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会社を辞めたら1週間で2回、道をたずねられた

佐藤ひろおです。早稲田の大学院生(三国志の研究)と、週4勤務の正社員(メーカー系の経理職)を兼ねていました。いまは有給休暇の消化中です。8月下旬に退職します。

会社に行かなくてよくなって、ログインしなくてよくなって、1週間が経ちました。
さいきんは、「1日、1本でも研究論文を読む」「1日、1つでも論文のなかで指摘できそうなネタを拾う」「1日、1行でも研究論文を書く」をやっています。着手したら、1本、1つ、1行では終わらない(もっとできる)んだけど、とにかく習慣化がだいじってことで。

さてタイトルの件、
会社を辞める!となり、顕著な変化があった。
1週間で2回も道を聞かれた。

しかも1回目は、日本語ができないイタリア人女性だった。英語で質問されたので、英語で案内して、移動がてら身の上話を英語でした。
彼女はぼくの1歳下で、イタリアに赴任していた日本人男性と結婚して、日本に移住。イタリアでの仕事は辞めていなくて、日本からオンラインで仕事を続けているそうだ。時差があるけど、続いているんだとか。すごいなあ。彼女の生き方がすごいのはいいとして、道案内をした短い時間で、こんなに身の上話をするエネルギーがすごい。もちろん、彼女が開示したのと同じレベルで、ぼくも身の上話をした。ぼくはまったく英語できないのに。※語学は必要になったらできるのだ。必要じゃないときはできないのだ。

道を聞かれる人の特徴をネットで検索すると、
「近年「道聞かれ顔」という言葉があるようで、特徴としては、清潔感がある、優しそう、落ち着いた雰囲気がある、人畜無害そう」みたいなnoteの記事が冒頭にヒットした。
Google検索でnoteを引っかけることあるんだ。驚きましたね(驚くポイントがズレていますね)

直近の職場に配属されて1年半弱、1回も道を聞かれなかった。

仕事を辞める前と後とで、町に出る頻度、近所を散歩する頻度は、変わっていません。むしろ出歩いている時間の絶対量は減っている。清潔感のことは分からないが、先週までと今週とで変わったとは思えない。なんなら、暑くてドロドロになっている(みんな同じでしょうが)。
となると、
「優しそう」「落ち着いている」「無害そう」。これだ。会社のことをウダウダ考えているときは、寛容性がなさそうで、イライラしていて、危害を加えそうだったのだ。
これ、同じオフィスや教室で一定時間以上を過ごした上の判定ではなく、町ですれ違いざまに話しかけられたときの印象なので、かなり雰囲気が違うのかも知れない。まじで自覚ないのだが。
2回目は、近所を散歩中、スマホにダウンロードしたyoutubeを聞いていたぞ。ふつうなら話しかけたくないだろう。日本人の老齢の女性にスーパーまでの道を聞かれた。

別に道を聞かれたいわけじゃない。聞かれても分かる範囲で手短に応じるだけだ。聞かれてありがたくもなければ、迷惑でもないけれど、1週間でそんなに変わるものなのか、というふんわりしたお話。

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