あいかも

生きずらさや人に言えない思いをNOTEに吐き出しています。ここでの出会いを大切に一期一…

あいかも

生きずらさや人に言えない思いをNOTEに吐き出しています。ここでの出会いを大切に一期一会の精神で。あなたの3分でわたしのNOTEに付き合ってください。

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  • noハン会予習のためのまとめ

    noハン会予習のために作品への思いを書いているnoteをまとめました

  • 何度でも読みたいNOTE

    読み返したい大事なNOTEをまとめました。

  • 夫婦のじゃれあい

    なんて事ない日常を書いてます。ざっくり読んで笑いたい時にどうぞ(笑)

  • 仕事のあれこれ

    看護師として感じたNOTEをまとめました。

最近の記事

お母さんの手

『お母さんの手は魔法の手』 頭をポンポンと撫でられただけでたちまち僕の心はあったかくなる。お腹が痛くなった時はさすってもらうだけで痛くなくなっちゃうし、寂しくて甘えたくてお母さんの胸の中で手を触ってるだけで安心する。 「ねぇ、ボクの手とお母さんの手は何が違うの?」 前に聞いたことがある。 「タクちゃんがお母さんのことが大好きで、お母さんもタクちゃんのことがとっても大事だからだよ。お母さんもタクちゃんの手を触るだけで元気になるんだよ」 お母さんはそう教えてくれた。

    • 何が自分に合っているかなんて今でも分からない

      昨日は1日中雨だった、冬から春に移り変わるために空は忙しそうだ。今日は曇りだけど風が強くて寒い。本当に春はやってくるのだろうか・・・そんな事を考えながら空を見上げていた。 もうすぐ3月、世間は旅立ちと別れの季節。職場や家庭でのメンツは大して変わらないのにこの時期になるとほんのり切なくなってしまうのはなぜだろう。きっと昔の事を少し思い出してしまうから。 24歳の冬、私は追い込まれていた。私は看護師になるために定時制の学校に入学して午前中は病院で仕事をし、午後から授業を受け夕

      • いつでも「あの時」の気持ちを

        幸せと同じくらい不安が襲う。 情緒不安定になると、いつも良くない現実を思い浮かべてしまう。 もしも、別の人生を歩むことになったら もし、思いが違っていたなら たくさんの「if」を並べていると不安が不信に変わっていく。子供のいない私たちにとっての別れは容易いものだった。私が「別れよう」と言えば、あの人は「分かった」というのだろう、想像できるから恐ろしい。結婚しても片思いのままみたい。 自分でもわからない  私らしくない 追いかけるほどつらいのに 居心地のいい隣はすぐそこ

        • どうでもいい悩み(4)

          細々と続けているこの「どうでもいい」シリーズ。不定期でやらせてもらっています。内容としては、夫婦のなんてことない日常をお届けしています。「どうでもいい悩み」では、こだわりの強い主人が最高のボディーバッグと出会い購入するまでのいきさつをつらつらと綴っていました。時をさかのぼること1年前、様々なお店に行っては要注意人物に認定されそうになるくらいの吟味を重ね、選考に選考を重ね、結局は買えず夏は終わりを告げました(笑) 秋、冬、春と季節を越えて再び初夏へ。 最近思い出したかの様に

        お母さんの手

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        • noハン会予習のためのまとめ
          4本
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          30本
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          31本
        • 仕事のあれこれ
          31本

        記事

          いつになったら本当の「優しさ」が持てるのだろうか

          感性がない 人として何かが欠けている、そう突き付けられたようだった。その人に私のすべてを分かってもらえているとは限らないけど思ったよりダメージは大きかった。あの人は○○がないなんて私には言えないし言いたくもない。できれば誰かのいい所をつかめるような自分でいたい。 全部わかっているつもりではない。それでも誰かのためになりたいとこれまでやってきた。泣いている人には寄り添いたかった、苦しみを半分にしたかった。今までの辛い経験をこの場所で活かそうと必死に誰かを励まして。 受け取っ

          いつになったら本当の「優しさ」が持てるのだろうか

          岐路

          時々思う この道で合っているのかと 生きてる中でさまざまな ターニングポイントがあって 右が左の分かれ道を決断して 進んでいる 振り向いても 後戻りはできない 現実は巻き戻せないから 沢山の後悔と反省がある 時には遠回りもした 1人として同じ順路ではない 恋に溺れた時 自分を見失った時 塞ぎ込んだ時期 面白いほど突き進めた時 進む歩幅も毎日違う 早足の日もあれば トボトボと下を向いて 重い足を引きずって 時には座り込む日だってある 無駄だったと思う時間が 案外意味

          育む愛を教えてくれた

          大好きな人と一緒になって今日で丸3年、記念日にするなら月始めがいいんじゃないと何の意味も込めず5/1に決定した。毎年ささやかに2人で祝っている、と言うか私だけで盛り上がっていた。 どうにも、彼は記念日にまるで興味がない。私が取り上げなかったら今日は他愛もない1日になってしまうところだ。 「今日は何の日か知ってる?」 そういつも意識付けをしていく。何かあるたびに記念日を作る私を煙たそうな顔で 「あれだろ、婚姻届出した日」 忘れてないな、良かった。いつもこんな調子。付き

          育む愛を教えてくれた

          言葉の裏側に

          「殺してほしい」 核心を突く鋭いナイフを当てられたようだった。こんなにも攻撃的な言葉を向けられたのは初めてで、どんな風に返していいのか分からない。 「殺すことはできません」 失笑を浮かべて苦し紛れの言葉・・・最低の言葉だった。 その言葉の裏にある「助けて」を蔑ろにした。 このNOTEで言葉の大事さ、重みを知っていた。それなのに いざ、自分の声から発する言葉にはこれっぽっちの重みをもたずただ自分を守るためのものしか生まれてこない。思っていることの数%しか言語化できない、

          言葉の裏側に

          昔の記憶が活きていく未来

          大人になって年月を早く感じるようになった、それは毎日が新幹線の様に猛スピードで過ぎていく。正月がたった数日前の時間間隔に、温かくなった風が春の季節を教えてくれた。 父親が亡くなってもう4ヶ月が経とうとしている。諸々の事務処理やお骨の埋葬場所など初めての体験が多く、人が1人居なくなる事がどれほど大きなものか思い知らされる。入院しながら1人で過ごしたのであえて葬式は行わなかった。私と上の弟家族で弔う形にした。私には1つ下の弟と9つ下の弟の3人兄弟、それぞれ家庭を持っている今では

          昔の記憶が活きていく未来

          嫌いになった記念日 ~#同じテーマで小説を書こう~

          貴方がこの家を出てもう3ヶ月。 「ただいま」 と家に帰る、嬉しそうに出迎える姿はない。同棲して1年経った癖はなかなか拭えないようだった。 2人分のご飯をよそって、食卓に持っていき向かい合わせに並べる。食べ始めて1人だった事に気づく。涙を混ぜながらご飯を口に頬張っていた前までの私、今では涙も出てこないや。 どうしてなんだろう 何がいけなかったのだろう ちょっとしたすれ違いは少しずつ溝が大きくなった。積もり積もった思いが「別れ」という決断に結びついてしまったのだ。 こ

          嫌いになった記念日 ~#同じテーマで小説を書こう~

          心を抱きしめて

          感情を文章にする それは簡単なようでとても難しかった。 形のない空気みたいなものは見た角度によって変わっていく。私の目にはどの様に映っているのか? 誰かには私色の言葉がゆりかごみたいな心地のいい音色になっているかもしれない。反対にナイフの様に触れば痛みを伴う凶器になっているかもしれない。受け取り方は千差万別だった。 文章を書きたい そう思う時は決まって黒い心に覆われている時。職場のあの人にまた意地悪されたとか、誰にも認められない不甲斐なさとか、パートナーと上手く行って

          心を抱きしめて

          目に見えないもの

          前の職場で働いていた時、朝から出社して帰るのは20時頃だった。自宅は近いのですぐに着くのだけれど、全精力を仕事に捧げ疲れ切って帰った私に残るエネルギーはなかった。 主人の方が早く帰る方が多く、疲れ顔の私を気遣うように 「今日は食べに行こうか」 とつぶやく。その言葉に主婦としての仕事が何一つできていない自分を後ろめたく思った。本当は先に帰って夕飯のにおいとともに笑顔で「おかえり」と迎える、それが私が理想とする家庭だった。子供のころから温かい家庭を夢見ていた分、叶わない現実

          目に見えないもの

          悔やんだ時間を笑い飛ばせるように

          たくさんの後悔がある。 あの時こうしとけば、どうして気が付かなかったのか。 いつも自問自答を繰り返す。 鬱になった時もそうだった。もっと早く危険信号を発していれば休職する事もなかったのに。考えをまとめるのに時間がかかる性分の私はいつも大事な事を後回しにしてしまう。今では復職しているけれど目に映る風景、感情は変わってしまった。昔は自分の感情に素直に行動していた、間違っていることは間違っているといえる人だった。今は間違っていても何も言えない、誰かの助言がないと行動できない人

          悔やんだ時間を笑い飛ばせるように

          どうでもいいこだわり

          久々のどうでもいいシリーズ、誰も待ってないだろうけど(笑)今日も晒していきたいと思います。 我が家に住んでいる大きくて可愛くない子供こと「主人」はこだわりの強い人です。こだわりが薄く生きれるくらい片付いている住まいとまぁまぁ美味しいごはんが食べれればいいと思うおおざっぱな私の決めるものには猜疑心でいっぱいのようで前よりも突っ込みが多くなっているようになりました。 最近、”それ、そんなに気になる所?”と思ったのが お米へのこだわり 前のNOTEで主人のご飯に対するこだわ

          どうでもいいこだわり

          見えないものと戦う日々 ~大事な事を見失わないように~

          コロナウイルス感染の流行によって私の職場環境は目まぐるしく変化している。100床ほどの小さな病院に看護師として働いている、毎週のように上司や重役たちの感染会議・・・方針がどんどん変わり入院している患者さんの環境も変化していった。 毎年冬から今くらいの季節はインフルエンザや多くのウイルスが活発に活動している期間。感染の状況により対策を行っているけど、今年はちょっと訳が違う。働く職員は勤務する前に体温測定を義務とし、37.0℃以上の職員は自宅待機、37.5℃以上の職員は速やかに

          見えないものと戦う日々 ~大事な事を見失わないように~

          永遠のライバル

          私が産まれた時からライバルであるその人は存在していた。 20年も私の先を生きている人、私の母親だった。 子どもの頃に思い描いていた母親像は学校から帰ると、割烹着を着て笑顔で「おかえり」と迎えてくれる。夕飯の準備をしながらも、今日の出来事を穏やかに「うん、うん」と聞いてくれる姿だった。昔から私の理想像をひとつも兼ね備えていない母。学校から帰ると、夜の仕事に出かけるための身支度をしている、話ができるのはたった5分くらい。必要最低限の話をするも化粧や髪のセットをしながら聞くのでち

          永遠のライバル