【嘘のような、ホントの物語】#6 〜 不思議な力を持つ娘 〜 誕生まで 〜
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【嘘のような、ホントの物語】#6 〜 不思議な力を持つ娘 〜 誕生まで 〜

しばらくの間、無料公開しています☆ 前回までのあらすじ 40歳を目の前に、カンボジアで働いていた私。1年ぶりに訪れたタイで、友人との再会。友人から恋人へ関係が進展し、私はタイを後にした。その数週間後に妊娠が発覚。カンボジアでの高齢出産する覚悟を決め、その準備のため、妊娠15週で羊水検査をするために一路バンコクへ。一日がかりで陸路で国境を越え、バンコクで病院へ向かったが、検査が翌週に延期になってしまい、彼の寮や実家でお世話になっていた。そんな矢先、彼な母親の年齢を知り、、、

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うちらがハイになってる時 どこにいたの

うちらがハイになってる時 どこにいたの

《地下アイドルの記録⑥-昼間の私、地下で出会ったファンの方々のこと-》 私たちはいつも三人で、都内のいろいろなライブハウスを回った。 ライブハウスは渋谷や秋葉原などのアイドルが集まる王道の場所もあったし、こんな機会じゃなくちゃ立てなかったような印象的なステージもいくつかあった。 駆け出しのお笑い芸人と一緒に出た、新宿の真っ暗な地下にあるお客さんとゼロ距離くらいの近さのステージ。私が好きだったヴィジュアル系バンドが出ていた、楽屋がステッカーと文字だらけの目黒「鹿鳴館」。先輩の

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園児より可愛い保母さん
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園児より可愛い保母さん

園児より可愛い保母さん 1.出会い編  「お邪魔します!宜しいですか?!」  「一寸、待ってね!今、開けるから」  インターフォンで若い女の声と確認出来たので玄関を開けた?!  「うわー!吉祥寺のお宅ってオシャレですね!良い匂いがする!お花、 大好き」 毎回、デリヘルの女の子を呼ぶ時は、部屋の掃除を完璧にし!生花を活ける のだ! 丁度良い大きさのガラス製レンジ用大型食器(恐らくラザニア用)を花器に して剣山を敷き!各色薔薇と白百合(カサブランカ・鉄砲百合)と花屋で 購

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2.古い記憶

2.古い記憶

それは古い記憶。 居間と和室しかない狭い平屋で、洗い物をする母親と、和室で横になりながら母親と話す父親。 そしてその様子を二人の中間地点である居間のソファの上から傍観する自分。 特に幸せだったわけでも、不幸だったわけでもない一瞬を切り取った記憶。今思えばそれが唯一自分の中にある家族らしい経験だった。 自分は仕事柄過去の記憶を漁る時間を頻繁に設ける。 その中で蘇ってきた数少ない父親の記憶は、そんな一枚絵でしか思い出せなかった。 何の話をしていたのか、両親の表情はどう

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じじいになるまで、生き延びてやる。

じじいになるまで、生き延びてやる。

36.8℃。ぼくの体温は低めなので、これはやや微熱になる。 健康のためには、1日最低30分は歩いた方がいいらしい。近ごろのぼくは、たぶん15分も歩いていなかったと思う。それが昨日、計3時間は徒歩でふらふらあちらへこちらへ。なので、帰宅するころには、うっかり熱発していた。まあ、微々たるものだけど。 ええと、こんなご時世ですが大丈夫です。昨日もそうだったけど、原稿に集中しすぎて熱発するとか、日常茶飯事なので。 昨日は、普段は行かない図書館へ行った。そのために、電車にも乗った

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手紙

手紙

「先生が好きなんだよね」 高校生活の終わる頃、ある日の放課後。 私はそう、友人に打ち明けた。 先生にバレンタインチョコを渡して、 冷たく拒否された話をつらつらと溢す私。 「あれ本気だったんだ!いじっててごめん…」 友人は、そんな反応をしていた。 私のわかりやすい態度のせいで、 先生が好きそうなことはバレていた。 ただ、さすがに本気だとは思っていなかったらしい。 だってあの「先生」だから。 ┈┈┈┈ 高校に入ってすぐ出会った先生は、変人だった。 一見冷たくて、少し

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*36 ジャグリング
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*36 ジャグリング

 上を見ろ、上を見ろと人は云う。また、前を向け、前を向けとも人は云う。何かを成すには下を見る隙も後を振り返る暇も無いのだと云う。まるで山頂を目指し断崖絶壁を登りゆく登山家である。所が私の様な世間知らずの臆病者の進む道を比喩えるならば山間に掛かる吊り橋を渡るが如くである。それでも天を仰ぎ橋の向こうを見据える事は同様に重要であるが、時折谷底を覗き込み恐怖心を煽ってはそれから橋を渡り切る為の推進力を捻出したり、ぷらぷらと不安定な足元に怯えた時などは後を振り返り確かにそこまで進んでき

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弁護士を探そう           あと50万⁉ 21話

弁護士を探そう           あと50万⁉ 21話

弁護士を探そう 別居することを決め、別居先のアパートも契約できた。 私の独身時代に作った通帳の預金残高は150万。生活保護は受けない。 子供の荷物、家具などを持ち出すには引っ越し業者を頼まなくてはならない。当面の生活費もいる。切り詰めていかなければ…。 そしてなにより離婚を早く成立させなければ…。 離婚調停は離婚したい方が家庭裁判所に申し立て、調停員を間にはさみ、話し合いで成立させるものである。夫は私よりもずっと多弁であり、自分の目的の為なら両親も悪者に仕立て、悲劇