秋の聲 New ver.
おいらを待つのは秋のやさしさ
とんだなまけもののおいらは
しようがないとため息をついて
外に出られぬ夏を過ぎて
またやがて秋と遭うだろう
秋になると
響きたるウクレレの音
それは友達の調べ
小さな小さな無花果が
あの木になるとき
きみに聴かせたい歌をひとつ
歌おうと思います
少女があの山のそばで泣いている
あなたが昨日夢で見た
こわいおばけとやらは
おいらはそんなに恐いとは思わない
海では秋刀魚が
今年もたくさんとれるでしょう
どのくらい脂があるのか
君と話してるときが
いちばんやさしさとかに
なれる時だとおもう
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