増えていると感じます。 そんなあなたに「人生が変わるnoteの使い方」をお伝えします。 |人生が変わったnoteとの出会いインスタでの発信に悩んでいた時に、知り合いから勧められ、2022年からnoteを始めました。 コツコツ続けていく中で、自分らしい発信の軸やnoteならではの上達のコツが掴めたんです。気づけば2年の間に20回以上も【今日の注目記事】に選ばれてい

    • 元気がない日への常備菜。「大根のはりはり漬け」は、放っておくだけ

      大根がおいしい季節になりました。 鍋や煮物、おでんもいいですが、まずはかんたんな常備菜作りをしませんか? 作ったことをすっかり忘れて冷蔵庫を開けた時「はりはり漬け、あるじゃん…!(過去の私、偉いぞ…)」と思える瞬間はけっこう幸福度が高いです。 |中途半端で絶妙な、"はりはり"具合そもそもこのレシピが生まれたきっかけは、私の面倒くさがりな性格がキッカケでした。 漬物を作る時は必ず塩漬けをして水分を抜いた後に調味液に漬けます。でも、塩漬けして1日置いて出てきた水を絞って〜…

      • 脱力して生きる。小さな幸せの積み重ねで、大きな幸せも付いてくる

        最近、幸せだと感じることが増えました。 2024年は上半期よりも、ずっと下半期のほうが幸福感が高い気がします。 上半期には念願の書籍を2冊も出版したので、世間的に見れば幸福度も充実度もすごいに違いないと思われるかもしれません。 でも、その裏側でプレッシャーとか、過剰な自分へのハードルと期待とか、心境の変化に葛藤し続けていました。 |良い意味で「なんか、もういっか」と思えたそれがスッーと解れていったのは、創作大賞の最終選考にノミネートされたけど、最終的に受賞はできなかったこ

        • 鶏とじゃがいもだけ。「手羽元スープ」でひとりの夜が待ち遠しくなる

          ひとりの夜は、鶏の手羽元スープを作ります。 なぜなら「骨の部分が血をつくる力が高い」と言われているから。 遅くなった夜はこれ1品で満たされるように、じゃがいもを入れるのもポイントです。 |鶏肉の骨の部分が血をつくる毎日食べてもいい...!と思うくらい好きなので、きっと体が欲しているのですが、夫は骨付き肉が好きではないので「こぞってひとりの時に」作る定番です。 韓国や台湾では日本よりも産後ケアが充実しているそうで、韓国では参鶏湯、台湾では麻油鶏を生理後や産後はよく食べるそう

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        • 冬のレシピ
          19本
        • 定番レシピ
          101本
        • 好きを仕事にしたいなら
          24本
        • エッセイ
          80本
        • 秋のレシピ
          18本
        • 夏のレシピ
          21本

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          モニターさん募集。note入門ワークショップをやります。

          「誰かを応援することは楽しい」 今、わたしの日々はやりがいに満ちています。 次にやりたいことは「noteの入門的なワークショップ」です。 |コンサルを6ヶ月続けてわかったこと人生が変わる「noteの使い方」コンサルを受けてくれる方は、お悩みの内容も、発信ジャンルも、note歴も、目指したいゴールも、全くバラバラです。 1対1だからこそニーズにぴったり寄り添って必要な提案が出来たり、対話を深められたり、情報をシェアして喜んでもらえることが何よりうれしいんです。 今年の4月

          モニターさん募集。note入門ワークショップをやります。

          あの頃、憧れた味。「舞茸と明太子のクリームパスタ」を豆乳で大人っぽく。

          高校生の頃、クリームパスタが大好きでした。通ってきた高校の最寄駅近くにある「ラーラ」というスパゲッティ屋さんは、憧れのランチスポットでした。 |牛乳・生クリーム→豆乳への変化そこのイチオシはクリームパスタで、食べ盛りの女子高生にとっては、トマトソースや和風ソースを圧倒する人気っぷりでした。 あの頃はペロリと食べられたクリームパスタも、歳を重ねるにつれてちょっと胃に重たくなり、気づけば乳アレルギーにもなってしまい、豆乳で作るのが当たり前になっていきました。 でも、出来上が

          あの頃、憧れた味。「舞茸と明太子のクリームパスタ」を豆乳で大人っぽく。

          過去と今の間で変化したものを確かめる「東京たび」

          4ヶ月ぶりの東京。 今回は仕事を絡めずに、ただ愉しむだけのために。 たった4ヶ月空くだけで、この街の変化に驚きます。そして、自分自身の心境の変化にも気づけます。 別にどの街だっていいのだろうけど、自分にとっての非日常に身を委ねることで気づくことは多いです。 わたしは旅行で同じ場所に何度も行くタイプではないのですが、同じ場所に行くことで、昔と今の自分の変化をよりハッキリと感じることができますね。 まだ知らない場所だと外の世界へ好奇心に心が持っていかれるけど、知っている場所か

          過去と今の間で変化したものを確かめる「東京たび」

          苦味で元気になれるから、また作りたくなる「ピーマンチャンプルー」

          チャンプルーと言えばゴーヤと思い込んでました。でも夏限定になってしまう…。そこで「ピーマン」に代えたら大ヒット! 豚バラ、豆腐、卵、3つのタンパク質が摂れてごはんがすすむ、年中無休の主役おかずをご紹介します。 |ゴーヤの苦味が強すぎた毎年夏の終わりになるとゴーヤチャンプルーを作っていました。それをレシピ化したいな〜と思い始めて早2、3年…。 確かにおいしいんですが、シーズンに1度食べたら「もういいかな…」と満足しちゃうのです。 その理由を、ピーマンに代えて作ってみた後に

          苦味で元気になれるから、また作りたくなる「ピーマンチャンプルー」

          口をついて出てくる言葉を1日1つ変えるだけで、人生は割と簡単に変わってしまう。

          昨日は、うれしい出来事が3つもありました。 1つは、「人生が変わるnoteの使い方」継続プランを受講中のayakoさんが「注目記事」に選ばれたことです。 |注目記事に選ばれるコツ読んでいるだけでお腹が空いてくるし、ちょっと面倒も見える工程さえ料理好きにはたまらない…。「これは作ってみたい…!」と胸が躍ってしまいます。玉ねぎをたっぷり使うとか...。 注目記事に選ばれるには、やっぱりコツというものがあるんです。 それは、せっかく時間とエネルギーをかけて綴った大切な記事を、

          口をついて出てくる言葉を1日1つ変えるだけで、人生は割と簡単に変わってしまう。

          食べたい時にすぐできる。「滋味かぼちゃサラダ」で元気がない日はラクしよう

          以前、男前かぼちゃサラダというレシピをご紹介しました。 少々手の込んだ作り方なので、もうちょっと気軽にかぼちゃサラダっぽいものが食べたいなぁ…と思った時に、すぐ作れるのが今回のレシピです |レシピのアイデアが生まれるきっかけ女性客の多いレトロな雰囲気の定食やさんにときどき(年1、2回くらい?)行きます。そこのおかずはボリューム感とやさしい味付けと献立選びのバランスが絶妙なんです。 先日、久しぶりにそのお店に行った時に食べたのが「さつまいもの辛子マヨネーズ和え」でした。 食

          食べたい時にすぐできる。「滋味かぼちゃサラダ」で元気がない日はラクしよう

          運の強さを信じれたら、何歳からだって自由になれる。

          先日、Hiromi.Uさん主催の「おしゃべり会」のサポート役をやらせていただきました。 テーマは「自由に生きる」。 今後もまた開催されるそうなので、ご興味ある方に届くように備忘録を綴ります。 |よく当たる占いより当たる話集まった皆さんは、今まさに「自由に生きる人生の岐路に立っている」と感じる方ばかりでした。 実はわたしがHiromi.Uさんとお話しするのはこれで3度目です。Hiromi.Uさんの話はよく当たる占いより当たるんじゃないかと思うほど、毎回必要なメッセージをも

          運の強さを信じれたら、何歳からだって自由になれる。

          意気込まずに作りたい。年に1度の「栗ごはん」で幸福感に満たされる

          「栗ごはんの素」を使えば、いとも簡単に作れてしまいますが、市販品独特の味付けが苦手です..。 だから、自分で作るしかない。 そんなわけで、1年に1度しか作らない栗ごはんのレシピをご紹介します。 |今年も「栗ごはん」シーズンが来てしまった産直コーナーで栗に出くわすと「あぁ…今年も来た(来てしまったか…)」と感じます。今しか味わえない秋の味覚を楽しみたい気持ちと、手間暇かかって大変だよなと思う気持ちが綱引きのようのに引っ張り合うのです。 スーパーに行くたびに「あぁ、また買え

          意気込まずに作りたい。年に1度の「栗ごはん」で幸福感に満たされる

          月日を経ることでしか気付けない「人生の奥深さ」があった

          年齢を重ねるとともに体の変化を否応無く感じる一方で、ここ1、2年で心の方も驚くほど別人のようになったと感じます。 |いままでできたことができなくなるその変化を受け入れるのに随分月日がかかりました。 簡潔に言えば、押す→引く。能動→受動。がんばる→がんばらない。蜜を吸いにいく蝶→吸われる花。 まるで真逆の性質です。 エネルギッシュで自ら突き進んで掴み取っていくタイプだった人が、余計なものをそぎ落とし流れに身を任せ目の前にきたものを受け入れていく人へと変化することに、最初は動

          月日を経ることでしか気付けない「人生の奥深さ」があった

          食べるドレッシング!?ラオスで出会った「なすのディップ」は元気が出てくる味でした。

          ラオス・ルアンパバーンで料理教室に参加しました。わたしの旅の恒例行事です。 そこで、常識を吹っ飛ばしたディップ(食べるドレッシング!?)と出会ったんです。 |「ラオス料理」の輪郭を知った体験古都ルアンパバーンで人気のラオス料理店「タマリンド」が主催する料理教室は、街中のレストランで行われるかと思いきや、車を走らせうっそうとした森の中に迎うところから始まります。 これまでに様々な国で料理教室に参加してきたのですが、ここまでディープで本格的な郷土料理が1Dayで学べるところは

          食べるドレッシング!?ラオスで出会った「なすのディップ」は元気が出てくる味でした。

          お赤飯を作って食べて、幸せな気分でいたら、夢だった仕事が決まりました。

          お祝いごとがあったわけじゃない。けど、お赤飯を炊いて「おいしいね」っ食べていたら吉報が入ってきたのです。 うれしいことがあるから笑うんじゃなくて、口角上げて笑っているとうれしいことが訪れる。まさにそんな出来事でした。 |ほっこり心温まる「お赤飯」のエピソードお赤飯を炊こうと思ったキッカケがあります。それは、人生が変わるnoteの使い方コンサルを受けてくれている無添加お弁当屋の妻ayakoさんの記事でした。 お赤飯って、料理家のわたしでも「作るのに腰が思いな…」と思ってし

          お赤飯を作って食べて、幸せな気分でいたら、夢だった仕事が決まりました。

          すだち絞れば、秋はじまる。「鯛とわかめの炊き込みご飯」は至福の香り。

          10月と言えば炊き込みご飯シーズン。 鯛とわかめとすだちの組み合わせは、一見すると豪華。けど、作り方も味付けもシンプルで親しみやすい組み合わせなんですよ。 |鯛のうまみが「だし代わり」になるそのまま焼いて食べるだけだとちょっと淡白で物足りなく感じやすい鯛。まして1切れでは家族みんなが満足することはできないですよね…。 鯛を炊き込みご飯に使うメリットとしては、そのうまみが「だし代わり」になってくれることです。元々白身なので臭みも少ないのですが、さらに塩をふって臭みを取り除き

          すだち絞れば、秋はじまる。「鯛とわかめの炊き込みご飯」は至福の香り。