Wave Makers〜選挙の人々〜(2023)
台湾映画というと台湾料理のように、優しいけれどエッジがあまり効いていないという印象を持っていた。「海角七号 君を想う、国境の南」も「台北の朝、僕は恋をする」も「KANO〜1931海の向こうの甲子園」も「恋人たちの食卓」も「モンガに散る」も、なんなら「非情城市」でさえも。懐かしいほんわかした優しさを感じさせる芸風だと思ってきた。しかし妻の仕事で台湾を1か月訪れ、台湾人の金銭的にシビアな一面に触れる機会もあり。「そんなわけないよね、21世紀の同時代人だもんね」と思っていたら、案