近未来SF連載小説「惚れ薬アフロディア」No. 12 エピローグ(最終章)
Previously, in No.1-11:
強烈な爆風ですべての岩島の頂上のパーティ参加者は地面になぎ倒され、気を失う。爆音で鼓膜をやられ耳から血をながしているものもいる。さらに爆風が簡易トイレのタンクの糞尿を岩島の頂上のパーティ会場中にぶちまけた。耐え難い異臭がただよいはじめる。
すべての照明がいったん破壊されるが、すぐに礼拝堂にあった非常灯がついて広場を照らす。ライブカメラのほとんどはなぎ倒され壊れたが、Mr.Xがアレンジしていた避雷針につけたカメラが作動を開始、