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姫崎ゆーの心に響いたnote

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noteの本棚の姉妹マガジン心の琴線にふれたnoteを追加していきます。
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#エッセイ

フシギ と言う勿れ / 降る雨は新しい雨か、それとも繰り返して降る雨なのか

フシギ と言う勿れ / 降る雨は新しい雨か、それとも繰り返して降る雨なのか

降る雨は初めて降る新しい雨か、それとも繰り返して降る雨なのか

フシギ と言う勿れ

密閉ガラス内が、液体や結晶(固体)へと様々に変化するストームグラス(気象計)を通じて、自分は雨を よりいとおしく考えた

メカニズムは異なる
(ストームグラスは、密閉したガラス内へ複数の化学薬品をアルコールに溶かし、天候による形状の変化を楽しむインテリア雑貨です)

密閉されたガラス内の液体は 澄んでいたり、曇っ

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常に追いかけられる人でありたい人

常に追いかけられる人でありたい人

対人関係苦手意識って、私ずっと苦手意識マンだったんです若いときって。30代くらいまで苦手でさ。30代からはむしろ得意に感じてたんだけど、それは仕事上とか、席がばちってきまってるときで、なんかフリー雑談みたいなのは苦手のままだったんだよね。
つまり私は根っから人と話すのが得意というかそういうんじゃないタイプなんだろうな、って。
で、そこで40代になって編みだしたのがインタビューって方式だったんですよ

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そうめん

そうめん

そうめんですが、そうめんなんですよ川崎さん。

ちょっと待って下さい山本さん。

いや実はですね、えー、そうめんなんですよ。

【きょうのレシピ】

やっぱり記事のタイトルとレシピは一致させた方が良いですよね。

これがですね、クックパッドのアプリで閲覧する事が前提なんです、ブラウザだと破壊力が落ちるんです。

創作大賞のレシピ部門で破壊力とか良い度胸だと自分でも思いますが、やっぱりレシピ作りも楽

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生きている実感がほしくて

生きている実感がほしくて

雨を聴く、雨を耳で、生きている実感がほしくて

2年前の夏
コロナウイルスに感染したわたしは、友達から聞いていた話とまるで違って無症状だった
毎朝保健所から健康観察の電話があっても
特にこれといった症状がない

ただ、ひたすら自室に隔離され
ウイルス感染した弟とそれぞれが2階にこもり
実家にはお風呂が1つしかないので
母に感染させないよう気遣いした

ウイルス感染より、ヒマ死にするかと思った

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エッセイ | noteで個人企画に参加するということ。企画への愛を語りたい。

エッセイ | noteで個人企画に参加するということ。企画への愛を語りたい。

 なぜ今なのかは自分でも不明ですが、偏見たっぷりに語ってみたいと思います。



はじまり

 わたしが自分で書いた文章を、恐れ多くも〝作品〟などと呼び始めたきっかけは、超ショートショートを書いたことでした。

 初めは自分で考えた〝お題〟で書きました。それに飽きてきた頃、知人から〝お題〟をもらうようになりました。
 それが楽しくなって、5作くらい出来上がったところでnoteにやって来ました。そ

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最近ハマっているもの

最近ハマっているもの

気がつけば6月。
こうしてあっという間に今年も過ぎ去ってゆくのでしょう。いやまだあと半分あるけどさ。

今年に入って先月までの5ヶ月間、私個人的に職場でのゴタゴタに翻弄され続け、結構消耗して気付けば体重が5キロダウン、そこから2、5キロ戻りまして、ここでストップしてこのままの体重を維持しようと思っています。

以前より少しお腹周りと二の腕がスッキリしたので、ファッションも楽しくなりました。流行りの

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【料理エッセイ】めちゃくちゃ美味しいクッキーを教えてもらったよ! 大阪・豊中『BUN(ブン)』 全国各地の催事でも大人気とか

【料理エッセイ】めちゃくちゃ美味しいクッキーを教えてもらったよ! 大阪・豊中『BUN(ブン)』 全国各地の催事でも大人気とか

 本好きな友だちがいる。

 彼女のセンスは間違いなくて、ランチで連れて行ってくれたお店は最高だったし、そのとき、オススメしてくれた『成瀬は天下を取りにいく』は後に本屋大賞を取るほど完璧に面白かった。

 半年ほど前、そんな彼女がやたら、

「大阪の豊中に美味しいクッキー屋さんがあるの」

 と、絶賛していた。 

 意外だった。「美味しいケーキ屋さん」とか、「美味しいパン屋さん」とかは聞いたこと

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小学生が一人カラオケ?🎤

小学生が一人カラオケ?🎤

金曜日の夜、
娘のチビ子(10歳)と2人で外食しようか、
ということになったけれど、
チビ子が前からカラオケに行ってみたいと
言っていたのを思い出して、
カラオケしながら食べようかと言ったら
チビ子は大乗り気で、早速出かけた。
チビ子、人生初カラオケ🎤
私はもうカラオケは卒業したはずだったので、
約18年振り⁈

部屋に入ると急に恥ずかしがって、
「ママ先に歌って、お手本見せて〜」
なんて言い出

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小説: ペトリコールの共鳴 ③

小説: ペトリコールの共鳴 ③

←前半

第三話 ネズミへのわずかな恩を
沈痛と悲愴を抱き合わせた冬から、
若葉が目に優しい5月になった。時は疾走する。

「子どもの日か…」意識したのは何十年振りか。
今年は祝ってやりたいがケーキを食わすのも戸惑い、子どもの日と言えば兜や鯉のぼりだが高額な物を買ってやるだけの金はない。

俺は大きな損失を出す寸前に助けられた。
体長がわずか20センチ足らずのキンクマハムスターは、たった1匹で俺を

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暑さが胸に刺さる

暑さが胸に刺さる

炎天下に溶けゆく影
猛暑が肌に刺さる

浜辺で聞こえる子どもたちの笑い声
夏ならではが 気持ちを満たす

あさがおが鮮やかに咲く
ここにも夏ならではの美しさが溢れる

海に広がるきらめき

遠くで聴こえる船の汽笛
音が思い出を運ぶ

海鳴りの音 波打つ心を奪われる瞬間
切なさがわたしを揺さぶる

「嫌いな人のようになりたくない」

過剰なエネルギー配分を置いている

暑い日差し
夏に溶け込む甘い罠

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わたしのお気持ち表明

わたしのお気持ち表明

金魚鉢 捨て鉢 やけっぱち
ヤケのヤンパチ日焼けのナスビ
色は黒くて食いつきたいが
あたしゃ入れ歯で歯が立たないよときた

金魚鉢のお題で、映画「男はつらいよ」
寅次郎のセリフが出てくるほど
わたしは自分の『お気持ち表明』を抑えているつもりになっている

お気持ち表明をしたら
「あら、アタシへの名指ししない揶揄?」となり
『お気持ち奴隷』を作りそうで
他人へ気遣いさせるのもメンドクセー

現在、創

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歌うたいのバラッド 斉藤和義
作詞•作曲:斉藤和義
コード譜:ガズ
アレンジ:ちゃりれれ
BGM:FM
SE:由美(仮名、長女)の生活音、車の通行音


カポタストが届く前に録ったので、苦肉の策で途中でオクターブ下げてます
デス声?ですか?やっぱりね……
張り上げたら出ないことはないけれど、以前「守ってあげたい」のときに「やけくそみたい」とコメントをいただいて、聴き直してみると
本当に「やけくそ」

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小説: ペトリコールの共鳴 ②

小説: ペトリコールの共鳴 ②

←前半                  

第二話 一途に相手を想い過ぎ
布団から顔を出すのが、昨夜から愛羅に変わった。

キンクマが死に、俺は掌に乗せて涙を流すと、
「ネズミなんて汚い」
愛羅はキンクマをトイレに流してしまった。

「タツジュンさん、あなたは洗脳されてます。
動物は畜生です。ペットの葬式は搾取ですよ。
こうして自然に還すのが、普通で
真っ当な人間がするべきことです」

今朝まで

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今を生きるだけ

今を生きるだけ

初夏の蝶が舞う

風の強い空を舞う

しみじみ思う

不思議に思う

見えないが視えるとか

分からないが分かるとか

頭が良いとか

自称繊細だとか

頭が良いなら人を活かす

感性が繊細なら人を活かす

誰しも霊が本質なのに

霊が見えるとかと恐れを植えつけて商い

金があるとか人脈がどうとかと商い

地位が偉いとか何だとかと誇って商い

過去がどうとか

未来が分かるとかと商い

どうでも良

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