【私小説】「甘えと怒り」


自分は、甘えて生きてきた。それと同時に最大限親に対する恨みもあった。
自分は、甘えて場面緘黙症になった。そのことに対する怒りが今もある。
自分は甘え過ぎて、常識を知らなくなってしまった。常識を分からなくなってしまったことに怒りもある。(ただし、礼儀正しさは知っていた。)
自分は、甘えて浪人生になってしまった。しかし、望んでなろうとは思っていない。
自分は、甘えて通信制高校に転校したので、高校生活毎日を寝ていた。自分は、うつになり高校生活が毎日眠気が異常に発生し、何もできなかったことに怒りしかない。
自分は、甘えて青春が無かった。自分は青春が無かったことに怒りがある。

親は両方とも平均的な親で、人より優しいとは思う。
ただ、それが原因で物凄く甘やかされてきた。
それこそ学校で場面緘黙症になるくらいには。
そんな親に対する恨みの感情が酷かった。
親から離れたい気持ちもあった。
ただ物凄く甘えてしまっていたのだと思う。

そして自分は文章を書くことさえ甘えてしまっている。

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