コロナ対策と経済活動の両立に向けた一つの考察

コロナ対策と経済活動の両立に向けた一つの考察

緊急事態宣言が8月末まで延期され、対象地域も拡大しております。宣言の是非についてはすでに多くのかたが議論しているところですので私から付け加えることはありません。 ことに当たっている多くの医療従事者の方のご負担と、経済的に苦しんでいる飲食店や観光業のみなさまのことを考え、できることは何かないかと思案する日々です。 今回、自分なりに考えた、コロナ対策と経済活動の両立をするためにどのような政策をが必要か、皆さんに思考のたたき台を提示できれば幸いです。 究極の目的は安心安全な経

087.『公共交通が人とまちを元気にする 数字で読みとく!富山市のコンパクトシティ戦略』松中亮治 編著

087.『公共交通が人とまちを元気にする 数字で読みとく!富山市のコンパクトシティ戦略』松中亮治 編著

“現在、過度なクルマ依存型社会から脱却し、安全で人と環境にやさしい公共交通や歩行者・自転車などを中心とした持続可能なまちづくりを進めることが世界的な潮流になっていると言っても過言ではない。増大する自動車交通に対応した20世紀後半の需要追随型の政策から、人と公共交通を中心に考えた、魅力と賑わいのある都市を目指す新しい方向へと現在の都市・交通政策は大きく転換しているのである。“ ☞書籍詳細 富山市・京都大学等がGPS端末を使って高齢者の歩数・来街頻度・歩行範囲・滞在時間・消費

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政治家に意見をすることの重要性

政治家に意見をすることの重要性

きまぐれオレンジロードはバブル世代でないとわからない漫画ですが・・・・ 私もこうやってnoteに自分の意見を述べるということはしているが、やはり政治家に意見を届けるということは陳情をするという行為しかないのだろうな、ということ。 そんな簡単にアポはとれるのか?というと、地方議員はアポがとりやすいようだが都市圏はなかなかアポがとりづらいようだ。政治家先生もピンキリらしく、返答がすぐ来る人もいれば問い合わせを続けないと返答が来ない人もいるようで。 実際ゲストの齊藤氏は何十回も

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日本の人口減少のスピードが、実は減速していた…!

日本の人口減少のスピードが、実は減速していた…!

このコロナ禍で、2021年には出生数が大幅に減ることが予想されているなど、ますます人口減少の流れは加速する一方か…と、思っておりました。 これまでの職でも、女性活躍・男女共同参画やワークライフバランスの推進、あるいは地方創生で生み育てやすいまちづくりの実現など、人口減少・少子化対策と密接にかかわるテーマを扱ってきました。 ただ、その中で自分のマインドとしては、人口動態はこれまでの積み重ねから見えてくるもので、即効性のある取組は難しいことから、いまこの瞬間にどこまで効果のあ

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爺ちゃんとミノル(4)

爺ちゃんとミノル(4)

「温暖化の原因が何なのかがわかりゃあええんじゃ」 「人間の生き方が問題だって聞いたことがあるよ」 「人間の生き方は社会のシステムで決まるんじゃ」 「社会のシステムって?」 「そりゃあ経済活動のことなんじゃ」 「経済活動って?」 「インターネットで検索してみな」 「わかった」     「え~とね、経済学用語の一つで、人間の社会生活において金銭や物資の交換を行うということによって生活を成り立たせていくという部分のことを言うだって」 「それが原因なんじゃ」 「だって僕たちは経済があ

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爺ちゃんとミノル(3)

爺ちゃんとミノル(3)

「雨も気温も極端だって言ってたね」 「山も保水力を超えて雨が降ると山が壊れるの~」 「どうすれば良いんだろう?」 「個人がどうにもならんじゃろう」     「学校でも地球温暖化を止める方法を考えたよ」 「ほ~どんなことを考えたんじゃ?」 「二酸化炭素の発生を少なくすることなんだって」 「温暖化の原因の一つが二酸化炭素じゃからの~」 「それでね無駄なゴミを出さないとか節電するとかするの」 「そんなことで温暖化は止まるんかいの~」 「それを言ったらダメだよ。出来ることから始めなき

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ご意見・ご質問への所感(【夢研時事 #02】英国のコロナ規制解除について)

ご意見・ご質問への所感(【夢研時事 #02】英国のコロナ規制解除について)

先週投稿した、英国がコロナ規制を解除した件についての解説記事に対して、ご意見・ご質問をいただきました。 これらの質問は、夢研やCWPなどの各種活動に力をお貸しいただいている、とある方に、読んでいただいた感想として、寄せていただいたものです。 自分とは専門分野も異なり、かつ世代も一回りほど下の方なので、それだけに自分には気づかない視点や知見をいただいたり、質問をいただくことで掘り下げることができたり、とても意義深いやり取りをさせていただけていると感謝しています。 また、そ

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現代の政治学を学びたいなら必読の一冊『政治的な生き残りの論理』の文献紹介

現代の政治学を学びたいなら必読の一冊『政治的な生き残りの論理』の文献紹介

あらゆる政策決定で、公平中立な立場をとり、すべての人の立場に寄り添える政治家は、私たちにとって理想的だと思えるかもしれません。 しかし、このような理想的な政治家が長期的に権力を維持することは現実的には不可能です。政治の世界で生き残りを図るには、政権を支える集団だけを優遇し、彼らの忠誠を利益誘導で繋ぎとめ、反体制派に回る人々を抑圧しなければならないためです。現代政治学は、このような政治に特有の社会現象にも合理性があることを説明するため、独自の理論体系を発達させてきました。

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「軍事力が重要な理由は、権力の最後の手段が戦争だからである」

「軍事力が重要な理由は、権力の最後の手段が戦争だからである」

20世紀のイギリスの外交官であり、また歴史学者でもあったエドワード・ハレット・カー(1892~1982)は国際政治学の古典的著作『危機の二十年(The Twenty Years' Crisis: 1919–1939: An Introduction to the Study of International Relations)』(1939)で国際政治学における権力の意義、特に軍事力の重要性を説いています。 カーの見解によれば、政治と権力は切り離せないものであり、権力を伴わ

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選手の頑張りは本物だが…

選手の頑張りは本物だが…

出場選手たちは真剣にプレーしているし、その奮闘ぶりは讃えられるべきだ。 だがコロナ流行中の開催や、差別発言をした人間が複数関わってきたことを考慮すると、素直な気持ちで応援はできない。 結果だけでなく、プロセスも大事だからだ。 仮に感染を抑えた状態で大会を終えられたとしても、勘違いしてはならない。 分科会の科学的知見を政府が無視し続けて開催を決めたのは、まさに政策の決定過程を軽視した非民主的で不公正な態度である。 また、五輪に起用された人物の差別発言問題が連続したこと

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