映画『アップグレード』

現在、Amazon Primeで無料で見られるこの映画、凄く面白いです。

アマプラの無料映画はクソ映画が多くあまり期待できないことが多いのですが、
これは評価が4.1と高評価だったので見てみたのですが、
当たりでした。

映画の舞台は近未来SFで、
奥さんを殺された男が復讐する話なんですけど、
最近話題の『AI』がメインに出てきて興味深いです。

初っ端からAIによる全自動運転の自家用車が出てき

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スワンの翼 ④

(最終話です)

ルイーゼは、一番古いワンピースを着て、髪も少し雑に結って、昼間の酒場へ行って席に着いた。男たちの話を根気強くじっと聞いていた。

「俺はいくら金を積まれても、最前線へ戦いに行くのはごめんだね。まず、生きては帰れないからな。おい、知ってるか?最前線へ行く前には、スワンの宿へ行けることを。」

「ああ、知ってるとも。才色兼備のスワンたちがいる宿へ行ってみたいが、死ぬんじゃ、おしまいだ

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何と恐れ多い、ハッピーです!
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スワンの翼 ③

この非武装地帯のスワンの宿は森の中にあり、ルイーゼも入れて5人のスワンとおかみさんが暮らしていた。木造2階建ての瀟洒な宿だった。

スワンは、長い髪を娼婦のように、垂らしておくことを、禁じられた。きちんと結い上げて、普段着も質の良いワンピースを着ていて、清々しく美しい姿をしていた。

スワンの宿に訪れて、お勤めを受けられる兵士は、みんな良識ある優しい兵士ばかりだった。それは宿のおかみさんの、人を見

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おお!光栄でございます!
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スワンの翼 ②

試験会場までの旅は決して安全ではなく、市街地は紛争続きで危険であり、避けて通るには山道を、行くしかなかった。

途中で悪い男二人組に、襲われた。純潔を失うと、スワンになる資格を失ってしまう。ルイーゼは夢中で、この男らを護身術で、投げ飛ばしてしまった。

養父から3千人の受験者と聞いてはいたが、巨大な会場は、新しい立派な建物だった。初めて見た、文化にぬくもりを感じた。

最初の学術の試験だけで、総勢

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きゃ、うれしいわ!
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スワンの翼 ①

(娼婦とは違うスワンという兵士に身体を提供する女性の話です)

22世紀半ばに勃発した第三次世界大戦は、一時収束したかと思えたが、ヨーロッパではまだ、争いが絶えなかった。

1兵士が部隊を率いて権力を伸ばしていき、やがて大きな勢力となったものもある。大小様々なが勢力が乱立し、衝突し戦いあう毎日を続けていた。

そんな中、「スワン」と呼ばれる、女性たちがいた。戦争につきものの娼婦は、卑しい仕事であっ

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サンキュー、頑張るぞ!
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誰かの望んだ世界(波野發作)

【カテゴリ】小説
【文字数】約13000文字
【あらすじ】
舞台は未来の日本。偉大なる指導者マリアン・メンデルの政権は、度重なる法制度の大改革に着手した。牛肉禁止令・プロポーズ禁止令・ガンプラ禁止令――そしていま、新たな法律が誕生しようとしている。とある中学校を訪れた<教導師>ジョ・レイが生徒らに語る、まったく新しい概念とは?
【著者プロフィール】
波野發作。東京生まれ、信州育ち。作家を志して上京

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ありがとうございます!
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《短編小説》食生活2040 伝統的食生活の黄昏

2040年。人々の食生活はドラマチックに変わり始めていた。

政府が、一粒食べるだけで、1日分のカロリーは勿論、満腹感まで味わせてくれるifoodを発表したからだ。

ifoodは、ひとりひとりの体型や体調に合わせて作られており、持病や疾患にもきめ細かく対応してくれるオーダーメイド食だ。

ifoodが発表されると、医療関係者達の間でもてはやされた。患者の基本データに、その日の診断内容を加筆するだ

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ありがとー。いい1日になりますように!
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Dark Age 第一章 分裂した世界の中で

「お互い命張った者同士って訳か……。」
「土居さんは、さすがですよね。そんな環境の中でも、新しくビジネスを確立していらっしゃる。」
清水は、ふと土居の顔を見る。
「あぁ、火葬屋のことか。そんな大したものじゃないさ。ラーメン屋時代のお客さんが、政府関係者で、潰れたあと、たまたまその人と出会う機会があってな。S.E.に入ったあと、肉体がいらなくなるからって、どうするかって話をされてな。自分が焼きましょ

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Dark Age 第一章 分裂した世界の中で

S.E.は、東京都の中心部に位置している。白の軽自動車が一台、その場所に向かっていた。
「世界は変わっちまったな……。」
 黒の半袖Tシャツにズボンは作業服の男は、無精ひげを生やし、口には煙草を添えながら呟いた。運転しているその腕は太く、手にはところどころタコができ、皮も厚い。ドアの窓に、肘をかけ、前方を鋭く睨んでいた。
「そうですね……。アレができる前は、そのようなことは一切なかったのに……。」

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不平不満は物語る原動力!

ZOOMのHRが始まった。面白い。これなら勉強だってやる気が出るってもんさ。だって、先生はアニメの人気キャラ。

オレのスキな美少女MIYUだ♡

「あのさ。キミたちは勉強ってイヤなもの、メンドーだって思ってるよね」

スマホの前でオレは力強く頷いた。アニメのキャラ。つまりAIだってわかってる。

でも、認めてほしくなるのさ!

「それって、古ーい時代の化石みたいな取り組み方なんだよ。知ってた?」

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ひゃっほ~超ウレシイです♡
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