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皆さんの「なんのはなしですか」

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万能タグ「#なんのはなしですか」を使用した記事を回収しています。集まった報告を毎週月曜日に「なんのはなしです課」通信として紹介しているエンターテイメントです。自分の記事が一つもな…
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記事一覧

わたし ジンジャー サンパイヤー

わたし ジンジャー サンパイヤー

タイトル詐欺でしょうか。
なんのお話でしょうか。
私は神社を参拝します、の意味のつもりです。

自転車移動の途中で時間があれば神社にお参りしてます。
理由は特にないんですが、行き始めたら素通りできなくなってしまい。
よく行くのがおそらく地域の一の宮の神社。
いまの時期「茅の輪(ちのわ)くぐり」の大きな輪っかが飾られています。

「茅の輪くぐり」は「夏越の祓(なごしのはらえ)」という行事で使われるも

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ラムネの音 #シロクマ文芸部

ラムネの音 #シロクマ文芸部

ラムネの音 プシュッ シュワシュワ 炎天下二人で飲んだ夏思い出す

ラムネの音
プシュッ シュワシュワ
炎天下
二人で飲んだ
夏思い出す

せっかちな
きみの瓶から
吹き出した
冷たい泡と
狼狽えた声

思い出を
一気に飲み干し
ビー玉が
瓶で転がる
ラムネの音

こんにちは。
ラムネを飲んだのは小学生くらいの頃で、それ以降は飲んだ記憶がない羽根宮です。
でも最近、家の近くにできた隠れ家的なおそば

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【旅の日記】愛知・岐阜③岐阜のご当地グルメ

【旅の日記】愛知・岐阜③岐阜のご当地グルメ

愛知県犬山市から岐阜市へ。
宿は岐阜駅近くのビジネスホテル。
夕食は岐阜駅前で郷土料理も提供している居酒屋「蛍(けい)」さんへ。
もっさりが昔、このお店に来た事があるらしく、案内してくれました。

ここで岐阜のご当地グルメを頂くことに。

注文はタブレットでするスタイル。
タブレットをフリックし、何を注文するのか吟味する。

※以下の会話は も:もっさり む:むくみ

も「何でも好きなもん頼みや。

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レターオープナー

レターオープナー

私が独自で購入したもので、家内が重宝がり、主に使っているものがいくつかあるのだが、そのうちのひとつが、レターオープナーである。

家内には、やたらに郵便物が届く。持ち帰り仕事で、一気に100通くらい持ち帰ってきて、ひたすらこのレターオープナーを使い、開封していく。

そして、山のように出てくる書類にパンチで穴を開けてファイルにまとめ、なにやら下準備をして書き込み、分類してそれを事務所にまた、持って

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YAKUSOKU

YAKUSOKU

いつものように息子を駅で拾い、 
家まで車を走らせていた。

リリリンリリリンリリリン

携帯の着信音。

夕方のこの時間帯は
女たちは忙しいので
電話は珍しい。

車を路肩にとめて
電話に出る。

「今、家におる?
 おったらちょっと来てほしい。」

なんだお隣のおばあちゃんだ。

「もうすぐ着きますので、ついたら  
 ピンポンしますね。」

玄関扉を開けると
おばあちゃんが立っていた。

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なんのはなしですか。【長編小説】11

なんのはなしですか。【長編小説】11

 榎本はなんとか手に入れたコーヒーを片手に店を出る。脇にある喫煙スペースでコーヒーを一口飲み、煙草を吸った。あぁ、美味い。榎本は徐々にその落ち着きを取り戻した。
 ただコーヒーを飲むだけに、こんなにも手こずるとは。そう思いながら路地裏へ向かう。

 今日は平日、それに今は日中だ。もしかするとあの女性も、またスタバのコーヒーを飲みながら開店準備をしているかもしれない。共通の話題に心を躍らせていると、

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公園より次男が帰宅。全身ずぶ濡れ。あの公園には砂場があり、スズメが砂浴びするのをみたことがある。砂場にできた小さな窪みはスズメの砂浴びの跡だったことを知った。今日私は新たに知った。あの公園の砂場では雨の後小学生が泳ぐ。水着来ていけ!水着はパジャマじゃない!公園に来ていくものだ。

クラブをみんなで貸し切りたい夢がある

クラブをみんなで貸し切りたい夢がある

 
クラブとはあれです、部活じゃなく、放課後ライティング倶楽部でもなく、踊るところ。ディスコ的な。クラブぅ↗︎ってイントネーションのところ。がんがんに音楽がかかってて、なんかいかがわしい雰囲気の箱です。
 

そこでね、たとえば放課後ライティング倶楽部のメンバーさんとか、今回のライランナーさんとかね、みんなで集まってハシャぎたい。
 

クラブに行ったことはありますでしょうか。経験が無い人もいると

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美容室の会話の変遷

美容室の会話の変遷

昨日髪を切りにいった。
いってみてびっくり、
かなり久しぶりだった。

行かなかった間の話をしていたら、
美容師さんのお母さんが
検査して、入院して、退院してた。
その間の家族の様子なんかも話してくれた。

私もそんな話をぽつりぽつり聞いてもらったことがある。
今度は私が聞く番だ。

15年。

15年通っている。

いつの間にかごく当たり前に
こんな話をできるようになっている。

ずっと通いたい

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羅生門(うろ覚えバージョン)

羅生門(うろ覚えバージョン)

下人は羅生門で雨宿りしていたと思う。何か仕事が無くなってヤバなったんでどうしようか?と思ってたら急に雨に降られた?そんなん。

(何かキモいわココ…盗賊に盗られるモンも無いけど危険やな)
下人は戦乱や流行り病で都に屍人が溢れている事を普通と思っていた。
皆今日を生きる食糧も無く、念仏も助けにはならない。
赤黒い鴉は肥え太るがそれを狩る体力もやる気もない。
やる気が無いのはもう生きる気がないのだろう

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自由のための覚悟

自由のための覚悟

今朝、我が家にしては珍しく
テレビがついていた。

ニュースキャスターが
富士山の弾丸登山を抑止するため
山梨県側の登山口を午後6時から午前3時の間通行止めとし、また混雑緩和のため登山の予約システムが導入されることを告げていた。

ご来光目的の弾丸ツアーは
どうも危険なようだった。

しかし、である。
山に入るのに予約…。
そして登山とは
もともと危険なものだ。

そんな高い山
登ったことないけれ

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勉強が気分転換になる日が来るなんて、思ってもいませんでした!

資格試験のお勉強が、息抜きになっているソウ マチです☆

お勉強が気晴らしになる日が来るなんて、想像したこともありませんでした……。ウソでしょ……(ウソじゃない)。先日から登録販売者のお勉強をコツコツしています。お薬に関する試験ですから知らないお薬の名前がアホほど出てくるし、法律の難しい語句もたくさん! 「知らないよぉ~! 聞いたことナイよぉ~! おぼえられないよぉ~!」泣きながらお勉強していたの

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【短編小説】不思議な喫茶店に訪れる転機

【短編小説】不思議な喫茶店に訪れる転機

〜前回までの作品は、こちらからどうぞ〜

再スタートの地で、来る日も来る日も待っていた。
いつかきっと、この街の誰かが気づいてくれるはずだ。

私が導かれた時のように。

そう思いながら過ごしていたら、気づくと3ヶ月も経過していた。

まるで、なんらスタートする前と変わらない。
コーヒーを淹れることが、上手くなったことを除いては。

そんなこの店にも、唯一来てくれる客がいる。

ただ、いつ来るか分

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「エッセイ」美女はおならをしないが、超美女は、おならをする

「エッセイ」美女はおならをしないが、超美女は、おならをする

以前にも、サラリと書いた私の親友、超美女Kちゃん。
彼女は美女ではなくて、超美女だ。
だからかもしれない。
果てしない天然女である。

例えば、現在お付き合いをしている彼が「しいたけ」好きだと聞いて、自宅で「しいたけ鍋」を作ったKちゃん(可愛い、意外に超美女は尽くすタイプ)
ところが、どれだけ食べても肝心の「しいたけ」は出てこない。彼氏は恐る恐るたずねた。

「Kちゃん、しいたけ鍋なのにしいたけ入

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