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エッセイ | noteで個人企画に参加するということ。企画への愛を語りたい。

 なぜ今なのかは自分でも不明ですが、偏見たっぷりに語ってみたいと思います。

はじまり



 わたしが自分で書いた文章を、恐れ多くも〝作品〟などと呼び始めたきっかけは、超ショートショートを書いたことでした。

 初めは自分で考えた〝お題〟で書きました。それに飽きてきた頃、知人から〝お題〟をもらうようになりました。
 それが楽しくなって、5作くらい出来上がったところでnoteにやって来ました。そしてnoteには様々な「企画」があることを知ります。

 そうしているうち、気のいい方から誘っていただいて企画に参加し始め、そこからその魅力にはまっていきました。

 どんな企画に参加したかというと、たらはかにさん主催の〝毎週ショートショートnote〟、山根あきらさん主催の〝青ブラ文学部〟、そして小牧幸助さん主催の〝シロクマ文芸部〟です。主にこの御三方の企画にお世話になりました。

 noteを始めて一年ほど、わたしの投稿するものの半分くらいは企画のお題で書いたものだったと思います。なので、多投稿になった時期もありました。
 そして今はどうかというと、あまり参加していません。
 それは何故か。自分の中で自然と生まれてくる〝書きたいこと〟に向き合うのにほとんどの時間を割いているからです。

 現在のわたしは、今後中編~長編に育つかな?    というものをいくつか同時に書いています。だけど、最後まで形になるか正直わからない、中途半端な物語たちです。正直、あまり情熱はありません(加えて、今は話をまとめるだけのアイデアも体力もないことを自覚しています)。だけど、この作業はあえてやっているのです。

 以前から、「自分の思考の中に、ある一定時間じっくり漂わせて、放置しておくような物語をいくつか持っておきたい」という願望があったからです。
 つまり今は、深く考えずに、成長するかどうかわからない〝話の種〟と遊んでいるのです。この、〝遊ぶ時間〟を作りたかったのです。(この必要性については検証中)

 noteのお題に積極的に取り組んでいた頃はどうかというと今とは真逆で、お題を見たときに閃いたインスピレーションですぐさま書き出し、なるべくスピードを意識して投稿していました。早さを重視することに特に深い意味はありません。ただ興奮していただけです。

 だけど、これをやり続けた結果、当たり前ですがたくさん物語が生まれて、たくさん文章を書く経験をしました。
 同じお題に取り組む仲間ができ、読み合う楽しさを知りました。noteにいることにはまりました。

わたしがお世話になっている企画の特徴と良い点。(青豆個人の感想です)

◯毎週ショートショートnote
 410字になるべくぴたりと収めて、その中でオチをつける練習ができます。お題が〝非日常ワード〟なことが多いので、頭の体操にもってこいです。アイデア豊富な参加者の皆さんの作品を読んで、「なるほど!」を得られます。(ナンダソレ)

◯青ブラ文学部
 主催者の山根さんの胸をお借りして、ちょっとふざけてみたり、偏見たっぷりに語ってみたりと、多彩に色んなアプローチで文章を楽しめます。たまに攻めたお題が発表されるので楽しいです。

◯シロクマ文芸部
 なるべく真面目に小説(作品)を書こうという気を起こさせてくれます。部の醸し出す雰囲気が美しいので、汚したくないのです。そして、参加している皆さんの作品が素晴らしいので勉強になります。


    わたしがなぜこのような記事を書いているかというと、「企画で書くものにオリジナリティを感じられない」という意見があると小耳に挟んだからです。


    ……どういうことだ。


    ↑    青豆、心の声


 オリジナリティしかない。
 書くもの、書く人はそもそもオリジナルでしかない。何を書いたって被るはずない。(丸被りはありえないということ)

 だから全然大丈夫。
 もし、そういうネガティブな意見に惑わされる方がいらっしゃるのであれば、気にせずばんばん書いて、己を満足させましょう。
 これを言いたかったのかもしれないです。

 noteに〝文章修行〟に来たと仰られる方をたまにお見かけします。そういう目的もあるんだな、と思うと同時に、わたしにとっては企画に毎週参加していた期間は、今思えば修行になっていたのだろうなと思います。(今は修行の仕方を変えました)
 企画に参加するということは、noteでストイックに書きたい時期の方にとって、とても相性がいいと思います。

企画選びに迷ったら……


    三羽烏さんのnoteを訪問すると見つかります。開催中の企画を毎日紹介してくださっています。


書くことに迷ったら……


    もはや大通りになりつつありますが、noteの路地裏「なんのはなしです課」に回収されてください。
なんのはなしですか、と自分にツッコミをいれるだけで、誰かしらは読んでくれます。



まとめ

    この記事では、企画参加をきっかけにnoteに居場所を作ったわたしの、「個人企画」への愛を叫んでみました。

    偏っています。
    だけどわたしは、偏ることが大好きなのです。





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