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読書とSNS活用に関するメモ

佐藤ひろおです。早稲田の大学院生(三国志の研究)と、週4勤務の正社員(メーカー系の経理職)を兼ねていました。

【積ん読】の上手なやり方

①積む前にパラパラとめくる
②最低でも背表紙、できれば表紙を見せて積む
買ったのに読まない本を【積ん読】と言いますが、①パラ見すらせず、②視界から消えた本は存在しないも同然。さっさと売るか捨てるが吉。
①軽く挨拶して②待機してもらえば自ずと再会できます。

読書を捗らせるSNS活用法

「本を入手したことをSNSに上げる」
これだけ。
人間の脳はアウトプットした情報を「重要だ」と認識するらしい。その性質を利用します。
いきなり内容の要約や批評をするのは難しすぎる。

SNSに、入手した本の表紙の写真+自分の手を映り込ませれば、「重要」な情報として脳に定着し、遠からずその本を開くことになります。自分の手も(自分にとっては)重要なアイテムです。脳が勘違いしてくれます。優先順位を(誤って)上げてくれます。
出版社や書店、amazonが移している「書影」は綺麗な写真ですけど、自分のアウトプットではない。あえて自分の部屋の照明のもと、自分の手を映り込ませる。たとえば、こんなふうに。

入手した本をSNSに上げるメリット

①自分用のメモ。
何をいつ入手したか思い出せる。入手の年月日や入手当時の自分の状況は、本を読み始め、内容を定着させるアンカーになる

②知人友人(あるいはフォロワー)から「あの本、持ってましたよね」「どうでした?」と話しかけられたら、やはり記憶に定着できる。
知人友人から話題を投げかけられるかも知れない、という緊張感が、読書を捗らせるでしょう。※実際に聞かれなくてもよい

さて、SNSには本の情報がいろいろ流れてきますが、情報を載せるには、いろいろな目的があるでしょう。

書店のアカウントならば、販売促進のためです。書誌情報は図書館のデータベースに詳しいですが、特長となる内容や売り文句、主な目次となると、本屋さんの入力工数(販売活動にかけたコスト)が、結果的に有益なデータになる場合も。amazonも然り。
当たり前ですが、誰かが入力しアップロードしないと、インターネット上に情報は出現しませんし、検索してもヒットしません。

書店の当初の狙いとは別のところで、文化的なデータベースの構築に貢献しているというのは、不思議な感じです。もしくは、一周回ってデータベースとして活用されることを通じて、売上高を増やそうとしているのか。
情報交流の場、発信者・目利きとしての信頼性。

では、ぼくがSNSに本の情報を載せるのはなぜか。「紹介」「情報提供」「社会貢献」のつもりはあまりないです。ぼくは書店ではないので販売促進でもない。
自分用の記録・出力と、積ん読の管理、読み始める動機づけ、読み切るための勇気づけです。皆さんの検索結果やタイムラインが賑わえば嬉しいもののそれは副次的な効果に留まります。

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