汪海妹

2020年より魔法のIランドと小説家になろうに小説とエッセイを投稿しています。子供の頃…

汪海妹

2020年より魔法のIランドと小説家になろうに小説とエッセイを投稿しています。子供の頃から体質的に人間心理に非常に敏感で人生の前半を苦労して生き、その体験をもとに作品を綴っています。私より若い私と似た誰かへ届くことを願ってます!^^

マガジン

  • 私なりに書き方の進め

    文章の書き方について書かれている人は多いので、あくまで私なりの一風変わった書き方のススメです。

  • 小説・詩

    魔法のIランド、小説家になろうには既に書いた小説がありますが、こちらには私小説風の短編や詩を不定期であげられたらと思っています。

  • 海外生活について

    このまま行くと日本で暮らした年数より中国で暮らした年数の方が長くなってしまう立場として、せっかくだから国際的感覚で物申す。日本人でもなく中国人でもないほにゃらら人です。

  • 人間関係その他

    人の悩みのほとんどは人間関係に発端する。起こりやすいシチュエーションごとに私という人間を軸にしてどう解釈して乗り切るかの記録です。詩的或いは小説風な書き方を目指してます。

  • 恋愛について

    真面目な時には心の整理の付け方を詩的に語り、不真面目な時には合コンテクニック的なものをお笑い劇場のように繰り広げております。お酒を片手に読んでいただけると嬉しい。^^

最近の記事

私なりに書き方の進め20:自己主張

すみません。メモをしていなくてどなたの記事だったのかわからなくなってしまったのですが、とある方の記事で「作者の主張が前に出過ぎている」というものがあり、またこれはまた他の方の記事で「作者は読者に考える自由を与えるべきだ」と書かれているものもあった。 つまりは、グイグイと前へ自分の優秀さというか独自性というかを書かねばと前のめりになるのが文章だと思うのですが、↑上の言いたいことは私もよくわかるのですが、不思議となんか立派なすごいことを書いている文章って疲れるんだよなぁ。それよ

    • 短編小説:毒をくらわば_2020.11.05

      本編に入る前に写真の説明を。アメリカについて思ふとAI生成画像?で添付した超子猫(すごく小さい猫)。ちゃんとすくすく成長しております。カフェバーに飼われてる猫なんだけど、このにゃん達の餌代になるように、今度ここで一杯呑んで帰るかなぁ。2024.08.23 汪海妹 本編は長編いつも空を見ているの2人 樹君と千夏ちゃんの子供たちが大人になってからの話で、長編かみさまの手かみさまの味の①と②の間の話になります。長編はいずれnoteにも投稿する予定ですが、魔法のIランド、小説家に

      • エステに行って施術師に怒られた話

        「あんたなんでエステ受けてるの?」 「……」 「キレイになりたいからじゃないの?」 この前行きつけのエステで、そのエステとコラボしている美容医院が無料キャンペーンみたいなのをやっていて、そのお姉さんにガチで叱られました。日本では今、カスハラというものがあるじゃないですか。これ、その逆バージョンじゃね?って話だよ。日本じゃありえないが、この国だったら有り得るだよ。 そして、ここから、被害者の中年女性 仮名Aさんは語る!でインタビュー記事をお載せしよう。つうか、私なんだけど。

        • 中国人男性について赤裸々に書く

          私の頭の中には消去の小人が住んでいる。なんのことはない私の記憶がいろんな本になって図書館があるとする。本棚がいっぱいになってくるといらない記憶を捨てる管理人のようなものだ。 この人たち、時々、勝手に記憶を捨てる。 小説書くのに使うから捨てるなというと、人を蔑んだ目で見て蔑んでくる。そして言われたのである。 小人A「せっかく中国に住んでるんだから、中国についてもっと書いたら?」 小人B「全然書いてないよね?」 私「別に好きで中国住んでるわけじゃないし」 チーン…… 誤

        私なりに書き方の進め20:自己主張

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        • 私なりに書き方の進め
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          10本

        記事

          短編小説:体重計_2020.11.3

          いつも空を見ている②③の2人の子供達が大人になってからの話 また、かみさまの手かみさまの味①と②の間に入るお話です。 片瀬大生 「ねぇ、ひろ君。新作のケーキってもうできたの?」 休みの日の朝、朝寝坊して起きると昨日の夜から泊まってる彼女に聞かれる。 「また、それ?暎万の頭の中は食べ物のことしかないのか?」 「ない」 即答だな。おい。 「全然ないの?食べ物のこと以外は」 しつこく聞くと、少し考える。 「少し、は、ある」 その少しの中に俺も入ってるわけだ。 「

          短編小説:体重計_2020.11.3

          役者について思ふ

          現在日本在住の姉とオンライン飲みをしようとウェイシンを繋いで、彼女は麦焼酎の水割り、私はビールで乾杯した。特にトピックがあったわけではなくダラダラとおしゃべりしていた中で、某ドラマが前に比べてつまらないという話をしたのです。 「お父さんとお母さんが生きている時の方が良かった」 「うん」 「旦那さんもあの死んでしまった前の旦那さんの方が味があった」 「んだ」 (なんのドラマについて言っているかはご想像にお任せします) からの 「そういえば今日、とあるドラマを一気見したけど

          役者について思ふ

          漫画感想文:クズの本懐

          横槍メンゴによる漫画で2012年から2017年にかけて掲載 推しの子の作画担当している方の漫画です。 推しの子を読んでいる延長で、クズの本懐も読みました。ただ、横倉メンゴさんは推しの子では作画担当で、ストーリーを組み立ててる方ではないので、クズの本懐のストーリーやその展開は押しの子とはかなり違います。 高校生の女の子と男の子が主人公で、女の子の好きな人は高校の担任でかつ幼馴染の男性、男の子の好きな人は高校の音楽教師でかつての彼の家庭教師。そして、それぞれの片思いの相手は教

          漫画感想文:クズの本懐

          短編小説:豚になろう_2020.11.01

          この作品はいつも空を見ている②③の2人の子供が中高生になり、 僕の幸せな結末までの2人の祖父母と一緒に暮らしている番外編 連作短編になってます。 中條アンド上条二世帯住宅の一階リビングにて 「暎万、お前、最近痩せた?」 お兄ちゃんの春樹君に言われた暎万ちゃん、ギョッとした。 「嘘?」 「なんか顔ちっちゃくなったんじゃない?最近」 ソファに寝っ転がっていたの起き上がってバタバタと洗面所へ駆けて行った。しばらくして暗い顔で戻って来て、ソファーにちょこんと座った。 その様

          短編小説:豚になろう_2020.11.01

          ユーミンはお姉さんである

          最初にお写真お借りしました。<(_ _)> ありがとうございます。 残暑 作詞・作曲 松任谷由実 編曲 松任谷正隆 発売日 1990/11/23 日傘をさし 土手を歩く 白い小さな イリュージョン 目を細めて 追いかけたの 夏をひきとめたくて ふとあなたの声が 去年の恋が 歌いながら 光りながら 耳をかすめた ペダルをこいで並んだなら しばらくそばにいて やがて雲は ちぎれながら 空色を深め 透きとおった心からの 葉書が出せる気がする まだ あなたの声に 去年の恋に

          ユーミンはお姉さんである

          既婚者の男女のリアル

          数年前のことだ。深圳で日本人の異業種交流会のようなものがあって打ち上げがあった。気持ちよく酔っ払い、 「二次会行きましょうよー」 ポンと隣にいた人の肩をつい叩いてしまった。その瞬間手を跳ね返され、しかも相手はざっと私から一歩跳びはなれた。 脱兎! 脱兎ってこういうことかもしれないと、先にまず思った。その後、遅れて衝撃を受けた。 なんと! これがもし、ポンと肩を叩いてしまったのが男で、叩かれたのが若い女の子ならまだわかる。しかし、私は女だし、叩かれたのだってアオハル

          既婚者の男女のリアル

          短編小説:妻を迎えに_2020.10.31

          この作品は いつも空を見ている②③ の2人が結婚して、子供が中高生になった頃の番外編です。短編連集になってます 樹 食事を終えても千夏さんがなかなか戻ってこない。出張あがりで疲れていたはずだけれど……。スーツから普段着に着替えると、靴を履く。 「あれ?出かけるの?」 長男が声をかけてくる。 「うん。ちょっとね」 「買い物かなんか?」 「うん。まぁ……」 曖昧に笑うと、それ以上は聞いてこなかった。ちょっと妻を迎えに行ってきます。 *** 駅前のネットカフェと言

          短編小説:妻を迎えに_2020.10.31

          漫画感想:推しの子に続く

          本文に入る前に国語の時間だ。 推しの子に続く となると、自分も推しの子に続くような面白いもの書くぜ!イエイ! と、取れなくもない。しかし、そういう意味ではない。そのくらいのこと言い切ってみたいがそういう意味ではない。昨日の文章に続くという意味です。 チーン…… せっかく推しの子を読んだのに、具体的な部分に触れてなかったのがなんか良くなかったなと思って、ペルソナがどうと言ったところを踏まえて、何がペルソナなんかという部分について今日は書こうかと思う。 現在のアニメの放

          漫画感想:推しの子に続く

          漫画感想:推しの子

          漫画ばっか読んでんな、この人、と思わないでいただきたい。しかし、漫画ばっか読んでますな! 推しの子は、息子が中国版のYouTube、快手で話題になっていて教えてくれたアニメで、2人で見ようと思った時にはもう放映が終わっちゃってたのです。ファーストシーズンね。それで電子コミックを買って読んでます。後少しで終わりなのかなぁ。アニメのセカンドシーズンが今やっていますが、アニメはまだ中盤ですね。 noteに推しの子について書こうかなと思って、それで律儀な私は昨日と今朝をかけて、コ

          漫画感想:推しの子

          短編小説:王妃様の誕生日_2020.10.17

          この作品は 長編:The story of Quisalpina の番外編です。 エミリア 「ちゃんと記録はとっているの?」 ひさびさに会った姉は、前にもまして目力が強い。 「月々の女の人のあれよ」 それにしてもさっきから、こんな話しかしないんだから……。お茶を飲みながらうんざりする。 「何のためにそんなことを?」 「そりゃ、もちろん……」 その後に続く言葉を待ったが、あとが続かない。 「わざわざ言わなくてはわからないの?」 「……」 さすがにそこまで話すの

          短編小説:王妃様の誕生日_2020.10.17

          漫画感想文:Dr.Stone

          本日は、ドクターストーンがどういう話かという全体像を語らず、物語の前半に出てくる最強高校生 司君のとある行動について考えたい。 全体像を語らないと言っても、全く語らないで本文に入ると、はてなはてなはてなになりますので、必要最小限に絞って書きます。 ドクストは世界中の人たちが謎の光線を浴びて石化し、石化したけど石のまま生きている状態で、4000年?だったけか?ぐらい経ってから一部の人間から石化が解けて、人類が石器時代からやり直す話です。(つまり石になっても石化が溶ければ生き

          漫画感想文:Dr.Stone

          恋に縋っても幸せにはなれない

          会社の近くのカレー屋さんに飾ってある ぺぺぺ日めくりカレンダー 作者は日本人で 渡辺知樹さん 絵本作家さんだそうです。ここは中国の深圳のとあるカレー屋でオーナーさんは日本が好きな中国人の方。渡辺さん !ここにもファンがいましたよー。 写真の説明をしてから本文でございます。 過去作の短編や、やはり2020年に書いた長編を読み返したりしながら、この恋に縋っても幸せにはなれないということについてつくづく考えたので、今日はそんなことを書けたらなと思う。自己作を読んでそれについて思

          恋に縋っても幸せにはなれない