三浦るぴん

座右の銘は自分の都合が悪いことは過去も現在も未来も水に流せ! 毎日お昼12時に小説やエ…

三浦るぴん

座右の銘は自分の都合が悪いことは過去も現在も未来も水に流せ! 毎日お昼12時に小説やエッセイ、創作に関することなどを投稿しています! みなさまのご意見やご要望もお待ちしています! コメントやメッセージなどは、お気軽にお願いします! ※18禁の小説もありますので、お気をつけて……!

マガジン

  • LSD《リリーサイド・ディメンション》(初稿版)

    三浦るぴんが書いている長編処女作です! SFファンタジーなので、そのジャンルがお好きな方はご期待ください!

  • 三浦るぴんの日記と雑記と報告とエッセイなどをまとめたマガジン

    三浦るぴんが書いた日記と雑記と報告とエッセイなどをまとめたマガジンです。三浦るぴんが日々、思ったことを書いたものが多いです。よろしくお願いします。

  • 三浦るぴんがAIに質問して、その内容をまとめた記事のマガジン

    三浦るぴんがAIに質問して、その内容をまとめた記事のマガジンです。小説に関する内容の記事が多いです。よろしくお願いします。

  • 三浦るぴんのレビュー記事をまとめたマガジン

    三浦るぴんのレビュー記事をまとめたマガジンです。今はガンダムシリーズのネタバレ記事が多いです。ライトノベルの記事もあります。よろしくお願いします。

  • 三浦るぴんの短編小説(全年齢向け)

    三浦るぴんの短編小説(全年齢向け)です。

最近の記事

  • 固定された記事

【お知らせ】このアカウントの方向性について(2024/01/03現在)

お疲れ様です。三浦るぴんです。 最近、AI記事の投稿が多くなってきました。 自分としては、自分の書いた文章で評価されることが一番いいことであるということをわかっているのですが、どうしてもAIが書いた記事で毎日投稿してしまう日々を繰り返してしまいます。 そこで、私は割り切ることにしました。 このnoteアカウントは毎日、記事を投稿するためのアカウントとして使うことを決めました。 まぁ、すでにやっていることですが、もう、なんでもアリです。 なんでもやります。 そうで

    • LSD《リリーサイド・ディメンション》第50話「運命の舞踏会《ダンスパーティ》」

        *  ――オレが決めなくてはいけない。オレの運命の相手を。  ダンスパーティの会場はキラキラしていた。  淡く光るシャンデリアが夜を明るくする。  オレンジ色の光に包まれて、もうオレはクラクラだった。  オレのいるべき場所じゃないように感じる。  オレの前世は不登校な高校生だったんだ。  そんな高校生だったオレが、前世とは無関係そうな場所で踊らなくてはいけない。  それがオレの運命の相手を決める場だなんて、考えただけで心臓がバクバクしそうだ。  少女たち

      • LSD《リリーサイド・ディメンション》第49話「稲穂の騎士――ルイーズ・イヤーズ・パレスアリー」

          *  ――その少女は稲穂のような黄金をまとう騎士だった。  それはマリアン・グレース・エンプレシアとは別のベクトルの黄金……瑞々しい稲穂のような髪を持つ少女――ルイーズ・イヤーズ・パレスアリーだ。  彼女の記憶は、オレの中には存在しなかった、はずなのに、なぜか、この百合世界では神託者のひとりとして存在している。  オレが気づいていないだけで、本当は存在していたのかもしれないが、真相は不明だ。  オレは彼女に疑問を抱いている。  だから、こうして模擬戦という形の

        • LSD《リリーサイド・ディメンション》第48話「平和な日々」

            *  ――百合暦二〇XX年七月十三日をもって、百合世界は薔薇世界の呪いから解放され、大人になっても死ななくなった。  その呪いから解放されたためか、エンプレシアでは騎士学院が解体され、なにもしなくなった――もう、呪いから解放されたからだろう。  呪いから解放された百合世界の唯一の国であるエンプレシアの女王――マリアン・グレース・エンプレシアにより、やがて拒絶の壁と断罪の壁を取り除き、全領土の地形の把握に取り組んだ。  もう薔薇世界の呪いは存在しない――だから、オレ

        • 固定された記事

        【お知らせ】このアカウントの方向性について(2024/01/03現在)

        • LSD《リリーサイド・ディメンション》第50話「運命の舞踏会《ダンスパーティ》」

        • LSD《リリーサイド・ディメンション》第49話「稲穂の騎士――ルイーズ・イヤーズ・パレスアリー」

        • LSD《リリーサイド・ディメンション》第48話「平和な日々」

        マガジン

        • LSD《リリーサイド・ディメンション》(初稿版)
          50本
        • 三浦るぴんの日記と雑記と報告とエッセイなどをまとめたマガジン
          90本
        • 三浦るぴんがAIに質問して、その内容をまとめた記事のマガジン
          187本
        • 三浦るぴんのレビュー記事をまとめたマガジン
          31本
        • 三浦るぴんの短編小説(全年齢向け)
          59本
        • キミはボクの年下の先輩。
          14本

        記事

          LSD《リリーサイド・ディメンション》第47話「最後の戦い」

            *  ――本当の意味で、これが最後だ。  三体の帝を倒すことができたら、この百合世界は永遠に平和になる。  空を舞う三体の帝を標的にして、オレたちは、ひたすら攻撃をおこなう。  雷家臣三体、光家臣三体、天家臣三体がオレたちの攻撃を止める。  家臣の魔物を突破する。  それができなければ、三体の帝に攻撃を当てることはできない。  倒さなければ、いけないのに――。  ――オレは思う。  オレの心器の花である百合には、まだ可能性があると信じている。  オレの

          LSD《リリーサイド・ディメンション》第47話「最後の戦い」

          LSD《リリーサイド・ディメンション》第46話「空のエルフ――エルシー・エルヴンシーズ」

            *  ――百合世界とは異なる世界から僕たちは彼女たちを見ていた。  ある理由から青い髪である僕は、なぜ彼女たちが帝と戦うのか、その理由を知っていた。  呪いである。  彼女たちは二十歳を超える前に呪いで死んでしまう――そう思っている。  それが世界の常識であると信じている。  大人になれない少女たちが帝を倒すこと、薔薇世界の侵略から解放されること……それが百合世界を救うための方法であると、彼女たちは信じている。  そのように教育されてきた彼女たちが、なぜそう

          LSD《リリーサイド・ディメンション》第46話「空のエルフ――エルシー・エルヴンシーズ」

          LSD《リリーサイド・ディメンション》第45話「地帝との戦い」

            *  ――割れた断罪の壁から地帝が出現した。  なんてタイミングの悪いオレたち……まだランディアと知り合って間もないのに。 「これが地帝ですの!?」 「ああ、そうみたいだな。マリアン、あの心器を開錠しろ」 「聖母黄金花の鎚ですわね! わかりましたわ!!」  マリアンは空想の箱を構え――。 「――咲《さ》きなさい! 聖母《せいぼ》の黄金《おうごん》の花《はな》よ! 空想の箱、開錠《かいじょう》! 来《き》なさい! 心器《しんき》――聖母黄金花の鎚!!」  オ

          LSD《リリーサイド・ディメンション》第45話「地帝との戦い」

          LSD《リリーサイド・ディメンション》第44話「地のエルフ――ランディア・アースグラウンド」

            *  ――アリーシャ・クラウン・ヘヴンズパイルとの戦いが終わったあと、オレたちは次に現れるであろう地帝との戦いに備えて準備を始めていた。  マリアンには新たな心器である聖母黄金花の鎚を与えた。  聖母黄金花の鎚は、地属性であるマリアン・グレース・エンプレシアの能力を十二分に発揮できる形として鎚が採用されたのであった。  その威力は大地を割ることになるであろうほどのものだ。  地帝《ちてい》との戦いのときは、その鎚で、すべてを砕くであろう。  アリーシャも、オレ

          LSD《リリーサイド・ディメンション》第44話「地のエルフ――ランディア・アースグラウンド」

          LSD《リリーサイド・ディメンション》第43話「百合の女王との戦い」

            *  ――アリーシャ・クラウン・ヘヴンズパイルの放つ女王百合斬により、大ダメージをくらったオレは瞬時に自身に備わった超回復の能力を使い一命をとりとめた。  アリーシャはオレを殺す気だ。  本気でオレを敵だと認識している。  オレは彼女のことを敵だとは思っていないが、仕方ない。  こちらも本気を出すしかない。 「――咲け! 白百合の花よ! 空想の箱、開錠! 来い! 心器――白百合の剣!!」  白百合の剣を装備した。  白百合の剣は百合の剣百本分の力を持つ。

          LSD《リリーサイド・ディメンション》第43話「百合の女王との戦い」

          LSD《リリーサイド・ディメンション》第42話「百合の女王――アリーシャ・クラウン・ヘヴンズパイル」

            *  ――名誉生徒会長、フィリス・セッジリーが人工的に作り出したハイブリッドクローンであるアリーシャ・クラウン・ヘヴンズパイルとオレ――ユリミチ・チハヤが決闘することになった。  王の座をかけてエーテル・アリーナで勝負する――。 「――って、わたくしが女王なんですけどっ! このっ、マリアン・グレース・エンプレシアがっ!! それを忘れてしまったのフィリス!?」 「これは、これは、マリアン女王さま……忘れてはいませんよ。ですが私、フィリス・セッジリーは今の百合世界のあ

          LSD《リリーサイド・ディメンション》第42話「百合の女王――アリーシャ・クラウン・ヘヴンズパイル」

          LSD《リリーサイド・ディメンション》第41話「複製計画《クローン・プロジェクト》」

            *  ――のちにオレたちが知った話。  オレたちが炎帝と氷帝を戦っているとき、名誉生徒会長――フィリス・セッジリーは、ある計画を実行に移そうとしていた。  フィリス・セッジリーは、よく自分が使っている研究用のラボで、ユリミチ・チハヤに代わる救世主を生み出そうと実験を繰り返していた。  名誉生徒会長という称号はフィリス・セッジリーがエンプレシア騎士学院を卒業したことによって付けられた役職だ。  卒業したあとはエンプレシアの正式な騎士になるか、または得意なことに対す

          LSD《リリーサイド・ディメンション》第41話「複製計画《クローン・プロジェクト》」

          バッドエンド症候群(エッセイ)

          バッドエンドで終わらせてはダメだ。 昔、バッドエンドで終わる物語ばかり書いていた。 それは私の書きたいものであったのは確かだが、バッドエンドで終わることを読者は良しとしないだろう。 今の情報のあふれた世の中でバッドエンドの物語を観たりする体力が今の読者には、たぶんない。 昔、やっていた2クールアニメがバッドエンドだと事前情報で知ってしまったとき、「じゃあ、観なくていいか」と思ってしまう。 半年分の時間をかけて作った結末がバッドエンドだと観る気が失せる――少なくとも私

          バッドエンド症候群(エッセイ)

          LSD《リリーサイド・ディメンション》第40話「灼炎と絶氷の季節の終わり」

            *  炎帝と氷帝、炎家臣三体と氷家臣三体、火属性の魔物たちと水属性の魔物たちを相手にオレたちは戦う。  火属性の魔物たちと水属性の魔物たちは空のエレメントが入った空想の箱で瞬間転移してきたエンプレシア騎士学院の生徒たちに戦わせている。  炎帝と氷帝と炎家臣三体と氷家臣三体はオレ、アスター、マリアン、メロディ、ユーカリ、チルダで戦っている。  炎帝と氷帝は風帝と同じく二十メートルを軽く超える巨体だ。  炎帝は赤色の剣を、氷帝は青色の剣を装備している。  炎家臣と

          LSD《リリーサイド・ディメンション》第40話「灼炎と絶氷の季節の終わり」

          何かを選ぶということは何かを失うということ(エッセイ)

          自分は「選んでいない」と思いつつも「選んでいる」。 私は「選ばない」という選択をしてきているようで実は「選んでいる」のだ。 そうして選んだ対価が現実に起こってしまっている。 誰かのせいにしたい。 私の人生が悪いのは、あの人のせいだ。 あの人が、あの時、ああしたから、ああなってしまったんだ! ……と、思いたくなることがある。 しかし、そう思っていたことで現実が変わるわけではない。 私は今、過去のおこないの対価を払っているところなのだ。 そうだとしても、その選ぶ

          何かを選ぶということは何かを失うということ(エッセイ)

          LSD《リリーサイド・ディメンション》第39話「炎帝と氷帝」

            *  ――最南端と最西端の断罪の壁から現れたのは(最南端の壁から)炎帝と(最西端の壁から)氷帝だった。  オレとメロディとチルダとフラミアは炎帝を、アスターとマリアンとユーカリとミスティは氷帝を見上げていた。  オレとメロディとチルダとミスティのいる場所は、ひたすら熱気とマグマの影響を受けており、とてもじゃないがクラクラしてしまう。  対してアスターとマリアンとユーカリとミスティのいる場所は、ひどい冷気と氷の影響を受けている。  この状況を打破するためには、熱気

          LSD《リリーサイド・ディメンション》第39話「炎帝と氷帝」

          臆病風邪(エッセイ)

          私は、すごく臆病だ。 なぜなら否定的な感情が常時思いつくくらいに人が怖い。 人にどう思われているかを考えるだけで心が窮屈になってしまう。 ずっと治ることのない「臆病風邪」と言ったところか。 本当は自分をさらけ出すことが怖い臆病者である私。 自分という存在がこの世界にあるんだ、と考えるだけで、ちょっと怖い。 もう少し先の時代に生まれていたら、そういう考えにならずに済んだのかなぁ……いや、変わらないか。 自分ひとりでグルグル考える癖がついてしまった。 私は噂話が嫌

          臆病風邪(エッセイ)