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優真
2023年10月2日 17:32
この遺伝子と風が交わる場所へ行きたいの あの頃にもしも戻れたのならそれはそれですこし虚しいかもしれないでもあの頃は鮮やかに見えたのさ教室の窓から溶け込む光嫌いなやつの笑い声すぐそばの君の横顔街の隙間から流来る風にでもなりたいと想ったんだ勿忘草気がついたら咲いていてそれみたいに気づいたときはもうぼくら大人になっていた
2023年8月24日 21:25
懐かしいあなたの笑顔100年前にこの世に落っこちたそのとき天と海涙流したもう二度とないよなこの生命もう一度逢いたいと流れてくる希望が夢がこころが沢山の勇気に支えられたのだあの山はいまも堂々と聳えている
2023年9月9日 19:18
峠幾つも越えては進む懐かし詩集携え進む沸き立つ孤独高鳴れ鼓動蟲の音響く闇夜の森よ帰り路にお茶でも一寸約束果たせずおうちへ帰る沸き立つ孤独高鳴れ鼓動蟲の音知らす光夜の森よ朝まで話し焚火を蒸しやおいもを焼いてはもぐもぐ食べる沸き立つ孤独高鳴れ鼓動蟲の音知らす偉大な森よ
2023年9月6日 19:18
おいらを待つのは秋のやさしさとんだなまけもののおいらはしようがないとため息をついて外に出られぬ夏を過ぎてまたやがて秋と遭うだろう秋になると響きたるウクレレの音 それは友達の調べ小さな小さな無花果があの木になるとききみに聴かせたい歌をひとつ歌おうと思います少女があの山のそばで泣いているあなたが昨日夢で見たこわいおばけとやらはおいらはそんなに恐いとは思わない海では
2023年9月6日 22:21
あきいろのかぜふいたらあなたとあぜみちあるいている こおろぎもきようはどこかおとなしい またさんまをやいているおばあちゃんしあわせをすこしかんじながら いちじくのはやしは ほんのすこしだけいろづいて あきのやさしいひかりたちがほら きみのわらうかおを おおきなみずうみにうつしている もしもないていたなのなら わたしのことすこしおもいだして あいをう
2023年9月9日 00:57
メリー・クリスマス虹色の魔法につつまれたあなた指先から流れ出すケーキがシフォンに変わつてあなたのほつぺは落ちる白い雪が落ちてくるまるでプレゼントみたいだ靴下用意しなきやいけないねあなたに編んであげたクリームのセーターそれはとても似合つてるメリー・クリスマス町はなんだか浮き足立つていてぼくのこころは空の上あなたはマドレーヌのようにあまくてやさしい今日は苺に逃げられたく
2023年8月26日 14:12
わたくし季節あなたの恋人わたくし季節あなたにくちづけ昨日までの世の中モノクロームで手の中からはなにかもが消えてしまったよあなたの指から出ていることばは優しい気持ちにわたしをさせてくれるほんとはたくさん知っているのだかみさまがどこにいるのかってわたくし季節あなたの思い出わたくし季節あなたにくちづけ
2023年8月25日 22:25
あのひとつの絵前観たときは感動していたのだけれど今観てもあまり感動しないだからといって嫌いになったわけでもないじゃあどうしてだろう?わたしの中であの絵が放つ色の気分が変わった?だとしたならそれはとても素晴らしいことかなあなんて思いながら上野東京ライン乗ってたよ鮮やかな日々聴きながら外ではみんながもうすぐ来る秋の準備している今年こそは野宿してみない?君
2023年8月26日 12:43
夢の中のあなたはやさしいまるでこの現実と全然違うんだあなたのことが好きだったけれどあなたはわたしに興味なんかなかっただからではないけれど印象派の絵画のように色づいた夕暮れの手前でギターを弾いて歌ってるあなたはすてきな人でも今の関係ではあなたは遠くにいるすてきな人あなたにはあなたの人生があってそれが大切だということも知っているで
2023年8月26日 04:01
わたしみんなみたいに生きれないどうしてなのでしょう?これは秋の問題心の中は枯れ葉でたくさんですあなたの声がわたしのなかでいまこだましていてわたしは少し勇気が出る未来永劫この気持ちがつづくとしてもわたしはやっていけるでしょうかこの喫茶店でいまぼくの好きな音楽がながれ始めた煙が目にしみるクリフォードのトランペットの音がわたしを泣かせるのだそんなことばかりわたしは
2023年8月25日 21:46
月の明かりがわたしの頬を照らすときたくさんの歓びと後悔押し寄せてくるのだわたしが生まれたときこの海は少し広くなったらしい異国の街ではどんな音楽が鳴り響いているのだろうかこの街では朝まで踊ってゐるひとはごく少ない気がするな愛しいものが多いからからまた朝を待ってるけれど生きることと暮らすことは違うと最近思つてゐるとまれ 歓びが今日にとまるわたしが昨日使っていたまくらは今
2023年8月31日 19:29
何も変わりやしないのさいつもと同じ一人きりの毎日さみんなができることがオレだけできないんだオレは座ってただ船を見ているだけさ生きがいなんて一つもないしオレは働くこともできやしないのさ戦争も嵐もきていなくてもこの有り様さ
2023年8月27日 17:12
ながいものは人生のみじかさに捧げる