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スリークロス™️ by マーチング祭®︎

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▼2020年にスタートした「MIX3™️/スリークロス™️」 ▼ビジョン:"もっと身近に、ワクワクしようぜ" ▼Sports of Sound®︎ ▼マーチングをエンタメにします ▼一… もっと読む
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記事一覧

103. FC大会開催の課題|FCスリークロス

103. FC大会開催の課題|FCスリークロス

1|みえてきた課題32024FCスリークロスでの大会開催は、良いこともたくさんありました。
同時に見えてきた課題もいくつかありました。
もちろん、こうした課題解決に向けて正直に取り組みます。
より円滑なFC展開を創っていくために。

一年前からやり取りをしながら準備を進めてきたこの試みでしたが、なかなか解決できずに難航したこともいくつかありました。また、初めての開催ということで全体の動きを考えたり

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102. 大会のFC展開が地方大会を盛り上げる|FCスリークロス

102. 大会のFC展開が地方大会を盛り上げる|FCスリークロス

1|初のFC開催:2024スリークロス和歌山2024/2/18に和歌山県上富田で「スリークロス和歌山」を開催しました。
この会場で特筆すべき点は幾つかあリマス。
最も大きな点は、和歌山県の新谷さんが「和歌山でもスリークロスを開催したい」と手を挙げてくださり「FCスリークロス(大会フランチャイズ)」として開催できたことです。

開催できるイメージはあったし、開催までに準備することなどもみえていました

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101. ワークショップの楽しさ / 3年間参加で楽しみ倍増計画!|マーチング祭®️

101. ワークショップの楽しさ / 3年間参加で楽しみ倍増計画!|マーチング祭®️

1|3年間は参加してほしい2024年2月に、これまでずっと開催したかったワークショップが、ついに実現します。

ワークショップは、実際に動いたり、対話をしたりしながら進めていきます。(講師が全面的にサポートするコースもあります)
自らが主体的に参加しながら、
- 交流し
- 技術を学び
- 知見を交差させ
- みんなで楽しみながら学ぶ
機会にしたいと考えて、ワークショップ形式にしました。

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99. マーチング界の次世代へ どうしても伝えたいこと|鶴巻 敬

99. マーチング界の次世代へ どうしても伝えたいこと|鶴巻 敬

MIX3™(スリークロス)に
何でもいいから
関わっておいたほうがいい!これがマーチング界の次世代である若手の皆さんに、
どうしても伝えたいことです。
まず、「スリークロス」とはマーチング祭が主催する”超小編成”の大会イベントのことです。詳しくはマーチング祭HPを参照してください。

- プレイヤーとしても
- 仲間とチームを組んで出場しても
- クリエイターを目指してショウを創っても
目指

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94. FCスリークロスの説明書|マーチング祭®︎

94. FCスリークロスの説明書|マーチング祭®︎

1|仲間と大会を創る楽しみをつくる FCスリークロス2023年12月30日に、FCスリークロスのonline説明会を行った。
ぜひ一度、ご視聴いただきたい。

FCスリークロスは一言で説明するならば、
「誰でも大会がつくれる仕組み」だ。

[ミッション]
誰でも開催できる機会をつくる
誰でも開催できる環境をつくり
どこでも開催できる仕組みをつくる

マーチング祭®︎は、これまでに30以上の大会をつ

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89. FCスリークロスの原型|鶴巻 敬

89. FCスリークロスの原型|鶴巻 敬

1|3シーズンが経過したスリークロス年を追うごとに大会数が増え、
地域も拡がり、
さらに出場チームも増えています。
そして、2024年に始まるのが『FCスリークロス』。

これは、
「誰でも開催できる機会をつくり
 誰でも開催できる環境をつくり
 どこでも開催できる仕組みをつくる」
をミッションとし、「スリークロスをこの地域でもやりたい!」と思うなら
マーチング祭®︎の協力の下に
- 大会開催シ

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88. スリークロスをどう伝えるか|鶴巻 敬

88. スリークロスをどう伝えるか|鶴巻 敬

1|2~5月にかけて開催される「MIX3™|スリークロス」始まった当初に比べて、その魅力を知っている人数は確実に増えました。
さらに「魅力を周りに伝えようと」する人もたくさん出てきています。
スリークロスは明らかに『拡がる』フェーズに入っていると思います。

2|そうした時に聞く声「どう説明したら理解してもらえるんだろう?」
という声です。

確かに、スリークロスは説明しづらいと思います。
今まで

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74. 日本マーチングの課題を解決したスリークロス | チーム / リーダー / スター / クリエイターが次々と生まれるところ

74. 日本マーチングの課題を解決したスリークロス | チーム / リーダー / スター / クリエイターが次々と生まれるところ

0|スリークロスの元気な世界スリークロスは元気だ。
選手も会場に足を運んでくださるファンも、そして、大会運営している事務局/スタッフも、みんな元気だ。
どこの会場にも、選手を迎える温かい拍手や歓声がある。ウイナーズショウではフロア正面に座って盛り上がる。
大会後の撮影後の交流のひととき、スコア発表時の緊張感、どこの会場でもワクワクした空気があった。何よりも元気だった。

2023シーズンのスリーク

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73. allure が示した極小編成の楽しさ

73. allure が示した極小編成の楽しさ

1|楽しさを再確認した 2023シーズン⑴ スリークロス新チーム増加
⑵ エントリー数の倍増
⑶ リーグ制の良さを体現したチーム誕生
⑷ 春シーズンを、チーム運営に生かすマーチングバンド
⑸ ショウとパフォーマンスレベルの劇的な向上
など、大きな変化があったシーズンだった。

その中でも、2023シーズンにキラ星の如く誕生したスリークロスチーム「allure (アリュー)」(以後:アリュー)につい

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69. スリークロス3年目の変改|シーズン観

69. スリークロス3年目の変改|シーズン観

1|関西奈良オープン (2023 / 2 / 26) 奈良学園大学 元三郷キャンパス体育館で開催した「スリークロス関西奈良オープン」から、2023スリークロスシーズンは幕を開けた。
初開催から今年で3年目を迎えた。
これまでとは異なる「変化」が、様々なところに感じられた。

(1) 小慣れ感
(2) イメージの浸透
(3) シーズン観
ここに記しておきたい。

2|様々な変化(1)小慣れ感
スリー

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68. ジャッジと共に育てる大会|MIX3™️

68. ジャッジと共に育てる大会|MIX3™️

1|スリークロスのジャッジシステムスリークロスでは、
① 評価|評価言を音声録音
② 評定|スコア
というジャッジシステムを採用している。

①は、その場でパフォーマンスを観ながら音声でコメントをするもので、ジャッジが「その時に何を感じ、どう理解したのか」がよく分かる。

ショウ制作者やパフォーマーにとっては、意図していないところを指摘されることもあるだろう。思うように評価されないこともあるだ

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44. スリークロスの面白さ2|編成の自由さ / 軽さ

44. スリークロスの面白さ2|編成の自由さ / 軽さ

マーチング祭®︎

1|スリークロスは、自由だスリークロスには、3つの部門ある。
- Color Guard|CG
- Drum & Percussion|D&P
- Winds

それぞれの部門に応じた審査がなされる。
CG部門エントリーすればカラーガードで審査される。
D&P部門であればD&Pで審査される。
楽器編成の縛りは殆どない。

CG部門にCGと管楽器のコラボしてもいい。
D&P

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43. スリークロスの面白さ1|本番が成長させる / Winners Show

43. スリークロスの面白さ1|本番が成長させる / Winners Show

マーチング祭®︎

1|"本番" には魔物が棲んでいる練習とは、
- 違うことが起きる。
- 異なる反応が起きる。
- 比べ物にならないくらいの緊張感がある。
- 比較できないほどの、集中力を要する。
- 異次元のノイズが溢れている。

あれほど練習してきたものが、
"あっ"という間に崩壊することもある。
あれほど練習してきたのに、
それでも上手くいかなかったものが、
"奇跡か?!"

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45. スリークロスの面白さ3|スコアを読む

45. スリークロスの面白さ3|スコアを読む

マーチング祭®️

1|リキャップ / recap ってなんだ?リキャップ / recapとは、
簡単にいうと「要約」という意味を指します。
その日のスコアを一枚にまとめたものです。
リキャップをみると、
- どのようなパフォーマンスだったのか
- どこに差があったのか
など、その日の大会内容が見えてきます。

2|スリークロスの審査観点(GE|PP)スリークロスはショウとパフォーマンスを、

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