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疎通と対話 ―社会と組織の中で人々を「乳化」させるもの―

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コミュニケーション(疎通)とは相互に意思を伝達する技術であり、ダイアログ(対話)とは相互の合意目標を発見する工程である。いかに言葉巧みで表現豊かでも、伝達や合意を成し得なければ児… もっと読む
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2019年4月の記事一覧

過激な言葉を使う弱い人(コミュニケーションのヒント)

過激な言葉を使う弱い人(コミュニケーションのヒント)

世の中には、過激な言葉・攻撃的な言葉・大げさな言葉を頻繁に使う人がいる。

そういう人は一見「強い」ように見えるけれど、 ほんとうは「弱い」んじゃないだろうか。「弱い」からこそ、過激な言葉を使わざるを得ないんじゃないだろうか。

過激な言葉を使う人を必要以上に攻撃すると、なおいっそう過激さが増してしまう危険性がある。なので、やさしい気持ちになって相手をする方が平和を保つことになるかも、とときどき思

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たった一文字が大きな違いを生む

ぴよ🐥です!
今日も見に来て頂き、ありがとうございます(^_^)

今日はたった一文字だけどニュアンスがほぼ反対になる言葉を発見したので、そのことについて。その発見を踏まえて、自分が今後どう生きていくか決めました!勝手に宣言(笑)

たった一文字だけど、ニュアンスが全く違う言葉がある。何でしょう?案外、普段意識してない言葉だと思う。

答えは「これ で いい」と「これ が いい」だ。「で」と「が

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自責思考と他責思考

自責思考と他責思考

他責思考が望ましくないとされるのは、他人が自分にとって都合よく変化することを期待したり、本来変えられるはずのない他人を自分が変えようとするなど、自分ではコントロールできないことに時間やエネルギーを割くことになり、必然的にその姿勢からは何も生み出されないためです。

自責思考で仕事をすることが好ましい理由は、自分に何ができるか、何をすべきかにフォーカスして主体性の高い仕事ができるためです。

そんな

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書籍『クソ野郎にならずによい仕事をする方法』を"クソ野郎予備軍"が読んでみた。

書籍『クソ野郎にならずによい仕事をする方法』を"クソ野郎予備軍"が読んでみた。

クリエイティブは、"エモ"と"ロジカル"の紙一重。つまりエロジカル。
どうも、@norinity1103です。

今回は4月12日に発行された書籍『クリエイティブな仕事をしている君へ。今日からはじめるワーク・シフト』という書籍を読んだ感想文です。

本書はキャッチーなタイトルに一貫した内容がリズムよく展開されており、クリエイティブな仕事の優位性を活かしつつも、共に仕事をするチームメンバーやステーク

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『やさしさ』とは『思いやり』

『やさしさ』とは『思いやり』

『やさしい』ってなんだろうな?

『やさしさ』ってなんだろうな?

そんなことを考えることが習慣になってから、何年経過しただろうか。抽象的な言葉ゆえに、人それぞれ解釈や定義が異なるが、『あの人は優しい』『あの言葉にはやさしさがある』という『あの◎◎』はどこか共通項があるように感じるのだ。

僕のなかで、これが『やさしさ』である。と言い切れるまでの定義があるわではないのだが、たぶんこれなのでは?とい

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これをするとマジモテない!非モテの人の性格的な特徴!

モテない人というのは心理学的に見ると共通の特徴があります。今回は異性からも同性からもモテなくなってしまう特徴について解説していきます。

非モテの特徴というのは単純に人間関係にも悪影響を及ぼしますので早めに改善していきましょう。人間関係が悪化するとメンタルも悪化してしまいますからね。

今回紹介する研究はシドニー大学が複数の大学と行った共同研究です。彼らは異性からモテない人たちの性格的な特徴につい

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ノンコンセプチュアルワーディングによるディスコミュニケーション- 日本語でしゃべれ

ノンコンセプチュアルワーディングによるディスコミュニケーション- 日本語でしゃべれ

企画担当の柴田です。

僕は前職で広告代理店に勤め、現在はアプリ開発会社で働いています。今回は両方の業界に共通したある問題について話したいと思います。そう、意味不明なカタカナ言葉が多すぎる問題です。

それっぽさのためにカタカナを使っていないか?僕はカタカナ語が好きではありません。理由は単純で、そもそもカタカナにしない方が伝わりやすい言葉が多いからです。なのに使われるのは、カタカナ語の方が「それっ

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すぐ心が折れる「わからない人」

すぐ心が折れる「わからない人」

「説明がわかりやすい」と言わることが続いた時、「えへへ、私頭いいのかな」と一瞬思ってしまいました。

すみません。すぐ気づきました。

昔から「わからない」ことが多いからだったと。なので、「わからない人」の目線で説明し、それがわかりやすさにつながっているようです。

私は小学校の頃、人の話を聞かないといって怒られ、

「いいですか、人の目を見て聞きなさい」
「はい」

その後、人の目だけ見て話を聞

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飲食店にとって客は神様でも何でもない

飲食店にとって客は神様でも何でもない

 先日、togetter上にこんな話題がまとめられていて「あぁ、いるなぁ......」なんて思いとともに、そんな人を見るたびに思うのは「なぜ、その態度でイケる」と思ったのだろうと不快感にも似た疑問。

 ぼくの実家が新潟県燕市で30年以上営むそば屋なのは何度か紹介しているけれど、ぼくはこの店舗兼住宅で人生の大半を過ごしており、幼い頃から記憶にあるのは商売に汗をかく両親だった。

 そして、飲食店に

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組織の中でのリーダーとは

組織の中でのリーダーとは

 先日、組織について話をした。

今回はそんな組織の中で、リーダーとは何をすべき存在なのかについて考えていきたい。

<リーダーとは組織の役割の一つ> 始めに、リーダーは組織の役割の一つだという認識を持とう。
特別な存在ではない。
組織の中で何かしらの責任を与えられ、振る舞いを期待されているという点で、他の役割と違いはないのだ。
人の上に立たなければならないとか、一緒に働いている人よりも偉いという

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話す・聞く・描くー「3ピースダイアローグ」のススメ

話す・聞く・描くー「3ピースダイアローグ」のススメ

「今までボンヤリ考えてはいたけど、言葉にするのは初めてかも…!」

そんなとき、少し視界がクリアになり、手応えを得た気持ちになります。

どうすればモヤモヤした考えから視界をクリアにし、手応えが得られるのか。今日は、ぼくがワークショップで使っている手法「3ピースダイアローグ」をご紹介します。

「3ピースダイアローグ」とは?「3人集えば文殊の知恵」と言います。この手法は、現在臼井が開発中のものです

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幸せなGIVERの特徴とは?

幸せなGIVERの特徴とは?

FROM ボブ・バーグ

「他人から”自分”にしてもらいたいと思うような行為を人に対してせよ」

これは黄金律…いわゆる「ゴールデンルール」と呼ばれる人類普遍の考え方の1つだ。こうした「ゴールデンルール」と呼ばれている原則がなぜ人生をより幸福に、成功に満ちたものにするのか。いつも私のブログや音声プログラムを熱心に勉強してくれているあなたなら既にご存知かもしれない。

そう、「あたえる人があたえられ

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フランクリン流:説得力の身につけ方

フランクリン流:説得力の身につけ方

FROM ボブ・バーグ

本日は、あなたのコミュニケーションをより円滑にし、より説得力のあるものにする方法を紹介しよう。その方法を使うことによって、自分はなんでも知っているという独善的な印象を与えることなく、相手の感情と意見を尊重することのできる。実に優れたやり方だ。

納得しても意見を変えない理由…

これは、米国建国の父として知られるベンジャミン・フランクリンの自叙伝にかかれている教えでもある

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【仕事術】ゲーム業界の人が潜在的に嫌っていること

【仕事術】ゲーム業界の人が潜在的に嫌っていること

クイズです。

ゲーム業界の人が潜在的に嫌っていることはなーんだ?

正解まで10行

正解まで5行

正解まで2行

正解は「後出しジャンケン」です。

ゲーム好きはみんな嫌いな「後出しジャンケン」ゲーム好きは、ゲームに勝っても負けても楽しむことができます。
ゲーム好きが高じてゲーム業界に入った人は、とても高い確率でその気質を持ち合わせているはずです。

だから、勝ちにこだわり過ぎて、ゲームの楽

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