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いつでも「あの時」の気持ちを
幸せと同じくらい不安が襲う。
情緒不安定になると、いつも良くない現実を思い浮かべてしまう。
もしも、別の人生を歩むことになったら
もし、思いが違っていたなら
たくさんの「if」を並べていると不安が不信に変わっていく。子供のいない私たちにとっての別れは容易いものだった。私が「別れよう」と言えば、あの人は「分かった」というのだろう、想像できるから恐ろしい。結婚しても片思いのままみたい。
自分でも
育む愛を教えてくれた
大好きな人と一緒になって今日で丸3年、記念日にするなら月始めがいいんじゃないと何の意味も込めず5/1に決定した。毎年ささやかに2人で祝っている、と言うか私だけで盛り上がっていた。
どうにも、彼は記念日にまるで興味がない。私が取り上げなかったら今日は他愛もない1日になってしまうところだ。
「今日は何の日か知ってる?」
そういつも意識付けをしていく。何かあるたびに記念日を作る私を煙たそうな顔で
嫌いになった記念日 ~#同じテーマで小説を書こう~
貴方がこの家を出てもう3ヶ月。
「ただいま」
と家に帰る、嬉しそうに出迎える姿はない。同棲して1年経った癖はなかなか拭えないようだった。
2人分のご飯をよそって、食卓に持っていき向かい合わせに並べる。食べ始めて1人だった事に気づく。涙を混ぜながらご飯を口に頬張っていた前までの私、今では涙も出てこないや。
どうしてなんだろう
何がいけなかったのだろう
ちょっとしたすれ違いは少しずつ溝が大き
見えないものと戦う日々 ~大事な事を見失わないように~
コロナウイルス感染の流行によって私の職場環境は目まぐるしく変化している。100床ほどの小さな病院に看護師として働いている、毎週のように上司や重役たちの感染会議・・・方針がどんどん変わり入院している患者さんの環境も変化していった。
毎年冬から今くらいの季節はインフルエンザや多くのウイルスが活発に活動している期間。感染の状況により対策を行っているけど、今年はちょっと訳が違う。働く職員は勤務する前に体