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2024.05 読んだ本

4月に引き続き、読んだ本のご紹介。
今月は少なめでした。
というより、4月が多すぎた気がする。
退職直後で、「本が読めるー!」って喜んでいたからかもしれない。

6月から週3でお仕事も始まったけれど、
読む量は減らさずに頑張りたいな。


2024.05 読んだ本


・侠骨記 著:宮城谷昌光
・古代中国王朝史の誕生 著:佐藤信弥
・天平の甍 著:井上靖
・新版 科学がつきとめた「運のいい人」 著:中野信子
・まずはこれ食べて 著:原田ひ香


先月の半分くらいじゃなかろうか。

「侠骨記」、「古代中国王朝史の誕生」、「天平の甍」は中国の歴史関連で読んでみた。
「古代中国王朝史の誕生」は新書で、小説ほど読みやすくはなかったけれど、興味深かったな。
古代中国王朝の歴史、ではなくて、現代まで残っている書物、木簡、竹簡から、古代中国王朝がどう統治を行っていたかを読み解く感じ。
ざざーっと古代中国の歴史を学べると思って手に取ったけれど、そうじゃなかった。
残っている記述から本当にあった歴史を丹念に紐解いていく、歴史学者の仕事や考え方の一端を知れた気がした。

「侠骨記」は宮城谷昌光氏の短編集。
歴史小説で短編ということもあって、読みやすかった。
そろそろ長編も読もうかな…。
長編読み始めたら、古代中国にどっぷりはまって抜けれなくなりそうでちょっと怖いんだよな…。

「天平の甍」は日本に来る鑑真のお話。
渡航が5回くらい失敗して、目も見えなくなって、それでも日本に来てくれた中国の偉いお坊さん、としか知らなかった。
確かにそうなんだけど、一回一回の失敗内容を知ると、本当によく日本まで来てくれたな、って思う。
もう一回、唐招提寺に行きたくなった。

「新版 科学がつきとめた『運のいい人』」は運のいい人間になりたいなー、という、よこしまな考えから読んでみた。
なんか読んでたら、「私、結構運のいい人間やん」と思えてきた。
なんだか思いもよらない効果が得られた。

「まずはこれ食べて」は、本屋さんで何度か遭遇して、そのたびに買うか悩んで迷って、ある日「えいっ」と買ってみた本。
「三千円の使いかた」のイメージが強くって、今回も軽い気持ちで読んでみたけれど、思っていたより内容にスピード感が出てきて、最後はトップスピードで読み切った。
ああ、もったいない、じっくり読む予定だったのに…。
でもそれだけ続きが気になって読み切ってしまいたくなる小説だった。
一日で、てか3時間くらいで読んじゃった気がする…。
出てくる料理が手間がかかっていておいしそうだった。


5冊くらいだと、一つ一つ感想を書いても大丈夫な気がしますね。
今思い出したけれど、5月の読書量が少なかったのはもう一つ理由がありました。
コナンを80~105巻まで読んでたんだった…。
4月よりも読んでるやん。

6月は小説多めに楽しく本読みする予定です。
学びも必要だけれど、働き始めた自分へのご褒美としての本が多くなりそう。

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