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Sari
フランス生活雑記です。 海外の生活にご興味のある方、よろしければお立ち寄りくださいませ。
短編『アリスのための即興曲』というものを書いております。 もしご興味があれば、ご覧いただければ幸いです。 あらすじ 大学3年生の坂本は、フランス語レッスンを受講するため ある日古びた洋館に向かう。 レッスンを担当するのは、アリス・デュボワというフランス人の女性だ。 彼女はレッスン料金を請求しない代わりに、毎回、不思議な頼み事をする。 坂本は抗いがたく「兎穴」という闇の中に引きずり込まれていく。
小説『黄昏のアポカリプス』です。 もしご興味がありましたら、ぜひ。 【あらすじ】 2030年以降、先進諸国では人体へのマイクロチップの挿入が法律により義務付けられていた。 犯罪率の激減、豊かで便利な生活。一見すると完璧なシステムに見えた。 しかし2048年、アポカリプスと呼ばれるコンピューターウィルスが発生し、 世界中がその脅威に晒されることになる。 片桐あきらは叔母の住むフランスに避難することになる。 フランスでの美しい生活と、日本に残した両親への想いで少年の心は揺れるのだが…。 【注意】 本作品はコロナウィルスに関する小説ではありませんが、一部、それを連想させる描写があります。 もしコロナウィルスに関して不快な思いをされる読者の方がいらっしゃいましたら、本作品をお読みにならないことをお勧めいたします。
雨が降っている。窓の外の空は色を失ったように、白とも灰色ともつかぬ曖昧さでのっぺりとしている。私がフランスに来てから三年と一か月が過ぎた。早いものだ。時は振り返らず進む。街ではハロウィンとクリスマスが、毛糸玉を追いかける子猫たちのようにじゃれながら追いかけっこしている。 先ほど、ゴミを出すついでに競技場まで散歩しに行った。遠くの空がほんのすこし青く、しかし小雨がシャワーのように降り出したので、あわてて帰ってきた。道中、無料で本を提供してくれる小さなコーナー(何と呼べばい
こんばんは。ご無沙汰しております。 秋も深まってまいりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。 なんと拙文をとらねこさんの記事で取り上げていただきました💖 (『アリスのための即興曲』Vol40「今だけ僕は森田になる」という作品です) note には素敵なクリエーターさんがたくさんいらっしゃり、 いつも刺激と励みをいただいています。 これからもよろしくお願いいたします💕
フランス人にとって、バカンスは「命の水」とでも言うべき存在だ。夏の二週間ほど、彼らは旅に出る。行く先は様々だが、渚へ向かう人が多いように思う。産卵する鮭が川の上流に向かうように、フランス人は海を求める。老若男女、みな水の中へ飛び込み、喜びの泡に包まれる。塩辛い水を浴び、ひかりが波間をたゆたうのを眺める。 九月の二週間、アランと彼の従兄のグザビエ、そして私というおなじみのメンバーでコルシカ島を旅行した。リヨンから南仏のトゥーロンまで車で四時間半。そこから船に揺られてさら
※ご無沙汰しております。 小説『黄昏のアポカリプス』の執筆どころか、note に文章を載せる機会 さえ稀になってしまいました。 非常に気ままなペースでの更新となりますが、 もしご興味ありましたらお付き合いいただければ幸いです。 なおここに登場する人物はすべて実在の人物ですが、プライバシー保護 のため仮名を使わせていただきました。 *************************************************************
みなさま、こんばんは。 温かい応援コメントをくださり、本当にありがとうございます😊 新作『黄昏のアポカリプス』ですが、仕事が多忙のため、しばらくお休みさせていただきます。「書く」ことを忘れないように日々のことなどをしばらく書かせていただこうかと思っています。よろしくお願いします💖
みなさま こんにちは。 春らしくなってきましたね。 いかがお過ごしですか? このたび、穂音(ほのん)さんの記事で拙作 『アリスのための即興曲』をご紹介していただきました! 感謝申し上げます💕 穂音(ほのん)さん は、note はもちろんのこと、Novel days でも精力的に 執筆されていて、以前から素敵な文章を書かれる方だな、と思っていました。 長屋の長兵衛シリーズをはじめ、『ぽぽぽー』や『赤い鯨』などの短編も 丁寧で美しい文章で書かれていて、かつ不思議な世界に迷い
本職の作家でもないのに、一丁前に「あとがき」なんて書くのはこそばゆいのですが、ひとまず物語を書き終えたので挨拶をさせていただきます。貴重なお時間を割いてこの物語を読んでくださったみなさま、本当にありがとうございました。 短編『アリスのための即興曲』は、私にとって習作であり、同時にパンドラの箱のようなものでもありました。敬愛する村上春樹氏に少しでも近づきたいあまり、文体が引っ張られすぎていて、自分でも恥
習作『アリスのための即興曲』というのを書いております。 このVol.42で最後になります。 これまでお付き合いくださった皆さま、 スキやコメントをしてくださった皆さま、 本当にありがとうございました。 皆さまに幸あれと、願っています。 では、どうぞ。 初めての方は、こちらからどうぞ。Vol.1 兎を追いかけて 前回のストーリーは、こちら。Vol.41 アリスの日記 もうひとりのM 本編 Vol.42 エピローグ 愛する理生へ あなたがこの手紙を読むころには、
習作『アリスのための即興曲』というのを書いております。 ラストを書き直しております。 もしご興味がありましたら、ぜひ。 初めての方は、こちらからどうぞ。Vol.1 兎を追いかけて 前回のストーリーは、こちら。 Vol.41 アリスの日記 (1) もうひとりのM 本編 Vol.42 アリスの日記 (2) 悪魔 ある朝、タカユキが防犯カメラを設置すると言いだした。 それも空港のセキュリティチェック顔負けの、うんと本格的なものを。 「物騒な世の中だからね。危険な奴らがうよ
習作『アリスのための即興曲』というのを書いております。 ラストを書き直しております。 もしご興味がありましたら、ぜひ。 初めての方は、こちらからどうぞ。 Vol.1 兎を追いかけて 前回のストーリーは、こちら。 Vol. 40 今だけ僕は森田になる 本編 Vol.41 アリスの日記 (1) もうひとりのM 帰宅すると、僕は机の上に例の封筒を置いた。それから深呼吸をし、中のものを取り出した。アリスの日記はとても綺麗な筆記体で書かれていた。ところどころに子どもが書いたよ
とらねこさんに 記事を紹介していただきました。 ありがとうございます! https://note.com/supertoraneko/n/na3c002a5db83?nt=_4625557
習作『アリスのための即興曲』というのを書いております。 ラストを書き直しております。 もしご興味がありましたら、ぜひ。 初めての方は、こちらからどうぞ。Vol.1 兎を追いかけて 前回のストーリーは、こちらから。Vol.39 Mの正体 本編 Vol.40 今だけ僕は森田になる 僕たちはすぐに森田に連絡した。これまでの経緯を電話で説明すると、彼はすぐにアリスの居場所を割り出すために動いてくれた。僕たちは彼女が行きそうなあらゆる施設に連絡を取った。インターネットカフェや
習作『アリスのための即興曲』というのを書いております。 ラストを書き直しております。 もしご興味がありましたら、ぜひ。 初めての方は、こちらからどうぞ。 Vol.1 兎を追いかけて 前回のストーリーは、こちら。Vol. 38 M との対峙 本編 Vol.39 Mの正体 Mへの質問を開始するにあたり、念のためこちらは二人であることを伝えておいた。もしMがメールの送信者は僕ひとりだと考えているなら、中山伊織は第三者だということにされてしまう。けれど彼女は僕の仲間で
初めての方は、こちらからどうぞ。 Vol.1 兎を追いかけて 前回のストーリーはこちら。 Vol.37 解けない暗号 本編 Vol.38 Mとの対峙 20分後、僕たちは駅近くのインターネットカフェの受付にいた。年末だというのに店は盛況で、ペアシートしか空いていないという。中山伊織は少し困ったような顔をしたが、僕はそれでいいと答えた。体裁など気にしている場合ではない。 僕たちは個室に案内された。清潔でこざっぱりとしてはいるが、大人ふたりには少し狭い。特に恋人で
明けましておめでとうございます。 石川県の地震や、羽田空港の事故の被害に遭われた皆様にとっては、 大変な年明けになってしまったことと思います。 一刻も早く事態が収まりますよう、心から願っています。 2024年も、みなさまに幸多かれと願っております。 この作品を読んでくださるみなさまに、心から感謝をささげます。 そして、みなさまの作品を読むのを楽しみにしております! はじめての方は、こちらからどうぞ。Vol.1 兎を追いかけて 前回のストーリーはこちらから。Vol.36
改めまして、あけましておめでとうございます。 石川県の地震、かなり大規模なものだったようで、驚きました。 被害に遭われた方が一刻も早く安全な生活を取り戻すことができますよう、願っています。お気をつけてお過ごしください。