地域活性って結局、人と人とを繋げることの延長戦上にしかないような気がする

観光地や絶景スポットを
目指すのではなく、


その土地の有名人など、
人に魅力があって人に会いに行く
『ヒューマンツーリズム』が話題です。


1泊10食付き宿泊プラン
『旅先の日常に飛び込もう』
をコンセプトにかかげた
大阪のあるホテルのプランが人気です。


大阪の下町の美味しい食文化を
体験できる宿泊プランなんだそうです。


聞くだけでものすごく、
ワクワクするプランです。


旅行の楽しみ方もいろいろと
多様化してきているんですね。


場所やモノを目指すのではなくて、
その土地にいる人や
現地の生活を体験する旅が人気。


その土地を本当に
楽しもうと思ったら、
その土地の人と過ごした方が
何倍も楽しくなるん
じゃないかと思います。


その背景には人間の持つ

『人と繋がりながら、
　　日常を忘れたい』

という思いが根底に
あるように思います。

これから地域活性化の
鍵になるのは『人』なんだと思います。

観光地は何度か訪れれば、
十分ですが、魅力的な人なら
何度でも会いたい。


リピート率もリピート回数も
まったく比較になりません。


格安航空会社ピーチの
井上慎一元社長は


『ピーチは何のために
　存在する会社なんですか？』


との質問に対して、

『戦争をなくすためですよ』

と即答したそうです。

若い人たちがいろんな国に行く事によって、
いろんな人と知り合い、
交流して、いろんな文化を知る。

そうする事で防げる
争いことがあるかもしれない。

地域活性の鍵は
『個』の活性なんだと思います。

地域全体を活性化するのが
難しいなら、活性化しやすい、
『個(人)』に目を向けても
いいんじゃないかと思います。

『この人に会ってみたい』

そう思えるような人を
どんどん、発信していく。

その人と会えるような
機会をどんどん企画する。

ヒューマンツーリズムの中には
現役の漁師さんから
魚のさばき方を教えてもらったり、
農業体験をさせてもらったり、
地元の職人さんからいろいろと
教えてもらうようなプランがあるらしいです。

一人がひとりの人間に
『会ってみたい』
そう思われる事意識する事が
大事なんだと思います。


一人のインフルエンサーに
頼るんじゃなくて、
一人がひとりに影響を与えて、
『ぜひ、会ってみたい』
そう思ってもらえるようにする。

地域活性って結局、
人と人とを繋げることの
延長戦上にしかないような気がします。

観光地とか絶景スポットとか
街並みとかもいいですが、
なんとなくちょっと弱い。

一度、行って、記念写真でも
撮ればもう十分。
そんな感じもしないではない。


今の人気の観光プランの動向をみると、

これからの鍵は『人』とか『体験』
なんじゃないかと思います。

『人と繋がりながら、日常を忘れたい』

そんな人間の持つ、
根本的な欲求を満たしてくれるところに
人がどんどん、集まって
いくような気がしています。

僕もこれから、そんな企画を
どんどん、やっていきたいと
思っていますし、実際、やっています。