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#アダルトチルドレン
ただの日記(20240524)
少年たちの締まったしなやかな肢体を見て湧き上がるのは憧れだ。僕にも少年時代が欲しかった。少女時代ではなく。
胸に無駄な肉の塊ができて、骨盤がバキボキと音を立てて育った。
骨が薄くて皮下脂肪が柔らかい身体が一概に嫌いなわけではない。人間の身体は男性より女性のほうが美しくできていると個人的には思っている。客観的に見て女性の身体は嫌いではない、だが自分が女性の身体でいることはまた別の話だ。綺麗
伝わらないタイプの対人不安
落ち着いてるねと言われることが結構あった。他人からそう認識されているということは自分は落ち着いた人間なのかなと漠然と思っていた。
心の中を覗いてみれば不安と葛藤が渦巻いて波立っていることも多いのだが、比較対象となる他人の心を覗くことはできないから、自分の波が平均よりも高いのか低いのかわからない。これが落ち着いているということならば、他の人はもっと激しい嵐の中にいつもいるのだろう。もっと大変な
母を助けたかったんじゃない、母に助けてほしかった
もしも母が僕の背中に手を添えて慰めようとしてきたら、僕はその手を叩き落とすだろう。今更優しい振りをするな、もう騙されない、と。昔の母なら、せっかく気遣ってやったのにとキレ散らかすだろう。今ならどうかわからない。
僕の反応は明らかに過剰だ。母は軽く手を触れただけ。非のないはずの温もりが過去を呼び起こす。僕は過去に怒っている。かつて表現することも持つことさえも許されなかった怒りを、胸の深い空白か
褒められたって嬉しくなかった
僕がもらった賞状を見て、母さんは僕より喜んだ。その瞬間から主役は母さんになった。
母さんは僕を優秀だと褒めた。母さんは優秀な子供を育てた優秀な母親になった。
母さんは僕が自慢だと言った。僕は母さんの価値を証明するための賞状になった。
嬉しかった僕の気持ちはすっかり母さんに盗まれた。母さんの「嬉しい」の餌にするために、僕は「嬉しい」をたくさん持って帰らなきゃいけないと思った。
母さ
「男嫌いのトランス男性」だったのかもしれない疑惑
ここ数年は自分の性自認を男女どちらでもない「Xジェンダー」と位置付けてきたが、実は内面は男性に近いのに「男であること」から逃げていたのかもしれないと思い始めた。
きっかけはX(Twitter)のスペースだった。
タイトルの通りノンバイナリーのお二人がおしゃべりをするスペースなのだが、今回は「子供の頃、ジェンダー的に影響を受けたキャラクター」について話されていた。魅力的だったキャラ、共感し
見えないところで歪んでいても(親の愚痴です)
私には脊柱側湾症がある。背骨が左右方向に湾曲する病気だ。と言っても程度は軽く、特に症状も無いので何の対処もせずに過ごしている。
発覚したのは中学校に上がるか上がらないかくらいの頃だったと思う。背中の筋肉が左側だけ盛り上がっていることに母親が気付いた。背骨が左右非対称になっているせいだった。
整形外科で側湾症と診断され、しばらく様子を見ることになった。母は私が猫背にしていたり姿勢を崩してい