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小説大好き☘️毎週博物館か美術館に行く☘️コンサート・バレエも愛してる💖 美しいもの、楽しいもの、おもしろいもの、ドキドキするもの、もしよかったらご一緒に💖
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隅田川そばの向島を着物散歩

隅田川そばの向島を着物散歩

隅田川のそば、風情のある町・向島。
そぞろ歩くと、すてきなお店が多そうです。。

言問団子でも有名。
この「言問い」の名は、「伊勢物語」の東下りの段から。

名にし負はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと
(都を追い出され関東を旅しながら、京都の愛する人は元気だろうか・・・と嘆くうた)
高校時代に習いました。

ここでは恋より団子、ですが。

他にもお店がいろいろあって、回りたいのですが・・・

今日

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私の目と私じゃない人の目で、絵を見てみたい

私の目と私じゃない人の目で、絵を見てみたい

「ママ、だっこ」
と手を伸ばす息子。
2歳くらいのとき、ベビーカーに乗せて美術館へ行った。

はじめはもの珍しそうに見ていたが、2,3分後にあきて、抱っこをせがむ。
仕方ないよね、と思いながら抱っこする。

片手でベビーカーを押しながら、進む。

不自由だったけれど、そうしないとどこにも行けなかったから。
どこへでもベビーカーを押し、抱っこ紐を持ち、出かけた。

動物好きだったので、動物の絵を見せ

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新しい自分に会いたくて、会うためにすることを考える

新しい自分に会いたくて、会うためにすることを考える

「あ~、しんど」
思わずつぶやいている。
そんな自分がイヤ。

頭も心も、停滞しているというか、疲れているというか。
こんなことではいけない、と思いながらも、なかなか前に進めない。

noteも、仕事も、日常生活も。
どれも中途半端で。

そうすると腰も重くなって。
外へ出てリフレッシュしよう、となかなかできなくて。

もやもやもや。

会社、家、買い物・・・の繰り返し。

新しい場所、新しい店、

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生きづらさを小さな宝物のように抱きしめて

生きづらさを小さな宝物のように抱きしめて

ふたつ上の姉に、よくお気に入りのビーズやおやつを取られていた。
「ちょっと借りるだけだから」といってアクセサリーなどを作り、「もう取り出せないから、返せないや」などと。

いい返せなくて黙り込んでしまっていた。

それがイヤだった。
くやしくて。

姉との口げんかでも鍛えられ、いつしか口が達者になったらしい。

ビーズやおやつを守るために。

いいのか、悪いのか。

いつからか社交的、といわれてい

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秋の一片を切り取って杯をいただく

秋の一片を切り取って杯をいただく

秋も深まって・・・もうすぐ冬なのに、暖かくて。

3年前に旅した京都の紅葉を思い出す。

心が燃えるような、紅。

恋では、ないけれど。

鮮やかな紅を、今度は詠みたい・・・

そう思うひとときがあった。

白さんが取材した、秋の俳句、白杯。

私は最終日に滑り込むように、詠んで。

なすは秋の季語と知らず、詠んだ俳句も一句あり💦

でもほかの二句を、とっていただきました。

ひとつは

弁当の

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心惹かれて、見て、楽しんで、感じたい『美術館は一人で行く派展』

心惹かれて、見て、楽しんで、感じたい『美術館は一人で行く派展』

美術館や美術展に行くのは好き。

だけど美大出でもないし、勉強をしていないから、見方は我流でいい加減。
好きだから、時どきnoteにも書くけれど、自信はまったくなくて。

ヒヤリ、ドキリとしながら書いている。

お料理だって、資格はもちろんないし、お料理学校に通ったこともないので、自信はない。

コンプレックスだらけだ。

勉強は大事。
そう思う。

一方で見ながら、考えながら、感じながら・・・と

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足元に白猫を連れて、お着物散歩

足元に白猫を連れて、お着物散歩

白猫を足元にじゃれさせながら、着物でお出かけ。

着物がひっかかれそう?

そんなことはありません。

ほら。

白猫さんの鼻緒のお草履。

全体はこんな感じです。

アップの白猫さん。顔は見えません。

片側は、足跡です。

この鼻緒に一目ぼれして、ついてきてもらいました。

少し変わった形のお草履。

こちらは京都の一脇さんのところのもの。

着付けの先生の案内で、東京であつらえていただきまし

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ゴッホがゴッホになるまでを見て地べたから考える

ゴッホがゴッホになるまでを見て地べたから考える

「絵が、動いている感じがするよね」

息子が、かつてゴッホの絵を見た時にいった言葉。

躍動感があって、空気がふるえているような、絵。

心から惹かれるけれど、リビングやダイニングには飾れない。

常に魂を揺さぶられそうで。

落ち着かなくて。ドキドキして。

そういって、息子と笑ったことがある。

そんな贅沢は、ありえないのだけど。

ひと目で惹きつけられる絵と、激しい生涯から天才と呼ばれる画家

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水に揺れてきらめく~着物と帯と~

水に揺れてきらめく~着物と帯と~

毎年秋から開かれて全国を回る「日本伝統工芸展」。

第68回の日本伝統工芸展を見に、日本橋三越に行ってきました。

毎年行こうと思いながら、なかなか足が伸びなかったけれど。

今回は最高の賞が着物であると聞き、その着物を「日曜美術館」で見て、どうしても行きたくなったのだ。

日本伝統工芸展は,歴史上,芸術上価値の高い工芸技術を保護・育成するため,昭和29年から開催されている国内最大の工芸の公募展で

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草間彌生のかぼちゃがどうなるか気になっている

草間彌生のかぼちゃがどうなるか気になっている

写真は、お菓子のパッケージ。息子へのお土産だ。

草間彌生の実際にあるかぼちゃを模していて、中身は赤い方はグミ、黄色い方はクッキー。大きさは本当は逆で、赤い方が大きいんだけど。

草間彌生さんは大ブームを起こした、前衛芸術家。
水玉のモチーフがとても有名。

ふたつのかぼちゃはアートの島・直島(香川県)にある。

私はここに2回訪れたことがある。

最初はは3年に一度行われる「瀬戸内国際芸術祭」で

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名残りの夏着物をいとおしむ

名残りの夏着物をいとおしむ

酷暑、台風、長雨・・・気がつくと、夏はあと十日あまり。

今年は。ほとんど夏着物を着られませんでした。
ここのところずうっと、なのですが。
去年から改めて着付けを習い、もっと身につけたいと思いましたが、お出かけもままならず。

残念です。

夏着物、というと特別な思いがあります。

正直、着物を着始めた時に「夏は着られない」と思っていました。
暑いし、着られる期間が短いし(7,8月のみ)、面倒で。

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浴衣を着て、夏のお出かけ

浴衣を着て、夏のお出かけ

夏の着物の代表は、浴衣ですね。
着物は着ないけれど浴衣は持っている、浴衣なら着るというという方は多いですよね。

気さくに着られますし、家で洗濯もできます。

私の浴衣は虫かごと萩の花私、今年は洋服はほとんど買っていないのですが・・・浴衣をン十年ぶりに仕立てました。

柄はこんな感じ。虫かごと萩の花です。写真が下手でごめんなさい。

浴衣は夏のものですが、涼しさを演出するために秋や冬をテーマにした

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インドの布に心惹かれて、見て、旅して、まとう

インドの布に心惹かれて、見て、旅して、まとう

インドへ2回、ひとり旅をしたことがあります。

一度は生まれて初めてバックパッカーで旅した卒業旅行。

2度目はその10年以上あと、布を見る旅でした。

インドは更紗も刺繍も織りも有名で、世界一の歴史もあります。

布を見るのはずっと好きでした。今も見に行くことがあります。
東京国立博物館のインドの布の展示品から。

これは南インドの「藍地花格子結び文様更紗(あいじはなこうしむすびもんようさらさ)

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稲妻ショックを受けたことありますか?

稲妻ショックを受けたことありますか?

昨夜、出先から帰ってきたら不穏なドロドロドロ・・・という音のあと、

ドガラガッシャ~~~ン!!大音響。直後に豪雨。

今日もカンカン照りのあと、夕方にドロンドロンゴワゴワゴワ・・・と雲のグチを聞いたかと思ったら、

グワッシャ~~~ンと雷が。

怖かった、です。

でも実は、小学生の時も中学の時も、稲光を見るのが好きでした。
闇にパッと輝く光。
雷雨でよくベランダから外をじ~~っと眺めていました

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