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だから私はスペインを"ファームステイで"旅する
「え!夏休み2週間もあるんですか!」
レストランの仕事を始めて5カ月の私に突然できた自由な時間。真っ先に考えたことは、も・ち・ろ・ん
ファームステイ
だ。
そう、そもそも私は2020年に"スペイン各自治州のオーガニックファームを巡る旅"をするためスペインにワーキングホリデービザでやって来た。
が、あいにくコロナとダダ被りで完遂できず・・・。数カ所回って1年で帰国。
その後、旅の最初にフ
ろうそくの火を見つめて〜Estar presente~
いつぶりだろうか、揺らぐろうそくの火をじ〜っと見つめるなんて。
深〜く呼吸をして、頭の中を空っぽにするこの感覚。
久しぶりだ。
5年前に通っていたヨガ教室を思い出す。
忙しい日々の中で自分のバランスを取るのに役立っていた。
スペインにやって来てから、かなり生きるペースをスローダウンしているけれど、やっぱり私の頭の中は過去のことや明日や来週、来年と、先のことを考えるのに忙しい。
それゆえか最近
チャンスは平等にある、それをどこで掴むかだ 〜職場のスペイン人シェフと世界和食コンテストに参戦した話〜
日本の農林水産省が主催する海外の日本食シェフを対象にした世界和食コンテスト、Washoku World Challengeをご存知でしょうか?
今回職場のシェフがこのコンテストのヨーロッパエリアの決勝に進出することになったので、通訳係として先日11月6日、ロンドンまで行ってきました。
7年間和食をやっているけど日本に一度も行ったことがなく、「行くなら絶対に、常日頃僕と僕のレストランを応援してく
ライフセーバーラウラの週7勤務でもご機嫌の秘訣
今日はラウラの誕生日。
ライフセーバー(ビーチ・プールの監視員)の仕事をしている彼女は、海が大好きだ。
「今週の日曜、私の誕生日だから良かったら家に泊まりに来ない?パエリア作るし!19時半にビーチで仕事が終わるからビーチで待ち合わせで!」
海好きのラウラは元カレと住んでいた家を出て、今海辺の物件を探している。見つかるまでの間、親の家(これまた海辺)に住んでいて、今週は旅行で不在なのでよかった
私がこの上半期スペインで”できるようになったこと”
あっという間に今年も下半期に突入。スペイン3年目に入った今年、上半期に私ができるようになったことを、ゆるネタを挟みながら書いてみる。
カタルーニャに心を開き始めた「スペイン語(Castellano)が学びたくてスペインにやって来たのに、なんでカタルーニャ語を話すカタルーニャ地方、それもカタルーニャ度MAXのど田舎!に住んでるんだ私は」
私に向かって話すときはスペイン語に変えてくれるけど、周りの人
のんびり行くのが良き。即興死海行き車旅
「イスラエルまでやって来て死海滞在時間たったの20分て・・・。良いのかこのまま帰って、私よ。いや良いわけがない!やっぱり明日一人でリベンジするぞ!」
日中約1万円払って参加した死海&マサダ行きパッケージツアーに全く満足できなかった私。
今日の怒りと明日への気合い入れの両方から、鼻息を荒げながらホステルのシャワールームで買いたてほやほやの死海の泥パックを塗りたくっていた。
「あ、Dead sea
イスラエルと浦島太郎
まさか自分がイスラエルの地に降り立つ日が来ようとは。
「1月末にイスラエルの実家に帰る予定なんだけど、スペインからなら近いし、イスラエルでグルメツアーしない?」
全ては、アルゼンチン生まれ、イスラエル育ち、日本人と結婚して大阪在住の建築家、Jorge(ホルヘ)さんからのこのメッセージから始まった。
ホルヘさんとは私の実家のある神戸で、六甲山へでの植樹イベントを通して知り合った。イベントの途中
「ガウディと比べて私ったら」
サグラダ・ファミリアの中を端から端まで見尽くした後、ヘナータはショックを受けて立ちすくんでいた。
「ガウディは31歳の時にサグラダ・ファミリアの責任者になってこの偉大な建造物を建設をし始めたわけでしょ。31歳よ、私と同い年。それなのに私ったらこの歳でまだ何も、"自分の情熱を注げるような大きなもの"に取り組んだことがないわ・・・」
そもそもアントニ・ガウディという世紀の天才と自分を比べるという発
いざという時の自分にカンペを作る
書きためた1日1ページ日記をヒントに、少し先の未来の私にカンペを作ってあげることにした。
困ったら、真っ先にこれを見なはれと。
事の発端は20代最後の年。
ひょんなことから書き始めた1日1ページ日記がめでたく365日目を迎えた日。
全ページを丁寧に読み返し、"日記の中の私"を見て笑ってしまった。
”私、大体同じようなパターンでモヤモヤ悩んで、同じようなことをきっかけにケロッと元気を取り戻しと
自分が持っているものを見つめる〜アメリカ人友人の名言メール〜
"Hey, How are you doing? How is your life?"
6年前、20代後半の冬のこと。通っている英語スピーチクラブからの帰り道、メンバーの一人、CJ(シージェイ)に話しかけられた。
CJは日本在住歴8年のアメリカ人。英会話講師かつコーチングの先生でもあり、スピーチクラブの中でもその的確なアドバイスと相手のやる気を振り起こす声かけが有名だった。
"Well, M
自分のご機嫌は自分で取る
それは4年前、20代最後の誕生日間近のこと。
当時【ガッツ・一生懸命・謙虚】をテーマに生きていた私は、自分自身のことを褒めるのが極端に苦手だった。
それが祟って、盛大に体調を崩した。10年振りに私の大嫌いな赤くなって、痒くて、乾燥するアイツにやられ、肌が痛くて日光にあたるのも不可能なくらいになってしまった。
「いや大丈夫ですよ!他の方も沢山業務があると思いますし、まだ展示会の案件が終わってな
日本を生きやすい国にする"未来の校則"
「批判をするときは代案の提示とセットで」
私が20代のころ学んだ大事な教えのひとつ。
これを学んで以来、プンスカしてしまうことに出会ったら、”こうしたらどうだろう、こうだったら最高だ"を一緒に考えるように心がけている。
そんな私、どうしてもプンスカばかりしてしまうことがある。
日本の社会についてだ。
大学生で初めてカナダに留学した時。
社会人生活を経て再び外の空気に飢えてスペインやってきた