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あたらしい世界を生きるために

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どうやら、今の子どもたちは、今と違う社会のしくみを生きるっぽいので、その前提で、今できることを考えている。
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僕らはChat-GPTに「命令」できない。ノンプログラマーは、GPTsで「ビジネスより歴史を変えるべし」という結論に至るまでのすべて

僕らはChat-GPTに「命令」できない。ノンプログラマーは、GPTsで「ビジネスより歴史を変えるべし」という結論に至るまでのすべて

※(1/15)記事の引用元に意味の取り違えが起きる誤字があったため、引用元を変更しました。また、勢いで書いてしまった結び部分を修正しました。

Chat-GPTを有料(プラス)にアップグレードしました。

娘の冬休み明けの漢字テストの復習をするのに、あたらしく問題用紙を作るのが手間なので、問題を作ってもらおうと、GPTsをいじったら欲が出て、

・間違えた問題の感じにまつわる絵を生成してもらったら

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成功者が作るメタバースはなぜイマイチなのか?

成功者が作るメタバースはなぜイマイチなのか?

数ヶ月前に、子どもとの約束でSwitchを買った。
それで、わたしにもやってほしいと言われ続け、遂にどうぶつの森とハイラル王国に移住したのだけど、どちらも任天堂領のメタバースだよなあと感じている。

メタバースと銘打ってあたらしく何かを作ろうとするときは、今の社会をそのまんまデジタル界にコピペしようとする感があるけれど、それはすでに社会でそれなりに成功した存在がもうこれ以上行くところがないというこ

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ThreadsはTwitterの代替となるのか? -Android版を登録して使ってみた感想

ThreadsはTwitterの代替となるのか? -Android版を登録して使ってみた感想

なんか、Twitterのいろんな制限がニュースになってるなあと思ったら、しれっとMetaからTwitterの代替アプリがリリースされていました。

さっそくインストール(Android)してみたよ!さっそくインストールしたら、Instagramのアカウントと連携しましょうとなって、あれよあれよという間にインスタグラムのアカウントを引き継ぐ形でアカウントが作成され…

フォローする相手も、自分が既に

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インナーベイビー、受肉する。|らくがきからLive2Dモデルを作ってもらった話

インナーベイビー、受肉する。|らくがきからLive2Dモデルを作ってもらった話

お気に入りの手放せないぬいぐるみみたいな自分のキャラが、頭の外で動いたら、なんてすてきなんでしょう。

自分の拙い絵を、アバターにして動かしたい…!

そんなことを思ったことはありませんか?

わたしは、AI画像生成のブームにその欲望に火がついて、Midjourneyにお願いしまくったところ、全然ダメ。

AIはらくがきからすごい絵を作れる!

なんていうけど、すごすぎて逆に、困ります。

諦めか

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パッケージ化できない娯楽

パッケージ化できない娯楽

土曜の日記をすっぽかしてしまったので、畑休みのはずだった今日、埋め合わせに書いてみる。

畑サークルに、新メンバーが加わった。早速年会費を集めたり、もうひとりの新メンバーのための畑の整理を手伝ったり、そこで出た雑草をもらって自分の圃場のマルチングをした。

圃場のアブラナ科の野菜たちが菜花をつけ始めていたので、茎ブロッコリーと併せて収穫。肥料置き場でみつけて飼育していた3匹のカブトムシの幼虫が、1

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AIが「市民」を作る日

AIが「市民」を作る日

昨日は選挙だった。

ニュースアプリが選挙ニュースを度々通知してくる一方で、わたしのSNSは、その日が選挙だったことがほとんど分からないくらいのいつも通りさ。

noteのトップページにも、ひとつも選挙という言葉が並んだ投稿がない。

どれだけ普段、自分が選挙に関心がない場所にいるかが証明されたような気分である。

選挙へは、1週間休んだうちに草原化した圃場の整理を終えてから夕方に向かった。

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いざ、というとき助けてくれる人より、大切な人

いざ、というとき助けてくれる人より、大切な人

ここ数年、ネットでのうすいつながりへのアンチテーゼとして、

という問いが、そこかしこで投げかけられている。

で、「いざというとき助けてくれる人を見つけましょう」とか、

「いざというときに助け合える仲間を作ろう」とかいう

流れに進むんだけど、それって可能なんだろうか?
と、思う。

趣味のサークル、同じ使命感であつまるボランティア、地域を支え合う自治会。先祖から引き継いだ血を守ろうという親戚

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四谷学院を越える、ダブル・トリプル教育の時代

四谷学院を越える、ダブル・トリプル教育の時代

欲しかった先生が作れる時代が来ている。

PDFを投げ込むと、それをソースに質問に答えてくれるAIサービスがあることがわかった。

無料でも使えるけど、月あたり5ドルという本一冊以下の金額で、

「この本のどこかに書いてあった気がするけど…」

からも、

「こんな質問したら、初歩的すぎて授業が止まるかも…」

からも、

解放される世界に既になっていたとは。

特に、何かを学ぶときはまず「この理

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子どもの才能をそっとしておく力

子どもの才能をそっとしておく力

だれのせいかもとは言わないが、うちの次女は考え(すぎ)る子どもである。

一度不安を抱えると、その不安の対象相手に年単位で闘っている。

「電車」は2歳のときに、偶然見てしまったちょっとキモい車内動画広告をきっかけにはじまり、日常的な存在としてなじむのに5年以上かかった。

そして今は、数年前に受講していた探求学舎というオンライン学習のテーマでとりあげられた「ロボット(AI)」が、その対象である。

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「?」と「!」の境界線

「?」と「!」の境界線

ここ数日、AIと戯れている。

Chat-GPTとおしゃべりしたり、

Stable Difusionに絵を描いてもらったり。

言葉にはできても形にするのが苦手なわたしにとっては最高のおもちゃで、「この文がどうなるのか?」のアンサーがすぐ返ってくるのは心地よかった。

わたしの本業はフォトグラファーなのだが、写真を撮るときの心地よさと、これは非常に近い。

まずプレーンなテキストを入れて、反応を

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AIがもたらす、「凡人」の時代

AIがもたらす、「凡人」の時代

怒涛の1日過ぎて、夜、ちょっと仮眠のつもりが日付変更線を超えていた。

書こうと思っていた内容は午前に決まっていたのに、悲しい失態である。

それは子どもの通院の帰り道、偶然歩道の前を歩いていた警官を見て、子どもが「警官はかくあるべし」を大声で語り始め、

「けいさつかんは、いのちをすてるかくごをしなきゃだめだ!!」

と無邪気な圧を背後から放っていた話だ。

昨日のうちに遭遇した暴漢から市民を守

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2060年5月31日月曜日 高橋ケイコの話

2060年5月31日月曜日 高橋ケイコの話

「ケイちゃんごはんよー。起きてますかー?」

どこかで誰かの声がする。誰かがわたしの名前を呼んでいる。
この声、誰の声だっけ?

ああそうだ、「ママ」か。これが「ママ」ってやつなのね。
まじマンガみたい、こんな風に起こす人いるんだ…。

「はーい」と聞こえるはずもない返事をして、ベッドを降りる。布団と違って起きるのが楽だ。

手を合わせ、頭の上まで高く上げ、体をうんと伸ばしたら、そのまま一回打ち合

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わたしたちの平和

わたしたちの平和

わたしたちの平和

青空の下で大きく伸びをすること

わたしたちの平和

落ち葉の絨毯に寝そべること

わたしたちの平和

温かいごはんを食べられること

わたしたちの平和

何にもおびえず眠りにつけること

わたしたちの平和 

朝起きたら支度をして行く場所があること

わたしたちの平和

週末に好きな人と出かけられること

わたしたちの平和

記念日にはプレゼントを贈り合えること

わたしたち

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天才"Chat-GPT"と秀才"Pereplexity"がタッグ!AIに自分が今、「読むべき本」を聞いてみた

天才"Chat-GPT"と秀才"Pereplexity"がタッグ!AIに自分が今、「読むべき本」を聞いてみた

今、「読むべき本」ってなんだろう。

本屋やアマゾンのランキング、SNSで話題の本、友達に勧めてもらった本。

いろいろ方法はあるけれど、ひとつ疑問が湧いてきます。

「なぜ、ランキング上位の本を読むのだろう?」

「なぜ、友達に勧めてもらった本を読むのだろう?」

目次をはさんでいるあいだに、そっと目を閉じて、イメージしてみてください。

その本は、電子書籍でもOKですか?

紙の本なら、まずど

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