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雑文エッセイ日記コラムプロレス諸々

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2021年5月の記事一覧

嘘のつけない「大貧民」

嘘のつけない「大貧民」

散々語られ尽くしたテーマかも。

私の生まれ育ったエリアでは「大富豪」ではなく「大貧民」でした。ルールは時と場所によってだいぶ変わりましたね。

これまでに経験した「ローカルルール」は、大体以下の通り。

1、同じカード4枚で革命(つまりいちばん弱い3が最強カードになる)。
2、ジョーカーはスペードの3でしか切れない(革命状態でもジョーカーだけは別格だったような)
3、2もしくはジョーカーを最後に

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「大切なもの」はいつだって

「大切なもの」はいつだって

「商業施設やカフェでよく耳にするけど曲名のわからない洋楽」ってありませんか?

元々低レベルな上に錆びついた「リスニング力」と衰えまくりの「記憶力」を頼りに探してみました(鼻歌で検索してくれるアプリもあるらしいけど)。

歌っているのはおそらく男性。中性的な声。女性がカヴァーしているヴァージョンも聴いた。曲調はポップ。60~70年代を連想させるのどかなメロディー。

そして最重要情報。サビの後で「

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やっぱり「最初が肝心」

やっぱり「最初が肝心」

私が子どものころ、プロレスはプライムタイムにテレビで見られました。テレビ朝日の新日本プロレスと日本テレビの全日本プロレスです。

初めて「全日本プロレス中継」を見た日のメインは「天龍源一郎&阿修羅原 vs スタン・ハンセン&テリー・ゴディ」でした。88年の春先。マニアの方ならピンと来るかもしれません。

そう、ハンセンが試合中に失神してしまったのです。

天龍&原のコンビネーションでまずサンドイッ

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長嶋一茂という「教訓」

長嶋一茂という「教訓」

いまは阪神ファンですが昔はヤクルトファンでした。

応援していた選手は宮本賢治投手。わかりますか? アンダースローの。子どもの目にはあの投球フォームがカッコよく映ったのです。

さて長嶋一茂選手の1年目。何となく覚えています。私が初めて見たのは巨人戦。荒井選手(バットを構えるときのお尻を振る仕種が有名だった)の代打で出てきました。球場はもう大騒ぎ。結果はサードゴロでした。

他の日の巨人戦でも代打

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「試験勉強」なしでいい点を獲る人

「試験勉強」なしでいい点を獲る人

22日から再開しますね。もう少しの辛抱。昔の動画を見ながら静かに待ちます。

最近のお気に入りはゼロ年代の新日ジュニア。金本浩二選手や田中稔選手の蹴りと関節技にシビレています。

↑は19年前。稔選手はいまもこれぐらい動けるし、カッコよさも不変。節制の賜物でしょう。

対戦相手のエル・サムライ選手も懐かしい。ライガー選手のパートナーということでもうひとつ目立たなかった印象がありますが、シングルマッ

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田村正和さんの思い出

田村正和さんの思い出

私の世代はやはり「古畑任三郎」のイメージでしょう。

宮沢りえ&キムタクと共演した「協奏曲」も印象深いです。たしかピークを過ぎた建築家の役でした。弟子のキムタクのやり方に反発しつつ、でも才能は素直に認めるというような。

何話だか忘れましたが、田村さんが「君なんかくたばればいいんだ!」とキムタクに言い放つ場面が番宣で使われていて「おっ」となりました。でもいざ見たら、そこから「そう思ったこともあった

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寡黙な職人は「与えられた場」で輝く

寡黙な職人は「与えられた場」で輝く

ここまででチームは40試合消化。岩崎(いわざき)投手はそのうちの21試合に投げて15ホールド。しかも防御率が0.93だからもう神業の域です。クローザーのスアレス投手と共にタフな局面で連日投げ、結果を残しています。

入団当初、岩崎投手は先発をしていました。気になる存在でしたね。若いのに直球が130キロ台(いまは短いイニングしか投げないのでもう少し速いですが)。変化球のキレやコントロールが飛び抜けて

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「仕事で頼りになる」のはこんな人

「仕事で頼りになる」のはこんな人

公式ではないけど、とても素晴らしい動画です。毎日のように見て元気をもらっています。

私は阪神ファンです。チームとしての巨人を好きになったことは一度もありません。でも個の選手として応援している人が数名います。最近だと3年前に引退した山口鉄也投手、そしてこの亀井選手です。

2009年の第2回WBCで彼が「侍ジャパン」に選出された際は「はあ?」と首を傾げました。明らかにひとりだけ劣っていると。本当に

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「元気が出る妄想」のコツ

「元気が出る妄想」のコツ

ドームの観客が上限5000人では、決行しても利益にならないですよね。浜スタに関しては、コロナのPCR陽性者が出た影響で予定していたカードを組めないことも大きな要因かと(陽性だった選手たちを責めているわけではありません。回復に専念して欲しい。いまいちばんつらいのは彼らです)。諸々の状況を併せて考えたら、最も妥当な結論でしょう。

スライドするなら浜スタは8月でしょうか? 野外だし、去年の神宮みたいな

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「似ている」≒「同じ」ではない

「似ている」≒「同じ」ではない

↑が売れています。巷ではちょっとした「三国志」ブームのようで。

中2のクラスで「三国志」ファンが近い席に集まっていて、いろいろ話したのを覚えています。劉備の人気が驚くほどなかったですね。私は孫策が好きだったし、いちばん中の良かった友達は曹操推しでした。

光栄の歴史シミュレーションゲーム「三國志」シリーズもみんな好きでした。「三國志Ⅲ」を橋瑁(きょうぼう)でクリアしたという猛者がいましたね。知ら

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「責任感」と「鈍感力」

「責任感」と「鈍感力」

逆方向(レフト側)へのホームランが出たのは大きいですね。

阪神の本拠地・甲子園は浜風が吹いています。ゆえに左打者のライト側への大飛球が風で押し戻されてフライアウト、というケースがしばしば見られるのです(そのハンデをものともせずにスタンドへ叩き込む金本選手や桧山選手の馬力に痺れたのも事実ですが)。

佐藤選手、これでさらに完成形へ近づいたのでは? 一年目からここまで活躍するとは。特にすごいのは↑の

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「中邑真輔がWWE王者になる方法」をガチで考えた

「中邑真輔がWWE王者になる方法」をガチで考えた

新日本のロス道場(いまのLA道場とは別物)で共に過ごしたダニエル・ブライアンがWWEユニバーサル王者ローマン・レインズに敗れました。次のチャレンジャーはおそらくセザーロ。彼も負けたら、いよいよ中邑選手のターンでしょう。

でもWWE、というかオーナーのビンス・マクマホンがレインズを気に入っていて、ザ・ロックやジョン・シナといったレジェンドクラスと闘わせる意向もあると聞きます。ならば、ここでベルトを

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「ストイック」と「了見」

SHO選手の言う「頭ガンガン打ってる運動の直後にアルコール飲むなよ。命にかかわるぞ」は盲点でした。タイトル戦勝利後の彼らが用意されたZIMAを飲まず、エア乾杯で済ませたのを見たときは私もタイチ選手と同意見でしたが。

ただ興行会社として見たら、タイチ選手のツイートにも一理あります。特に昨年は3か月以上も休業状態だったのに、ちゃんと給料が出ていたと聞きます。ずっと応援してくれたZIMAさんをはじめと

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