せきせつお

心からの言葉「ココトバ」と、魂を込めて紡いだ31拍の短歌をお届けするココロニスト&短歌…

せきせつお

心からの言葉「ココトバ」と、魂を込めて紡いだ31拍の短歌をお届けするココロニスト&短歌アーティストの 関 節夫ワールドへようこそ。短歌を武器にして、音楽、写真、イラストなどのコラボレーションによる癒しから元気の素を発信しています。

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  • こころの処方箋 ココトバブレンド

    【こころの処方箋 ココトバブレンド】 ココトバブレンドのマガジンです。 心からの言葉、ココトバを紡いで、 皆様の心の機微に触れたら幸いです。

記事一覧

【こころの処方箋・ココトバ・ブレンド】<花落ちたるも、その後に実る果実を笑め>■雨打ちて花落ちたるも悲しまずその後に実る…

【こころの処方箋・ココトバ・ブレンド】 <花落ちたるも、その後に実る果実を笑め> ■雨打ちて花落ちたるも悲しまず その後に実る果実を笑めや ★ 花が咲く きらびやか…

せきせつお
52分前
5

こころの処方箋【ココトバブレンド】~悲しみのランプ点す人~■心して悲しみのランプ点す人にただ寄り添いて立ち入るべからず

こころの処方箋【ココトバブレンド】 ~悲しみのランプ点す人~ ■心して悲しみのランプ点す人に ただ寄り添いて立ち入るべからず 親を亡くした人がいる 子供を亡くした…

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【こころの処方箋ココトバブレンド】■森の樹に余計なものはありなんや朽ちたる葉も春の肥やしと

【こころの処方箋ココトバブレンド】 ■森の樹に余計なものはありなんや 朽ちたる葉も春の肥やしと ************** 森の樹など 自然には 余計なものは…

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【こころの処方箋 ココトバブレンド】■この花を「俺が咲かせた」と語らぬ自己顕示せぬ肥料(こやし)にならふ

【こころの処方箋 ココトバブレンド】 ■この花を「俺が咲かせた」と語らぬ 自己顕示せぬ肥料(こやし)にならふ ★ あのときの  くるしみも あのときの かなしみも…

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【こころの処方箋・ココトバ・ブレンド】生き物には縄張りが必要です~♪ ■生き物は縄張り持ちて安定す 距離を保てぬ人間(ひ…

【こころの処方箋・ココトバ・ブレンド】 生き物には縄張りが必要です~♪ ■生き物は縄張り持ちて安定す  距離を保てぬ人間(ひと)の苛立ち ★ 動物も 植物も 生き物…

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【こころの処方箋ココトバブレンド】■木々たちの萌え立つころに呼応してこころの傷も疼き始めむ

【こころの処方箋ココトバブレンド】 ■木々たちの萌え立つころに呼応して こころの傷も疼き始めむ    ★ 爽やかな風が吹き 木々たちが 新緑をたなびかせる  ★ …

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こころの処方箋【ココトバブレンド】~人生の途中下車~■時として旅程を逸(そ)れて途中下車してみることも生きる潤い

こころの処方箋【ココトバブレンド】 ~人生の途中下車~ ■時として旅程を逸(そ)れて途中下車 してみることも生きる潤い ★ ひとが敷いたレールを ひた走ることは し…

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【こころの処方箋ココトバブレンド】■愛しき熱き乳房をまさぐれば蝶が乱舞し山が燃えるぞ

【こころの処方箋ココトバブレンド】 ■愛しき熱き乳房をまさぐれば 蝶が乱舞し山が燃えるぞ 昨夜、最近、お互いにブログの ファンになった男から電話があった。 わた…

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【こころの処方箋ココトバブレンド】■あげましょう私の「時」をあげましょう多忙な人はご自由にどうぞ

【こころの処方箋ココトバブレンド】 ■あげましょう私の「時」をあげましょう 多忙な人はご自由にどうぞ どうぞお持ち下さい いやいやご自由にどうぞ お忙しい方は …

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【こころの処方箋ココトバブレンド】我が世代いつの時代も主役なり浮いて沈んで浮草役者

【こころの処方箋ココトバブレンド】 我が世代いつの時代も主役なり 浮いて沈んで浮草役者 我が団塊の世代は 良しにつけ 悪しきにつけ いつの時代も 先端を走り、リ…

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【こころの処方箋ココトバブレンド】■あたりまえのことをしなさい すべからく褒(ほ)めらねぬよう努力しなさい

【こころの処方箋ココトバブレンド】 ■あたりまえのことをしなさい すべからく 褒(ほ)めらねぬよう努力しなさい ★ なんだか ちかごろ  すぐに結果を求める すぐ…

せきせつお
10日前
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【こころの処方箋・ココトバブレンド】<♪~泣けばいいじゃない~♪>■泣きなさい言葉になるまで泣きなさい涙の房が愛の繭とな…

【こころの処方箋・ココトバブレンド】 <♪~泣けばいいじゃない~♪> ■泣きなさい言葉になるまで泣きなさい 涙の房が愛の繭となる ★ かいこはさ なみだで繭をつくる…

せきせつお
11日前
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【こころの処方箋ココトバブレンド】■散りぎわのものの哀れぞ美しき我が人生もかくありなんと

【こころの処方箋ココトバブレンド】 ■散りぎわのものの哀れぞ美しき 我が人生もかくありなんと 満開の華やぎを極めた 東京のさくらも散り始めた。 今年の東京のさく…

せきせつお
12日前
26

【こころの処方箋ココトバブレンド】■人生の恥が解かりし歳になりなおも生きるか黄昏の岸

【こころの処方箋ココトバブレンド】 ■人生の恥が解かりし歳になり なおも生きるか黄昏の岸 歳を重ねるほどに 人生の恥が解かってきました・・・。 しかし、 恥を晒…

せきせつお
13日前
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【こころの処方箋ココトバブレンド】■畑より白菜ひとつ引き抜きて湯に浸したるはおれの心です

【こころの処方箋ココトバブレンド】 ■畑より白菜ひとつ引き抜きて 湯に浸したるはおれの心です 味覚の春である。 色とりどりの野菜が並ぶ。 さぞや食卓には 飽食の…

せきせつお
2週間前
16

こころの処方箋ココトバブレンド】■花よ降れ花よ降れと祈りをばさぶし心に美しき夢

こころの処方箋ココトバブレンド】 ■花よ降れ花よ降れと祈りをば さぶし心に美しき夢 きのう 花よ降れ降れと 祈ったら 3月の朝 寂しいこころに 花がひらいた これ…

せきせつお
2週間前
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【こころの処方箋・ココトバ・ブレンド】<花落ちたるも、その後に実る果実を笑め>■雨打ちて花落ちたるも悲しまずその後に実る果実を笑めや

【こころの処方箋・ココトバ・ブレンド】<花落ちたるも、その後に実る果実を笑め>■雨打ちて花落ちたるも悲しまずその後に実る果実を笑めや

【こころの処方箋・ココトバ・ブレンド】
<花落ちたるも、その後に実る果実を笑め>

■雨打ちて花落ちたるも悲しまず
その後に実る果実を笑めや


花が咲く
きらびやかで
華やかな
花が咲く


されど
それは一瞬のこと
いずれ
花はおちてゆくもの


そしてそのあとに
大きな実をつける
それが
収穫なんだな


にんげんも
おなじなんだよ


外見を華やかに
外面をきらびやかに
見せても

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こころの処方箋【ココトバブレンド】~悲しみのランプ点す人~■心して悲しみのランプ点す人にただ寄り添いて立ち入るべからず

こころの処方箋【ココトバブレンド】~悲しみのランプ点す人~■心して悲しみのランプ点す人にただ寄り添いて立ち入るべからず

こころの処方箋【ココトバブレンド】
~悲しみのランプ点す人~

■心して悲しみのランプ点す人に
ただ寄り添いて立ち入るべからず

親を亡くした人がいる

子供を亡くした人がいる

恋人を亡くした人がいる

家を流された人がいる

家財を流された人がいる

金庫を流さされた人がいる

心まで流された人がいる

心だけは流されないで欲しい

悲しみに打ちひしがれた人の

心のなかに入ってはいけない

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【こころの処方箋ココトバブレンド】■森の樹に余計なものはありなんや朽ちたる葉も春の肥やしと

【こころの処方箋ココトバブレンド】■森の樹に余計なものはありなんや朽ちたる葉も春の肥やしと

【こころの処方箋ココトバブレンド】

■森の樹に余計なものはありなんや
朽ちたる葉も春の肥やしと

**************

森の樹など

自然には

余計なものはありません

****************

育まれたすべてのものは

その役目を終えると

最期を迎え

次なる「いのち」の

礎となり肥料となり

新しい芽吹きの礎となります

****************

にんげん

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【こころの処方箋 ココトバブレンド】■この花を「俺が咲かせた」と語らぬ自己顕示せぬ肥料(こやし)にならふ

【こころの処方箋 ココトバブレンド】■この花を「俺が咲かせた」と語らぬ自己顕示せぬ肥料(こやし)にならふ

【こころの処方箋 ココトバブレンド】

■この花を「俺が咲かせた」と語らぬ
自己顕示せぬ肥料(こやし)にならふ


あのときの 

くるしみも

あのときの

かなしみも

みんな 

肥料になったんだな


そしてさ 

土のなかの肥料はさ

うつくしい花を
 
咲かせても

けして 
 
自慢はしないんだな


 花を育てることと

 子供を育てることは

 似ているかも知れない

土の

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【こころの処方箋・ココトバ・ブレンド】生き物には縄張りが必要です~♪ ■生き物は縄張り持ちて安定す 距離を保てぬ人間(ひと)の苛立ち

【こころの処方箋・ココトバ・ブレンド】生き物には縄張りが必要です~♪ ■生き物は縄張り持ちて安定す 距離を保てぬ人間(ひと)の苛立ち

【こころの処方箋・ココトバ・ブレンド】
生き物には縄張りが必要です~♪

■生き物は縄張り持ちて安定す
 距離を保てぬ人間(ひと)の苛立ち


動物も
植物も
生き物すべて
縄張りがあるもの
 

その縄張りで
共存しあっている


にんげんも
おなじなんだな
にんげんも
生き物なんだから


都会の
住宅の密集さ
朝の
ぎゅう詰めの電車


 これでは
縄張りどころか
 人と人の

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【こころの処方箋ココトバブレンド】■木々たちの萌え立つころに呼応してこころの傷も疼き始めむ

【こころの処方箋ココトバブレンド】■木々たちの萌え立つころに呼応してこころの傷も疼き始めむ

【こころの処方箋ココトバブレンド】

■木々たちの萌え立つころに呼応して
こころの傷も疼き始めむ

 

 ★
爽やかな風が吹き

木々たちが

新緑をたなびかせる

 ★
自然界が

蠢き始めるころ

 ★
それに合わせて

にんげんの

身体も蠢き始める

 ★
それは

こころの傷さえ

疼き始めたりするもの

 ★
この季節に

精神が不安定になるのも

そんなことがあるから

 ★
季節

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こころの処方箋【ココトバブレンド】~人生の途中下車~■時として旅程を逸(そ)れて途中下車してみることも生きる潤い

こころの処方箋【ココトバブレンド】~人生の途中下車~■時として旅程を逸(そ)れて途中下車してみることも生きる潤い

こころの処方箋【ココトバブレンド】
~人生の途中下車~

■時として旅程を逸(そ)れて途中下車
してみることも生きる潤い

ひとが敷いたレールを

ひた走ることは

しんどいもの


旅のたのしみも

見知らぬ駅に途中下車して

みると新しい発見があるもの


人生もおなじ

時にはレールからそれて

道草してみることも

だいじだとおもう


人生の途中下車は

あしたへの活力であり

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【こころの処方箋ココトバブレンド】■愛しき熱き乳房をまさぐれば蝶が乱舞し山が燃えるぞ

【こころの処方箋ココトバブレンド】■愛しき熱き乳房をまさぐれば蝶が乱舞し山が燃えるぞ

【こころの処方箋ココトバブレンド】

■愛しき熱き乳房をまさぐれば
蝶が乱舞し山が燃えるぞ

昨夜、最近、お互いにブログの

ファンになった男から電話があった。

わたしが、その男に男として

同じ匂いを感じたから連絡先を

教えておいたのだった。

リアルで電話で話をして、

わたしの感に間違いはなかった。

同時代、同世代を生き抜いてきた

連帯感なるものを感じるのは、

きっとわたしたちの世

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【こころの処方箋ココトバブレンド】■あげましょう私の「時」をあげましょう多忙な人はご自由にどうぞ

【こころの処方箋ココトバブレンド】■あげましょう私の「時」をあげましょう多忙な人はご自由にどうぞ

【こころの処方箋ココトバブレンド】

■あげましょう私の「時」をあげましょう
多忙な人はご自由にどうぞ

どうぞお持ち下さい

いやいやご自由にどうぞ

お忙しい方は

いつでも持っていってください

いえいえ

お気になさらずに

わたしの「時」をさしあげます

せき せつお

【こころの処方箋ココトバブレンド】我が世代いつの時代も主役なり浮いて沈んで浮草役者

【こころの処方箋ココトバブレンド】我が世代いつの時代も主役なり浮いて沈んで浮草役者

【こころの処方箋ココトバブレンド】

我が世代いつの時代も主役なり
浮いて沈んで浮草役者

我が団塊の世代は

良しにつけ

悪しきにつけ

いつの時代も

先端を走り、リードしてきた。

いま、歳を重ねて

どう生きるかが問われている。

なぜなら、この混迷の時代を

リードするのも団塊の世代であるから。。。

さて、どう生きるか、

浮草役者たち。

舞台は用意されているぞ。。。。。

せき 

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【こころの処方箋ココトバブレンド】■あたりまえのことをしなさい すべからく褒(ほ)めらねぬよう努力しなさい

【こころの処方箋ココトバブレンド】■あたりまえのことをしなさい すべからく褒(ほ)めらねぬよう努力しなさい

【こころの処方箋ココトバブレンド】

■あたりまえのことをしなさい すべからく
褒(ほ)めらねぬよう努力しなさい


なんだか

ちかごろ

 すぐに結果を求める

すぐにごほうびをもらう


そんな

成果主義が

はびこっている


あの総理大臣や

あの大臣や

ある社長さんや

ある先生や


おとうさん

おかあさん

そして

あなたも

 そうじゃありませんか


にんげん

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【こころの処方箋・ココトバブレンド】<♪~泣けばいいじゃない~♪>■泣きなさい言葉になるまで泣きなさい涙の房が愛の繭となる

【こころの処方箋・ココトバブレンド】<♪~泣けばいいじゃない~♪>■泣きなさい言葉になるまで泣きなさい涙の房が愛の繭となる

【こころの処方箋・ココトバブレンド】
<♪~泣けばいいじゃない~♪>

■泣きなさい言葉になるまで泣きなさい
涙の房が愛の繭となる


かいこはさ
なみだで繭をつくるんだよ
なみだを流しながら
衣の糸をはきだすんだ
それが
かいこの宿命なんだよね


にんげんだってさ
つらいときや
かなしいときは
思いっきり
泣けばいいじゃん


泣く行為にはさ
生産性があるんだな
泣くことで
心が開放され

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【こころの処方箋ココトバブレンド】■散りぎわのものの哀れぞ美しき我が人生もかくありなんと

【こころの処方箋ココトバブレンド】■散りぎわのものの哀れぞ美しき我が人生もかくありなんと

【こころの処方箋ココトバブレンド】

■散りぎわのものの哀れぞ美しき
我が人生もかくありなんと

満開の華やぎを極めた

東京のさくらも散り始めた。

今年の東京のさくらは、

天候が悪く愛でる日が少なかった。

しかし、パッと咲いたさくらの花は、

わたしの心にひと時の喜びを与えてくれた。

■願わくば花の下にて春死なむ

そのきさらぎの望月のころ (西行法師)

さくら花ほど、その想いや、 

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【こころの処方箋ココトバブレンド】■人生の恥が解かりし歳になりなおも生きるか黄昏の岸

【こころの処方箋ココトバブレンド】■人生の恥が解かりし歳になりなおも生きるか黄昏の岸

【こころの処方箋ココトバブレンド】

■人生の恥が解かりし歳になり
なおも生きるか黄昏の岸

歳を重ねるほどに

人生の恥が解かってきました・・・。

しかし、

恥を晒しても生きてゆこう。

いや、

恥を晒しながら生きることこそ、

人生なんだと想ふ・・・。

あの哲学者が云ったように、

この時代を見るためにこそ、

生きてゆくのです。

せき せつお

【こころの処方箋ココトバブレンド】■畑より白菜ひとつ引き抜きて湯に浸したるはおれの心です

【こころの処方箋ココトバブレンド】■畑より白菜ひとつ引き抜きて湯に浸したるはおれの心です

【こころの処方箋ココトバブレンド】

■畑より白菜ひとつ引き抜きて
湯に浸したるはおれの心です

味覚の春である。

色とりどりの野菜が並ぶ。

さぞや食卓には

飽食の食べ物が並ぶことであろう

わたしの食卓には

畑で引き抜いた

白菜ひとつあればいい

白菜を湯がいて

かつお節を降りかけ

たらりと

醤油をかける

このシンプルであるが

白菜の真の味わいがある

*******

これ

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こころの処方箋ココトバブレンド】■花よ降れ花よ降れと祈りをばさぶし心に美しき夢

こころの処方箋ココトバブレンド】■花よ降れ花よ降れと祈りをばさぶし心に美しき夢

こころの処方箋ココトバブレンド】

■花よ降れ花よ降れと祈りをば
さぶし心に美しき夢

きのう

花よ降れ降れと

祈ったら

3月の朝

寂しいこころに

花がひらいた

これは美しい夢だ

せき せつお