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500円映画劇場 目次

ホームセンターの隅によくある、DVDの安売りワゴン。そこは、ここでしか見つからないような「迷画」の宝庫だ。ワンコインで手に入るが誰も買わない、そんな映画を見てみたんだが……

2018/11/16 【500円映画の見つけかた】

2014/9/18 「エイリアンvsアバター」  ただ人気ありそうなのを組み合わせただけのお手軽企画。

2014/9/29 「グリード」 ドイツ製のコメディだかパニックだかよく分からない迷作。

2014/10/7 「コモドvsキングコブラ」 これでもシリーズ3作目。情けないCGお好きな方はどうぞ。

2014/10/17 「ジュラシック・レイク」 カッコ悪い恐竜はともかく、あの傑作とたった2字違いの邦題が。

2014/11/10 「トランスフォーサー」 さらに上を行く、あのヒット作と1字違いの邦題が秀逸、なのか?

2014/12/2 「アナコンダ・アイランド」 蛇は出るけど、アナコンダなんか(ジャケット以外には)出て来ません。

2014/12/24 「生体兵器 アトミックジョーズ」  この邦題以上ではなく、でも以下ではあるな。

2015/2/17 「大雪崩」 完全にタイトルと映画が分離している、稀有な作品。ダマされないようにご注意!

2015/3/10 「エイリアン オリジン」 タイトルに偽りあり。どこにも『オリジネル』な部分はありません。

2015/3/26 「レジェンド・オブ・サンドマン」 ある種のプロが作った、堂々の素人映画。

2015/5/1 「パニック・スカイ」 まあまあ面白かったのに、最後にドジった惜しい!映画。

2015/8/3 「スパイダー・パニック!2012」 ヤスモノ映画の帝王ロジャー・コーマン大先生謹製。

2015/8/24 「エイリアン・プラネット」 予算不足に泣いたか。でも予算確保も、映画作りのうちですよ。

2015/9/14 「ヘル・ファイヤー」 一番肝心なところをミスってしまった、致命的深海サスペンス。

2015/10/5 「ターミネーター・ウォー」 とにかく出来ばえの悪いヤスモノSF映画。もうちょっと何とかしろよな。

2015/10/22 「デプス・ダウン」 深海サスペンスかと思いきや、じつは志の高くない『そして誰もいなくなった』?

2015/11/12 「スネークトレイン」 オカルト色を盛り込んだ意欲作ながら、ラストでぶち壊しといういつものパターン。

2015/11/30 「ピラナコンダ」 ヤスモノ映画帝国が放つ、けっこう雑な意欲作。監督がハワイに行きたかっただけだろ。

2016/2/5 「ツイスター2010」 パッケージとは裏腹に、志は(まあ)高い映画ですが、踏み込みが甘いよな。

2016/2/22 「カンフー麻雀」 香港映画界の大立者バリー・ウォン監督の作品を500円映画呼ばわりは失礼だと思うが、まあ雑な作品だから。

2016/3/10 「メガ・ピラニア」 動物パニックの王道である「ピラニア」ネタ。そして、ヤスモノ映画の王道的な「雑な作り」もばっちり。

2016/3/24 「エイリアン・バトルロワイアル」  もちろん安い映画ではあるが、でもそれなりに頑張った、のか?

2016/4/11 「ゴールド・ハンター」 このジャンルではめずらしいフランス映画。でもフランス語はアクションには似合わないんだよね。

2016/5/13 「エアポート/トルネード・チェイサー」 エアポートを名乗っても、航空パニック映画にあらず。

2016/6/2 「ジュラシック・プレデター」 脚本はまぁまぁなのに、演出がダメダメ。映画をちゃんと作るのは難しい。

2016/7/20 「ジュラシック・シャーク」 ジュラシックでもシャークでもないのは、もうお約束か。安さ炸裂の貧乏パニック映画。

2016/8/30 「宇宙戦争ZERO」 たまには褒めますよ。なかなか上出来の映画です。500円映画にしては(笑)

2016/9/21 「マジェスティック12」 あまりにも有名なあのUFO事件をネタにした、あまりにも平凡なドラマ。もうちょっと考えろよな。 

2016/10/28 「メガ・パイソン」 もちろん、ヘビは出ません。ミリタリー系怪獣映画としては、まあまあの出来栄えだけどね。

2016/12/7 「メタル・トランスフォーム」 さまざまな映画の面白いところを集めたら、あら不思議、あまり面白くない映画が出来ました。

2016/12/27 「エアポート/タービュランス」 これもエアポート一族の一員ながら、やっぱりエアポートものじゃない。まあいつものことですが。

2017/1/5 「メガ・シャークvsジャイアント・オクトパス」 この世界ではメジャーな(?)名物シリーズ。あ、だからといって期待しないでね。

2017/1/6 「カウントダウン/合衆国滅亡の時」 よくあるスパイサスペンスと思いきや、ラストで唖然。こんなジャンルもあるんですよ、世の中には。

2017/1/24 「プロジェクト・グリズリー」 ドキュメンタリーなんですけどね、題材があまりにバカなうえに、退屈なので、ダメダメ。

2017/2/6 「グリズリー・レイジ」 こちらは正統派のクマ映画。リアル熊を起用した心意気は買うが、もふもふクマちゃんが迫力不足だったのは、ちょっと計算外?

2017/3/13 「ファイアーボール」  いやいやSFを名乗るなら、もうすこしジャンルに尊敬の念を抱こうよ。うろおぼえでSFやっちゃダメだよね。

2017/3/15 「ザ・クローン」 決定的にイマジネーションを欠いたディストピアもの。未来世界のイメージ、古すぎだぞ。

2017/3/24 「エアポート’08」 数々欠陥はあるものの、いちおう「エアポート」になっているのが驚き。とはいえ、500円映画らしさも満喫できますって。

2017/4/24 「パラダイスウィルス」 疫病パニック映画。いや、べつに悪い点があるわけじゃないんですが、真面目、まとも過ぎるんだよね。もう一工夫しましょうよ。

2017/5/18 「アバランチ・クラッシュ」  うーん、なぜ雪崩の映画はこうも上手くいかないのか。「大雪崩」に続いて、ハズレ。ただし、あれよりはマシ。

2017/6/15 「サーズ・ウォー」 凶悪な香港製パニック映画かと思いきや、じつはある意味もっと強烈な映画でした(笑) 

2017/6/28 「マシーンヘッド」 トンデモ映画は500円映画の醍醐味。こういうのは笑ってみましょう。たまにその笑顔が凍りつくのも、また醍醐味。それにしてもこの映画のつくり手は、何を考えていたんでしょうか? 

2017/7/18 「エイリアンシンドローム」 よく考えたら、どこが「シンドローム」なのかよくわからないな。グロさは楽しめるけど、肝心のお話はダメダメ。

2017/8/9 「デビルズ・レジェンド」  スペインと英国の合作ホラー。なんと原作小説もあるみたいだけど、まあ上手くいったとは言い難い。ダム好きにはおススメ……じゃないか。

2017/8/30 「キングスパイダーVSメカデストラクター」 出たぞ、完全ダメ映画。脚本ダメ、演出ダメ、演技ダメ、特撮ダメで褒めるところほぼナシ。でもこんな映画でも作れちゃう環境は、ちょっと羨ましい。

2017/10/3 「バニッシュ7」 ちょっと珍しいアルゼンチン製ホラー。だからぁ、POVは嫌いなんだってばさぁ!

2017/11/24 「アイス・スパイダー」 もうクモはたくさん? いやいや、やっぱり動物パニックの王道ですから、しかたない、つきあいましたよ。まぁ、むにゃむにゃですが。

2018/1/24 「ラビリンス・オブ・ナイトメア」 睡眠障害とか悪夢とか、悪くない素材で作られたサスペンスですが、無駄にホラー描写を増やしたために、なんか安っぽいホラーに見えちゃいました。

2018/5/7 「モンスター・フライト」 中国製エアポート一族。ちゃんとした大作っぽい映画だし、悪くないアイデアなんだけど、肝心の「モンスター」が脱力系なのが最大の欠点。

2018/6/5 「地球が凍りつく日」 劇場公開用に作られたSFサスペンスホラーが、なぜか500円映画入り。映画は作り損ねると、こんなことになってしまうという反面教師にはなるかな。

2018/6/22 「エアポート’04」 エアポート一族にしては、わりとまっとうな映画ですが、じつは完全な「お子さま映画」でした。ご家族そろって鑑賞するには向いているかも。

2018/7/18 「女子高生ロボット戦争」 ロボットSFとしても、学園コメディとしても、どっちにしても中途半端。ハリウッド帰りのテキサス野郎が撮った凱旋記念の田舎映画。

2018/8/22 「フラッシュフラッド」 わりと安直かつ独創性のない洪水パニック映画ですが、ダム好きにはアピールする点があるかもしれない。ないかもしれないが。

2018/10/9 「激突2006」 お手軽ヤスモノ映画なのはもちろんだけど、もうちょっと考えてほしかった。あ、タイトルからはわかりにくいけど、オカルト系のホラー映画です。

2018/10/19 「ノーウェイ・アップ」 うん、惜しいところはあるけど、じつはけっこうマシな映画でした。 

2018/10/25 「エアポート2001」 いろいろ文句はあるけれど、エアポート一族ではまともなほう。まあオリジナリティがほぼ皆無だけど。

2018/11/14 「ターミネーター・ソルジャー」 シュワちゃん主演のあの映画のパクリかと思いきや、同じシュワ映画でもあっちの方の劣化コピーでしたとさ。

2018/12/6 「アイスブレーカー」 めずらしくも知ってる俳優が出ている映画。おいおいホントにこれ500円映画でいいのか? と思ったら、やっぱり500円だったよ(笑)

2019/1/4 「ホスピタル・アンダー・シージ」 スイス製のサスペンス・アクションとはちょっと珍しいかな。わりとシンプルな出来栄えながら、やっぱり穴多し。ま、この世界ではマシなほうだけどね。

2019/2/12 「エアポート/フライト323」 エアポート一族の登場。めずらしくも、墜落事故後の物語という変わり種。500円映画界では大型映画のほうかもね。

2019/4/4 「ビヨンド・ザ・ボーダー」 壁を作るだなんだと、いまホットな米墨国境をめぐるサスペンス。その実体は、腰の定まらないサスペンス。

2019/4/19 「アルマゲドン2007」 空から何かが落ちてくる映画の典型パターンですが……安いんだよね、やっぱり。

2019/7/26 「合衆国壊滅」 災害パニック映画の典型のように見えて、じつはけっこう難しいのが地震映画。敢えてその難関に挑んだが結果は……

2019/10/8 「プレデターD4」 500円映画で案外多いのが「プレデター一族」 まぁ特撮駆使の怪獣映画よりはだいぶ安く作れるし、戦争映画+怪獣映画で見た目くらいは面白そうにできるからねぇ。

2019/11/16 「エアポート2012」 エアポート一族、それも由緒正しき年号つきタイトルの一作。アイデアは(オリジナリティはないが)まぁまぁだったけど、やっぱり欲張り過ぎのくせに安っぽいという、一族の典型でした。

2019/12/6 「マンモス VS サーベルタイガー/氷河期大戦争」 自然科学の教材みたいなドキュメント風CGアニメ。これをまるで古代怪獣パニック映画みたいに見せたのは、誰だい?

2020/2/6  「フィアー・フロム・デプス」 深海サスペンスか、災害パニックか、怪獣ものか。まぁ中途半端な感じはしますが……そのへんは毎度のことでご容赦を。まあまあマシなほうかもしれない映画です。

2020/3/5 「トータル・ディザスター」 人類滅亡の危機をミニマムなスケールで描く、定番のパニックもの。いやホント、新鮮な部分はほとんどないんですよね。

2020/4/27 「ツイスター2008」 災害パニック兼ご家族ドラマをミニマムなスケールで描く、新味のない作品。もちろんあの作品の続編だったりはしません。そしてワシントン州シアトルが災害パニック映画のメッカだということも発見しました(笑)

2020/8/17 「アイス・プラネット」 壮大な宇宙SF……そんなわけはないでしょう。ついに実現しなかったTVシリーズのパイロット版の再利用らしいっす。

2022/11/15 「シャーケンシュタイン」 ひさびさのヤスモノ映画は、このジャンルの王者(笑)サメ映画の登場。もちろん王者らしく、期待に違わぬヘッポコぶりを見せてくれます。

2022/12/29 「セミマゲドン」 動物パニックとして真面目に作ろうとしたけど、途中から(たぶん)ポンコツになったあげく、最終的には「コメディです」と開き直るしかなかった。そうに違いない。

2023/2/13 「エイリアンVSジョーズ」 おおっ、マネッコ映画の東西両横綱の激突だ。もちろん、ヘッポコ映画の横綱でもある両者のこと、期待を裏切らぬヘッポコぶりを披露してくれます。

2023/4/8 「イグジスツ 遭遇」 これまた定番のビッグフットもの。考えてみたら、このジャンルでメジャーな傑作ってないみたいな気がするんだが、じゃあなぜこうもヤスモノ映画界に君臨しているんだろう?

2023/6/6 「デス・アイランド/殺人蜂の恐怖」 むかしはイタリア、その後は香港やフィリピン、さらにはカナダ。そして今世紀のヤスモノ量産国は、どうやら中国になりそう。その生きた証拠がこの映画だ!

2023/6/18 「エイリアン・フロム・メテオ 侵略」 迷惑なことに地球にまぎれこんできたエイリアン同士の抗争という、オリジナリティの欠片も感じられないエイリアンもの。

2023/9/1 「エアポート2021」 ヤスモノ映画の王族、エアポート一族の登場。いちおう旅客機は2機も出てくるし、まぁまぁのココロザシは感じられるけど、やっぱり安っぽいんだよなぁ。

2023/9/24「インデペンデンス・デイ2017」 大ヒット作の威を借りるヤスモノ映画が成功する例はない。その鉄則をきっちり証明するために作ったんじゃないか、この映画。


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