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どうでもいい悩み(4)

細々と続けているこの「どうでもいい」シリーズ。不定期でやらせてもらっています。内容としては、夫婦のなんてことない日常をお届けしています。「どうでもいい悩み」では、こだわりの強い主人が最高のボディーバッグと出会い購入するまでのいきさつをつらつらと綴っていました。時をさかのぼること1年前、様々なお店に行っては要注意人物に認定されそうになるくらいの吟味を重ね、選考に選考を重ね、結局は買えず夏は終わりを告げました(笑)

秋、冬、春と季節を越えて再び初夏へ。

最近思い出したかの様に、ボディーバッグを見ては「今年こそは買わなん」と鼻息を荒く臨戦態勢でいる主人・・・。
去年、どんなに求めても自分の気に入る一品がないために最後には

「作ろうかな」

と言ったことを思い出し、御めがねに叶うものは絶対に見つからないと多寡をくくっていた私。今年もどうせ買い物に付き合わされて買えないまま夏が終わるのだろうと思っていました。

ところがある日の夜、仕事から帰ってきた主人の腰あたりを見ると何かがぶら下がっていることに気づきました。

「2、3日前に買ったんだけど」

ドヤ顔で発言する主人に、私の脳内はハテナでいっぱいに。

(旦那よ、もはやそれはボディーバックと言えるのか?それって、美容師さんがハサミとかを入れてるやつじゃないのかい?)

ありとあらゆるボディーバッグを品定めしすぎて迷走状態の彼。

彼にとってボディーバッグとは???


チン


チン

チン


チン

チーン


一休さんみたくトンチが出てくれば(笑)


「もう、リュックサックにすればいいのに」

いろいろ妄想しすぎて、心の声が漏れてしまった。
大概のものは入れられ、かつ背負えるならボディーバッグとして成立する。こんなにも機能性も実用性もあるものはないのだと私は思う。貴方の腰にぶら下がっている物よりかははるかに詰め込めるよ。


私の言葉に


「嫌よ、小学生みたいじゃん。それに俺は使いたい物をスッと出したいんだよねー。わからんかな〜。」

小学生って、リュックはランドセルじゃないからね。

全国のリュックサック愛好家の方々に謝って欲しい。

とは言えず、沸々と湧き上がる思いを飲み込みました。この「どうでもいい悩み」はいつまで続くのやら。

今も現在進行形で究極のボディーバッグ探しの道は続いています。今シーズンですでに3個ほど買っては売り、買っては返品しを繰り返しております。
ここまでの執念を違うところで発揮してくれないかなと思う今日この頃です。



最後まで記事を読んでくれてありがとうございました!