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「社会貢献に関わりたい、でもテーマが絞れない」と思ったときに読みたいサイト2つ

「社会貢献に関わりたい、でもテーマが絞れない」と思ったときに読みたいサイト2つ

「社会を良くするために仕事がしたいです」というご相談を受けることがあります。

社会を良くする、というのは、とても抽象的な言葉で、範囲が幅広いです。何をもって良い社会か?
社会とはどこからどこまでのことを指すのか?(地球規模?日本?)
など、言葉の定義によって仕事の選択肢がまるで変わります。

冒頭の問いを明確にしていく作業は、「誰の何の問題を解決したいのか」を言語化していくことだと思うのですが、

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地方のまちづくりと教育と観光を重ね合わせるスタディツアーのつくりかた

地方のまちづくりと教育と観光を重ね合わせるスタディツアーのつくりかた

人口減少、高齢化、若者流出など、日本の地域課題をすべて持ち合わせているといっても過言ではない人口1万人の過疎地、宮崎県都農町(つのちょう)。

ぼくらが日々直面しているリアルなまちづくり実務、捉え方を変えれば、教育カリキュラムにも観光コンテンツにもなりえます。

4年前、移住してすぐ新型コロナウイルスが猛威をふるっていた時。

海外旅行の機会を逸した東京など都心部の高校や大学から、SDGsや地方創

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【大切なお知らせ】6curryの今後について

【大切なお知らせ】6curryの今後について

6curryの新井一平です。

昨年の9月、6curryKITCHEN渋谷店休業を発表してから、今後の方針について様々な議論を重ねてきました。

休業中にも関わらずメンバーからの声援をいただくことも多く、その言葉が励みとなり、必ず存続させたいという気持ちで、準備を進めてまいりました。改めて、6curryはメンバーと一緒に作って来たんだなと思わせてくれた期間でもありました。

休業期間に決断した事、

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【移住して5年、独立して4年】分かりやすく「何者」かになることを諦めた結果、色々と動きやすくなった個人事業主のまとめ。

【移住して5年、独立して4年】分かりやすく「何者」かになることを諦めた結果、色々と動きやすくなった個人事業主のまとめ。

最近友達が会社を辞めたり、新しく事業を始めたりしているのをみて、自分の開業日ってそういえば7月だったなと思い出し、開業届を見直しました。

今日7月7日、開業して3年となりました。
(とはいえ会社を辞めたのが2019年4月なので、実質4年ですが開業届出してなかったんですね。笑)
また今年3月で楢葉町に引っ越して5年が経ちました。

5年経って見える景色が変わった、、、なんてことはないのですが、周り

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ローカルクリエイター#1 堺亮裕さん(福島県双葉郡楢葉町)

ローカルクリエイター#1 堺亮裕さん(福島県双葉郡楢葉町)

全国各地で活躍する #ローカルクリエイターラボ のメンバーのみなさんをご紹介するローカルクリエイター名鑑。

第1回目は、福島県双葉郡楢葉町のまちづくり会社で働く堺亮裕さんです!

【プロフィール】
名前:堺 亮裕(さかい りょうすけ)
所属:一般社団法人ならはみらい
住まい:福島県双葉郡楢葉町
出身地:大阪府富田林市

・今注力して取り組んでいることはなんですか?今一番注力していることは、まず第

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地域活性って結局、人と人とを繋げることの延長戦上にしかないような気がする

地域活性って結局、人と人とを繋げることの延長戦上にしかないような気がする

観光地や絶景スポットを
目指すのではなく、

その土地の有名人など、
人に魅力があって人に会いに行く
『ヒューマンツーリズム』が話題です。

1泊10食付き宿泊プラン
『旅先の日常に飛び込もう』
をコンセプトにかかげた
大阪のあるホテルのプランが人気です。

大阪の下町の美味しい食文化を
体験できる宿泊プランなんだそうです。

聞くだけでものすごく、
ワクワクするプランです。

旅行の楽しみ方もい

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子どもの貧困対策法10年 「子ども食堂」名付け親が納得できぬこと

子どもの貧困対策法10年 「子ども食堂」名付け親が納得できぬこと

あすのばの小河さんのフィードを一部コメントをつけてシェア

↓↓↓↓↓↓

「子どもの貧困対策の独自施策は、子ども食堂への助成だけ」という自治体がいかに多いか。首長・議員・行政職員の方々、子ども食堂助成団体など関係者のみなさん、ぜひお読みください!

◇◇◇◇◇

近藤さんの記事を一部シェア。配信元をシェアしておきますので、是非お読みください。

↓↓↓↓↓↓

子ども食堂を始めたのは、困った時は

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地方で求められる支援の在り方

地方で求められる支援の在り方

ここ数年、オンラインでのやりとりが主流になり、どんどん便利な世の中になった。新しいツールも活用され、無駄な時間やコストは削減。良い未来に向かって進んでいるのを実感する。

と、地方では言い切れるのか微妙なところ。

コロナ禍で渋々オンラインに対応していたが、今ではすっかり元通り。リアルで会うのが当たり前だし、DXの進捗はあまりよろしくない。「新しいツールを使ったり違うやり方でやったりしたらいいのに

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手を繋ぎあえば、人の可能性が花ひらく。20年コミュニティに関わり続ける中島明さんが、コミュニティより大切にしたいこと

手を繋ぎあえば、人の可能性が花ひらく。20年コミュニティに関わり続ける中島明さんが、コミュニティより大切にしたいこと

近年、コミュニティマネージャーと名乗る人が増えてきた。

中島明さんはフリーランスとして独立した2010年から、さらにいえば2001年に社会人になってからも、広い意味で言えばコミュニティづくりに関わるような仕事をしてきたので、もうその道20年。コミュニティづくりを仕事にする存在のはしりといってもいいだろう。

数々のプロジェクトに関わってきた中島さんだが、最近では「コミュニティ」という言葉と、自身

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居場所づくりは地域づくり〜地域と居場所の新しい関係性を目指して〜(2023年4月13日号)

居場所づくりは地域づくり〜地域と居場所の新しい関係性を目指して〜(2023年4月13日号)

こんにちは、ソーシャルイノベーション事業部の川島菜穂です。

先日、NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえさんとの共催で、「オンライン連続セミナー:居場所づくりは地域づくり〜地域と居場所の新しい関係性を目指して〜」というイベントを開催しました。

従来「居場所」という概念は、「困っている人たちのための福祉活動」と受け止められるとともに、地域で居場所がないと感じる人たちの安心の場所を生み出し

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なぜ、高知に住みたいと思えないのか

なぜ、高知に住みたいと思えないのか

東京でしか消耗できないからです。

「イケハヤ書店」が「まだ東京で消耗してるの?」に変わってから早1年。高知の魅力をたくさん知りました。

食べ物は本当に安くて美味しい。大自然に囲まれた、東京にはない豊かな暮らしがそこにはあるのでしょう。高知の素晴らしさを知るたびに、「まだ東京で消耗してるの? 移住しなよ」と声が聞こえてきます。

でも、私は一瞬も「地方に移住したい」と思ったことがありませ

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福島12市町村で起業するということ。和田智行さんとの対談。(3月6日)

福島12市町村で起業するということ。和田智行さんとの対談。(3月6日)

 南相馬市小高区で起業支援をすすめる、和田智行さんと対談しました。

「福島でコトを起こす」ことについて、現時点で最もまとまったテキストになっています。ローカルで起業するという意味では、全国各地でも参考にして頂けると思います。概要は次の通りです。

 今年度は、greenzさんと協働し、「福島12市町村×起業」のポータルページも開設しています。

 「最大400万円の創業補助金」「コワーキングスペ

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コンセプトをどう開発するか。熊野古道で実験してみた。(2023年1月号)

コンセプトをどう開発するか。熊野古道で実験してみた。(2023年1月号)

こんにちは、大﨑です。
今年は小さな目標を立てて、達成することにしました。
例えば「1日1回以上腕立てをする」とかです。1回なら寝る前でも、疲れていてもできますよね。でも1回やると意外と20回くらいやれてしまう。

そしてもう一つの目標に「月に1回noteを書く」をやります!
なのでタイトルに(2023年1月号)って書いて、毎月書いてるか皆さんにモニタリングしてもらいます。

マーケの体系だったツ

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地方マーケターの結論。地方でマーケターを志すあなたへ

地方マーケターの結論。地方でマーケターを志すあなたへ

こんにちは。熊野古道でマーケターをしている大﨑です。
今回は熊野古道の宿SEN.RETREAT TAKAHARAで地方マーケター16人を集めた合宿でわかった、地方マーケターに必要な「力」を書きたいと思います。

地方マーケ VS 都会マーケ
私は現在地方の宿を舞台にマーケティングをしていますが、前職では東京のテーマパーク・エンタメ施設でマーケティングをしていました。同じ集客をして顧客価値を最大にす

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