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目の見えない人は世界をどう見ているのか
人が得る情報の8割から9割は視覚から得ていると言われていますが、これは裏を返せば目に頼り過ぎていると言えるのではないでしょうか?
今回の推薦書“目の見えない人は世界をどう見ているのか/伊藤亜紗 著”はそんな疑問からはじまります。
例えば目が見えなくても、空間を知る方法に足の裏の感触で畳の目の向きを知覚し、そこから部屋の壁がどちらに面しているかを知ったり、音の反響具合からカーテンが開いているかどう
ブロックチェーン・ハンドブック2018 デジタル・アイデンティティ篇
最近、「仮想通貨」という呼び名を「暗号資産」に改めるとテレビが伝えていました。
本屋に行くとビジネスコーナーには「ビットコイン」「ブロックチェーン」という文字が溢れているけど、
ホントを言うとよく分からないというのがホンネではないでしょうか?
ビットコインから生まれたブロックチェーン技術について書かれた、
“Blockchain Handbook for Digital Identity 2018
YouTube革命〜メディアを変える挑戦者たち〜
先日韓国の友人から面白い話を聞いた。
友人は大学で日本語を教えていて、生徒たちに調べものをする時どうやって情報を知るのかを聞いたところ、彼らは“YouTube”と答えたそう。“ググる”のが一般的とは思いますが若い人たちはどうも違うらしい。
韓国で生まれたまとめサイトNAVERは動画検索に要員の募集をしているそうで、文字ではなく、映像で情報を調べる流れは広がっているのかもしれません。
そんな今回の推
センス・オブ・ワンダーを探して ~生命のささやきに耳を澄ます~
先日“プーと大人になった僕。”を鑑賞してきました。感想を一言でいうと、「プーさんはマスター オブ タオイズム」。大人になり仕事中心の忙しい毎日を送っているクリフトファーロビンに「大切なモノ」を届けるプーさんたちの大冒険という子どもでも分かりやすいストーリーですが、台詞がとにかく深くて大人が観てもいろいろなことを感じる作品でした。今回の推薦書は、映画の中でも重要なポイントとなっている幼少期の体験につ
もっとみる東大→JAXA→人気数学塾塾長が書いた 数に強くなる本 人生が変わる授業
みなさん数字は得意ですか?
ぼくはマトン(羊の肉)と同じくらい苦手です。
2022年から施行される予定の高等学校指導要領(案)には、統計関連の教科内容が多くなっているそうです。これは、現代が人類史上最も「数字がものを言う時代」だからでITの技術が進歩し、機械学習のニーズが高まることによって、数字が判断と予測の基準となる世界が急速に広がっているのがその理由。
そこで今回の推薦書は“東大→JAXA→人