平家物語あるある 趙高⇐知ってる 王莽⇐知ってる 安禄山⇐知ってる 朱异⇐誰?
061.自分と志が異なり、意見が違う人を、どこまでフォローできるのか?ましてはその人が自分の考えで、勝手に走り、ピンチに陥った時、才能が惜しいと考え、助けに行けるのか?汝の敵を愛せよとは、敵の才能を惜しむ心なのか?考えが異なるのに、心が通じる不思議さ。惜しむ心。人形劇三国志より。
055.40年ぶりに人形劇三国志 #01 『桃園の誓い』を見る。1982年の作品で映像は荒いが、内容は色褪せない。とても良い作品だ。今、こういうものがない。分かり易く、革命思想の問題点も、劉備玄徳が指摘している点も興味深い。当時、マルクス主義が全盛だった。正義とは義人の集まりか。
059.人形劇三国志 第6話『怪物 都を制す』を見る。実際の劉備玄徳が違うと知っていても、あまりに鮮やか、あまりに爽やかで、とても惹かれる。曹操とは志が異なり、手を組めないのに、才能を惜しんで助けに行く処が良い。本当に有徳な人物は、凄い運命力を持っているので、リアリティを感じる。
060.キリスト教で「汝の敵を愛せ」と言うが、人形劇三国志の劉備玄徳はそれができている。曹操とは志が異なり、口を開けば、必ず意見は相違するのに、お互いピンチの時は助け合う。三国鼎立以降は敵であるが、心の何処かで、お互いの器量を惜しむ心がある。中々できる事ではない。男の中の男だ。