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エッセイ

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過去と今の間で変化したものを確かめる「東京たび」

過去と今の間で変化したものを確かめる「東京たび」

4ヶ月ぶりの東京。
今回は仕事を絡めずに、ただ愉しむだけのために。

たった4ヶ月空くだけで、この街の変化に驚きます。そして、自分自身の心境の変化にも気づけます。
別にどの街だっていいのだろうけど、自分にとっての非日常に身を委ねることで気づくことは多いです。

わたしは旅行で同じ場所に何度も行くタイプではないのですが、同じ場所に行くことで、昔と今の自分の変化をよりハッキリと感じることができますね。

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口をついて出てくる言葉を1日1つ変えるだけで、人生は割と簡単に変わってしまう。

口をついて出てくる言葉を1日1つ変えるだけで、人生は割と簡単に変わってしまう。

昨日は、うれしい出来事が3つもありました。

1つは、「人生が変わるnoteの使い方」継続プランを受講中のayakoさんが「注目記事」に選ばれたことです。

|注目記事に選ばれるコツ読んでいるだけでお腹が空いてくるし、ちょっと面倒も見える工程さえ料理好きにはたまらない…。「これは作ってみたい…!」と胸が躍ってしまいます。玉ねぎをたっぷり使うとか...。

注目記事に選ばれるには、やっぱりコツという

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運の強さを信じれたら、何歳からだって自由になれる。

運の強さを信じれたら、何歳からだって自由になれる。

先日、Hiromi.Uさん主催の「おしゃべり会」のサポート役をやらせていただきました。
テーマは「自由に生きる」。

今後もまた開催されるそうなので、ご興味ある方に届くように備忘録を綴ります。

|よく当たる占いより当たる話集まった皆さんは、今まさに「自由に生きる人生の岐路に立っている」と感じる方ばかりでした。

実はわたしがHiromi.Uさんとお話しするのはこれで3度目です。Hiromi.Uさ

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月日を経ることでしか気付けない「人生の奥深さ」があった

月日を経ることでしか気付けない「人生の奥深さ」があった

年齢を重ねるとともに体の変化を否応無く感じる一方で、ここ1、2年で心の方も驚くほど別人のようになったと感じます。

|いままでできたことができなくなるその変化を受け入れるのに随分月日がかかりました。
簡潔に言えば、押す→引く。能動→受動。がんばる→がんばらない。蜜を吸いにいく蝶→吸われる花。
まるで真逆の性質です。

エネルギッシュで自ら突き進んで掴み取っていくタイプだった人が、余計なものをそぎ落

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お赤飯を作って食べて、幸せな気分でいたら、夢だった仕事が決まりました。

お赤飯を作って食べて、幸せな気分でいたら、夢だった仕事が決まりました。

お祝いごとがあったわけじゃない。けど、お赤飯を炊いて「おいしいね」っ食べていたら吉報が入ってきたのです。

うれしいことがあるから笑うんじゃなくて、口角上げて笑っているとうれしいことが訪れる。まさにそんな出来事でした。

|ほっこり心温まる「お赤飯」のエピソードお赤飯を炊こうと思ったキッカケがあります。それは、人生が変わるnoteの使い方コンサルを受けてくれている無添加お弁当屋の妻ayakoさんの

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人生に起こる全ての出来事は意味のあること

人生に起こる全ての出来事は意味のあること

先日発表されたnoteの「創作大賞2024」中間発表にて、わたしの作品が選ばれたと知ったのはバンコクで病院に向かう途中でした。

|海外でインフルエンザに感染とてもうれしい知らせのはずなのに、素直に喜ぶ余裕がない…。

38.8℃という久しぶりに見た高熱と、言いようのない胸の圧迫感の原因はなんだろう…。肺炎かもしれないし、コロナかもしれない…。帰国まであと3日。

耐えられないほどではない、けど手

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人生の転機の迎え方

人生の転機の迎え方

「手放したら入ってくる」とよく聞くのですが、頭ではわかっていても怖くてできない時は、まだ「しなくていい時」なのだと感じます。

|根拠のない確信が湧き上がるわたしの本を読んでくれた方からよく「2015年にOLを辞めて、埼玉から香川へ移住して、料理で起業することをよく決断できましたね」と言われるのですが、決して怖くてたまらない中で決断したわけではありません。

「あ、今だ」というハッキリ分かるタイミ

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不調がいつも真実の道へと導いてくれました。

不調がいつも真実の道へと導いてくれました。

先日、白血病の遺伝子検査結果があまり良くなかったんです。
いつもなら3ヶ月後の予約を取って帰るのですが「来月も来てください」と主治医の先生から言われてしまいました。

|もし人生が終わるなら、何を後悔するだろう?心がギュッと締め付けられると共に、ふと「もし人生があと少しで終わってしまうなら、何を後悔するだろう?」と自問したんです。

と思ったんですよね。

細かく言えばまだ行ったことがない国に行っ

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料理家がSNSをやめたいと思った日のこと。

料理家がSNSをやめたいと思った日のこと。

ずいぶん長い間インスタとの付き合い方に悩んできました。
一時はもう、嫌になりすぎて、アカウントを消してしまおうかと思ったくらいでした…。

|SNSに悩むのは、手段が目的化している時料理も、SNSとの付き合い方も、人生の方向性さえも、規模感やジャンルを問わず、一番ストレスなのって…

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恐いの先に何があるか知りたくて、今チェンマイに佇んでいます。

恐いの先に何があるか知りたくて、今チェンマイに佇んでいます。

タイ・チェンマイに2週間ほど滞在しています。今回の旅は「なぜかちょっと恐い」と感じつつここまでやってきました。

なにが恐いんだろう?
どうしてそう思うんだろう?
何度も自分に問いかけながらも、この「恐れ」を乗り越える必要性を直感的に感じていました。

|孤独が恐い旅を計画する段階で、脳内ではこんな自己対話のループ。

実は、、

いつも通っているタイマッサージの先生たちの海外研修に便乗する形で、

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習慣を手放して気づいたメリットとデメリット

習慣を手放して気づいたメリットとデメリット

埼玉の実家に1週間帰省をしてきました。
昼は外食、夜は母がご飯を作ってくれる日々。

自炊から遠のいた日々を過ごし、いざ香川に帰ってくると「料理ってしんどいもんだなぁ」と思いました。

|習慣を手放して気づいたデメリットこれって、料理だけの話じゃないと思うんです。
例えばnoteの更新だって、一度止まってしまうと再開する労力のほうがしんどかったりしませんか?

わたしは昨年の6月から週1ペースでの

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褒め下手な母が「おいしい」と言ってくれたから、料理を好きになれました。

褒め下手な母が「おいしい」と言ってくれたから、料理を好きになれました。

中学生の時には、もう当たり前のように料理をする習慣が身についていました。
というのも、日々忙しく働く母が、週末になると料理の献立に悩み苦しむ姿を見て「わたしができることってなんだろう…」と考えるようになったんです。

ある週末のお昼。母に代わって家族4人分のパスタを作りました。

できたものを一口食べた母が「これ、おいしい。お店の味みたい」と言ってくれたんです。

母は褒め下手なので、ちょっと恥ず

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甘酒を飲んでなかったら、今ほど元気になってなかったかもしれない。

甘酒を飲んでなかったら、今ほど元気になってなかったかもしれない。

もし、水筒で作る甘酒を飲んでなかったら、わたしは今ほど元気になってなかったかもしれない。

そう言い切れるくらい毎日欠かせない甘酒。

病気になったばかりの頃は世の中にほとんど無添加の甘酒が売ってなかったんです。

発酵というジャンルは、マニアックで難しくて古臭くて見向きもされない時代でした。

病気を克服するために白砂糖や添加物を取りたくなかったわたしは、自分で麹を買って作るしかなかったんです。

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キッチンには人柄があらわれる?

キッチンには人柄があらわれる?

2023年春頃。はじめてページ割りをいただきました。89レシピが掲載されるのですが、9割の料理写真がセルフフォト。はじめての本なので、結果的に良かったなって思いました。