佐藤大朗(ひろお)|三国志研究中

会社を休職して三国志を研究しています。1982年愛知県生まれ、大阪大学文学部卒。新卒で…

佐藤大朗(ひろお)|三国志研究中

会社を休職して三国志を研究しています。1982年愛知県生まれ、大阪大学文学部卒。新卒で一般企業に就職、転職1回。社会人約15年、おもに経理職を経験。2022年度より、早稲田大学 文学研究科の修士課程。文系学問と相性の悪い「お金」との付き合い方を発信します。

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38歳で会社を休職して三国志を研究してみた

はじめまして。佐藤大朗(ひろお)と申します。 テーマを決めて、noteを始めることにしました。 題して、 38歳で会社を休職して三国志を研究してみた ぼくは社会人15年目ぐらいのサラリーマンです。大学(文学部)を卒業して、新卒で一般企業に就職し、おもに経理の仕事をしてきました。ですが、このたび、仕事を年単位でお休みして、三国志を研究に専念することにしました! おいおい記述していこうと思いますが、コロナにより、職場の環境とか、キャリアプラン、少し大きな言い方をすれば、人生観

    • 【迷走?】大学院に専念するため会社を辞めたけれど

      佐藤ひろおです。早稲田の大学院生(三国志の研究)です。20年弱続けた会社員生活を辞めて、アラフォーの無職、専業の大学院生です。 今日が誕生日で42歳になりました。 誕生日だから記念・節目になる記事を書こうというわけではありませんが(最近はずっと悩み中)、研究活動のまがりかど、速度調整をしたいなと思い始めました。仕切り直したいです。 時系列を整理すると、 大学卒業後、ずっと会社員(経理職) ・~2020年秋:シロウトの三国志ファンとして発信活動 ここで会社を休職(2年半) ・

      • 「発信者としての自覚」が発信者を黙らせる

        佐藤ひろおです。早稲田の大学院生(三国志の研究)です。20年弱続けた会社員生活を辞めて、アラフォーの無職、専業の大学院生です。 10年以上前に、ネットの匿名の書き込みで言われたことがあります。「あなたは影響力のある発信者なんだから、その自覚を持つべきだ」と。ひとり、ふたりじゃなくて、ものすごくたくさんの匿名氏に言われた。 これ、「三国志」に関するウェブページに、思ったことを書いていて、間違ってる!!客観性を欠く!!オレのお気に入りの意見と違う!!とかのお叱りでした。当時は、

        • 博士論文に食われる?/4年間の振り返り

          佐藤ひろおです。早稲田の大学院生(三国志の研究)です。20年弱続けた会社員生活を辞めて、アラフォーの無職、専業の大学院生です。 いま博士課程の1年生です。博士論文を完成させて、博士号を取りましょう!というフェーズです。 先月、会社を退職しました。客観的には、「さあ学業に専念するぞ」というところですが、なんとなく感じているイメージがあって、「博士論文に食われる」という言葉?感覚?があります。 自分の身の回りのみならず、書籍などで、博士論文が完成させられなくて精神的に追い込ま

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          すべての研究の題材に付きもののマッチポンプ感

          佐藤ひろおです。早稲田の大学院生(三国志の研究)です。20年弱続けた会社員生活を辞めて、アラフォーの無職、専業の大学院生です。 更新ペースが落ちていますが、もうちょっとペースを上げたい。 ぼくは脱サラ・FIRE・研究者?ですが、「脇の甘さ」「お腹のゆるさ」がぼくの発信行動の特徴ないしは強みなので、もうちょっと頻繁に、感じていることをnoteに出して行きたいと思ってます。 1ヶ月ぐらいずっと格闘していた研究論文が完成しました。一応は完成ではありますが、これが評価されるか?は

          すべての研究の題材に付きもののマッチポンプ感

          【文系】論文は1本、1週間で書ける

          佐藤ひろおです。早稲田の大学院生(三国志の研究)です。20年弱続けた会社員生活を辞めて、アラフォーの無職、専業の大学院生です。 8月後半は、ずっと論文を書いていました。 8月末が締め切りの論文がなかなか完成しなくて、、 でも、とりあえず完成です(締め切りまであと3日) 今月の8月7日、大学院生は、毎日1行でもいいから論文を読もうという記事を書きました。これは自分の(博士課程1年)の夏休みの過ごし方と連動させた記事です。 ぼくは、文学部、文学学術院、文学研究科、みたいな分野

          【文系】論文は1本、1週間で書ける

          【明日から無職】 有給休暇の消化が、本日最終日。明日からは無職。41歳・無職です。専業?の大学院生(博士課程1年)に。二度と来ない日に記念投稿。

          【明日から無職】 有給休暇の消化が、本日最終日。明日からは無職。41歳・無職です。専業?の大学院生(博士課程1年)に。二度と来ない日に記念投稿。

          人生のどん底は5年前(2019年夏)の上野公園

          佐藤ひろおです。早稲田の大学院生(三国志の研究)と、週4勤務の正社員(メーカー系の経理職)を兼ねていました。いまは有給休暇の消化中です。8月下旬に退職します。 ぼくにとっての人生のどん底は、5年前の夏でした。 2019年の夏です。象徴的なできごとは、東京の上野公園です。 暑い季節、なにか用事があって上野公園に行くたびに、「2019年のあの夏から〇年が経ったのか」と振り返ります。 2019年の夏に、上野公園で何があったのか? 東京国立博物館、特別展「三国志」です。 三国志

          人生のどん底は5年前(2019年夏)の上野公園

          「経営者」「研究者」を名乗る資格って何?

          佐藤ひろおです。早稲田の大学院生(三国志の研究)と、週4勤務の正社員(メーカー系の経理職)を兼ねていました。いまは有給休暇の消化中です。8月下旬に退職します。 youtubeで日産(自動車メーカー)の元社長(70歳らしい)が話している動画を見たんですが、自分のことを「経営者」ということを恥ずかしがって、「経営陣に加わった」という、まどろっこしい言い方を貫いていたんです。2005年に日産の副社長になり、ゴーンさんが居なくなってからは2年間、社長だったようなので、客観的には「何

          「経営者」「研究者」を名乗る資格って何?

          論文を書き始める前に必ずやること/データを全部見直す

          佐藤です。三国志の研究をしています。今日は大学図書館に行きます。 ぼくは41歳にして(41歳だけど)博士課程1年生です。博士論文を書く時点で「人生2周目」なので、ストレートに進学して20代後半で博士論文を書く場合よりも、この状況を相対化して見たり、再現可能なノウハウ化ができないか?という視点があります。 いま修士論文(今年の1月に提出済み)のあと、新たな2本目~3本目の論文に取り組んでます。 博士論文は、おおむね10本程度の一連の(論点や主張が繋がる)論文から構成されるので

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          マスコミとの無理問答より/仕事論として見れば

          佐藤ひろおです。早稲田の大学院生(三国志の研究)と、週4勤務の正社員(メーカー系の経理職)を兼ねていました。いまは有給休暇の消化中です。8月下旬に退職します。 youtubeを見てたら流れてきたんです。先月の東京都知事選挙のとき、ある候補者が、マスコミが配置したコメンテーター?に、敵意?を剥き出しにしていました。はじめは、何を言い争ってるんだ?って思ったんですけど、ぼくは「仕事論」として興味を持ちました。 これは「仕事として」捉えたときに、根深いぞと。 当事者となった人々

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          FIREして夏休みになったら生活が逆転した日記

          佐藤ひろおです。早稲田の大学院生(三国志の研究)と、週4勤務の正社員(メーカー系の経理職)を兼ねていました。いまは有給休暇の消化中です。8月下旬に退職します。 noteの更新の期間があいたのは、 ふつうに研究・勉強だけをしていたから、 でしょうか。 noteを書くまいぞ、と決めたわけじゃないです。ただ、世間とか他人?に対する心の波立ちが少なくて、ただ研究テーマに対していろいろ思うことがあるので、そのなかで心とエネルギーが循環してます。 勉強時間のせいで完全に昼夜逆転。学生

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          博士課程の院生がやるべきたった1つのこと

          佐藤ひろおです。早稲田の大学院生(三国志の研究)と、週4勤務の正社員(メーカー系の経理職)を兼ねていました。いまは有給休暇の消化中です。8月下旬に退職します。 夏休みですねー。暑いですね。 大学院生の皆さま、研究してますか(だれに聞いているのか)。 ぼくは研究しています。 博士課程の大学院生がやることは「博士論文を書くこと」に尽きるんですけど、それはあまりにも自明であり、何も言っていないに等しいので、少しだけ要素に分解してみたいと思います。 博士論文を書くのは、いくつも

          博士課程の院生がやるべきたった1つのこと

          FIRE直前の円高株安で思うこと

          佐藤ひろおです。早稲田の大学院生(三国志の研究)と、週4勤務の正社員(メーカー系の経理職)を兼ねていました。いまは有給休暇の消化中です。8月下旬に退職します。 もうすぐ退職します。いざFIREか、というときに、この円高株安を食らいました。どれぐらいの「大暴落」だったかは、ニュースが氾濫してるので、ぼくが整理して繰り返す必要はないと思います。 とりあえず、「年収ぶん」ぐらいのダメージを食らいましたが、慌てて就職活動するほどではありません(笑) ぼくの退職が、世界の金融市場に

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          「紙」の論文雑誌の存続がピンチ

          佐藤ひろおです。早稲田の大学院生(三国志の研究)と、週4勤務の正社員(メーカー系の経理職)を兼ねていました。いまは有給休暇の消化中です。8月下旬に退職します。 学術団体(学会)は、その成果を論文雑誌で公開します。 「雑誌」といっても、紙媒体、ウェブ媒体、紙とウェブの併用など、さまざまな形態があります。 論文のウェブ公開は便利だが論文を、ウェブ上で積極的に公開している大学や機関は「強いな」って思います。でも「何でもウェブに転載すべき」とも言えません。 まずウェブ上に論文が

          「紙」の論文雑誌の存続がピンチ

          【新刊】中国語の論文の翻訳が2本、出版されます

          佐藤ひろおです。早稲田の大学院生(三国志の研究)と、週4勤務の正社員(メーカー系の経理職)を兼ねていました。いまは有給休暇の消化中です。8月下旬に退職します。 中国語の論文の翻訳が2本、出版されます。出版社に、リリース情報と目次が掲載されたので、ネットに書いてもいいでしょう。 これ、いつ作業をしたか、あんまり覚えてないんですよね。2年前ということはないが、1年半前?1年前?という感じで、、当人が忘れるほど前に、業績の「仕込み」をしていた案件です。たくさんの方が、著述・翻訳

          【新刊】中国語の論文の翻訳が2本、出版されます